政府(役所)を向いて仕事をしてきた業界だからね。
米生産現場になれば一層その思いは強くなる。
まずは、生産から消費までのモノの流れが変わりました。
作る人、集荷する団体、政府、卸売会社、小売店、ユーザー・消費者
こんな垣根がまったく無くなったのにいまだに「自分の頭の中」で「垣根」を作っている。
中途半端に政府の役割を残しているからふんぎりがつかないのだ。
お客様はどこから買うも自由。
作る人も原則作ってOKなんですよ。
いろんなからみがあるから作らない人多いけど。
販売会社も悲惨な状態ですな。
卸会社は付加価値付かないし、
小売店は業務用に特化したか、一部卸業務にしたところが生き残り、
小売であれば玄米販売量り売りの店だけだろうな。
直接流通が出来るのにやろうとしない。
もっとも、変える勇気のある人はすでに変えたね。
でも大半は変わっていない。
JAは不良債権化するのが怖いし、
米会社は在庫リスク抱えたくないし。
そうして「なにもしない」うちに世の中すっかり変わってしまうのだ。
生産者のJA離れ、JAの全農離れ、卸会社の全農離れ。
離れじゃなくてそれが正常なのです。
既存産業、既存店は軒並み前年割れが続いています。
わたしの会社でも例外ではありません。
既存客だけならとっくに会社無くなっています。
お客様を増やしていかねばなりません(増客)
お客様を変えていかねばなりません。
商品を買えていかねばなりません。
やり方を変えていかねばなりません。
しかし、経営に対する考え方「経営理念」は変えないようにしなければなりません。
夕張のことを他人事と思って笑っているが(夕張の人すいません)変われなかった断末魔であると友人がメールで書いてきました。
産業構造が変わればそれに合わせなくちゃ。
消費構造が変わればそれに合わせなくちゃ。
経済がグローバル化したのであればそれに対応しなくちゃ。
国内産業は全体としては益々減るだろうからそれに対応しなくちゃ。
打つ手は無限です。
そう思って元気を出して!
明るく楽しく前向きに
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杉村 敏夫
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