市川稔の米(マイ)情報

独自ブランド・独自技術

町田商工会議所の会合がありました。

会員は市内の中小商工業者が中心です。

会員は4000社以上いますが、新規入会よりも退会の方が上回っている現状です。毎年200社以上が退会するそうです。

退会理由は廃業とかが多いようです。

町田は人口40万人を超え、市全体から見れば発展していますが、

中小零細業者は大変厳しい

商業の世界では、チェーンストアがどんどん増え、個人商店が圧迫されています。

工業では、外国へのシフトが進み、国内での仕事量が減り、単価も下がったということでしょう。

そんな中、頑張っている業者もいます。

それは、

商業の世界では独自ブランドを確立しているところですね。

店のブランド、商品のブランド、

誰でも知っているメーカー品(ナショナルブランド品)を問屋から仕入れて並べているだけではチェーンストアに勝てません。

一番差別化を図れるのは、製造直売です。

工業の世界も同様です。

工作機械があれば、同じような部品はできるわけですから、単価の競争になります。

製造業は、均一な品質、単価、納期といったものが重要ですが、

独自技術がなければ、コスト競争が第一になってしまいます。

小生はいつも云っていますが、

強い経営体を維持するには、差別化が必要なわけです。

ブランド

技術

サービス


わが社の強みと弱み。


経営とは「変化対応業」でもあります。


中小零細経営者の一番の問題は、

作業の中心を経営者自身が行っていること。

日々の作業(あえて仕事でなく作業と云います)をこなすことが仕事と思っている人が多いのではないでしょうか?

世の中の動きを勉強する時間もない、

気持ちにゆとりもない、

サービスを提供する側なのに、一流のサービスを受けて研究する時間もない。

金もないと言うかもしれません。

独自ブランド・独自技術を磨いて欲しい。


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コメント一覧

hirosi
忘れていました
いつもお世話になっております。先日、メールで質問したことの答えがここにあるのかなという気がしました。私たち農家は、製造直売の出来る。自分ブランドが作れる業態なんだ。人並みに仕事をこなそうと思うから先が見えなくなるんで、人と違う何かを訴える続ける努力なくして経営の存続あり得ない。それが当たり前の商売である事を胸に刻んでおこう。でも時々多忙を理由に忘れてしまうんです。
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