1970年代や1980年代にアメリカに行った時にマクドナルドなどのファーストフードやスーパーで販売している肉や牛乳あるいはソフトドリンクなどがあまりに安いので驚いた。
収入がそこそこあり物価が安ければ生活は豊かさを感じる。
しかし、現実はそうはならない。(後から分かったことだが)
日本製のファーストフード(またはファストフード)(英: fast food)(略:FF)の代表格は牛丼だろう。
持ち帰りのFFの代表格はおにぎり(おむすび)でしょうか。
かつて業界トップだった吉野家。
牛丼(並)を380円から280円(税込)に値下げ。
キャンペーンではなく値下げだ。
安いね。
安すぎでしょ。
msn
これで、すき家と松屋に並んだ。
吉野家は牛丼の売上比率高い。
これで勝負という感じですね。
すき家、松屋は定食など他のメニューが多い。
牛丼値下げは、
アメリカ産の牛ばら肉が安く入るということも後押し。
為替が円安になっているので逆風も。
主要食材はコメとばら肉ですね。
コメの値上りが経営を圧迫している。
(牛丼各社はこの先コメの調達価格が安くなることを見越している)
既存店売上はどのチェーンも苦戦しています。
自社のことだけ考えれば「値下げして集客する」と判断してしまう。
競合は同じ牛丼チェーンだけではありません。
コンビニも最強のライバルでしょう。
なにせ、店舗数が違う。
客数を増やして行くというのは現実的ではないと思うのだが・・・・・・・・・
さて、どういう結果になるか?
一方、日本マクドナルドは値上げに動いた。
主要食材はほぼ100%輸入なので円安の影響をもろに受けている。
NHK
値下げと値上げ。
果たしてこの結果はどうなるか?
消費税アップが来年と再来年続きます。
末端の競争はこのように厳しい。
小生の会社も「おむすび屋」をやっています。
価格には敏感ですが大手とは一線を画す戦略。
それは「美味しさ」でしょうね。
そこがしっかり出来ていなければ戦いの渦に飲み込まれてしまう。
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