番外編：豚足の巻

異常気象で３２度もあったソウルからヘロヘロで帰ってきた私に試練に次ぐ試練が待ち受けていた・・・そう、それは豚足バサマ（実母：７４歳）。。。いつにない殊勝な面持ちでそっと出したデカいポーチまぁっ、それはバサマが命よりも大切にしている貸金庫鍵＆通帳＆商品券入りのポーチぢゃあないのぉぉ～～～　うっすら微笑んでしまう私の前にツ－ット差し出したむくみにむくんだ２本足・・・
　　　　それは豚足　
まぎれもない豚足であった・・・で、「ナニかね？」と問う私にこう言った。
「お母さん、こんな足になっちゃって・・・グスッ・・・尿毒症だと思うの。明日、病院に連れてってちょうだい。もう、ココへは帰って来れないと思うから・・グスッ・・後のことは頼んだからぁぁぁ」

・・・おしっ、バーキン買おう・・・

そして市立病院で待たされること１時間半バサマは涙声で先生に病状を・・・
「あっ、水の飲み過ぎね。お薬出すわっ」byドクターＭ氏。。。
ワタシは→　　バーキン、バーキン・・・すでに涙声

「あんたっ、なんでも食べなっ。お母さん、おごっちゃうよっ。帰ったらあのポーチすぐ持って来なっっ」　＠寿司屋

すっかり元気を取り戻したバサマは今、ドクターＭ氏の悪口で大忙しである。
「ったく、Ｍ氏のやつ。私の足を見もしなきゃ触りもしなかった。ちゃんとお風呂入って行ったのにさぁ」・・・そういう問題かね　　
利尿剤が効いて１０分おきにトイレに駆け込むバサマ、悪口も途切れ途切れであ～る