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市川稔の米(マイ)情報

コイン精米

米の生産、流通の改革が進みつつあります。いよいよ生産の方に入って行きますが、実態はどんどん進んでいます。法律や制度とは常に実態の追認に過ぎないのです。そこに大きな違いがあります。

約10年前に食管法から食糧法になって、計画流通米と計画外流通米という言葉が出たときには、思わず笑ってしまいました。

自由化して行く過程に、計画流通とは何事かと・・・。

案の定、その言葉は消滅しました。今度は、民間流通米ですね。

実態は常に先行する!

コイン精米所がそれを証明しています。

日本人は、カイゼンの名人ですから、とどまることなく、機械もどんどん進化して行きます。

小生は、経営する会社で、コイン精米機の開発・販売もしているし、コイン精米所の経営もしています

ですから、肌で感じています。

実態より遅れているのは、当事者である、米屋や米問屋だなぁーと。



社会より遅れているのが政治家であることに似ています。

東京都内のような、田んぼがまったくないところで、月に10トン、あるいは20トンも精米される実態があるのです。

それだけ玄米で、しかも30kg袋で流通しているのです。

ネットでの取引も急増していますね。

前に、新潟燕市の経営者の言葉を紹介しましたが、伸びている分野と取組まないとダメですね。

米流通で言えば、ネット売買であるし、コイン精米であるわけです。

写真のコイン精米所は、無洗米(乾式)にも対応したモデルです。

これを経営する会社は約120台も展開していますが、今年60台新設するそうです。

えらいこっちゃ





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