"Winny" というファイル共有ソフトウェアは、日本の大学院生・菅沼 剛士が開発した、P2P (peer-to-peer) ファイル共有ソフトウェアのことです。2002年にリリースされ、日本国内で広く使用されましたが、著作権法違反による問題やセキュリティ上の問題が指摘され、開発者が逮捕されるなどして、現在ではほとんど使用されていません。Winnyは、ファイル共有において暗号化技術を採用していたため、ユーザーのプライバシー保護にも関心が寄せられていました。しかし、違法なファイル共有に利用されることも多く、その問題が指摘されることになりました。