高速船が就航になって1ヶ月。
利用する度にワクワクしてしまいます。
まるで、旅行気分!
それに、長年の問題も一挙に解決しました。
私はツアーセンターの仕事の他に、鳥羽市社会福祉協議会の依頼で『船内介助ボランティア』を行なっています。
『船内介助』とは、離島からデイサービスを利用するために本土にいらっしゃる高齢者の見守りや介助をすること。
毎日、離島に住む高齢者がデイサービスを利用するために答志・桃取・菅島・坂手から市営定期船を利用して鳥羽に来ています。
その数、1日に8名前後。
基本的には、港では車から船までは各事業所の職員が担当。
船の乗り降りは船員さんが介助してくれますが、
我々ボランティアは、人数が多い時の手伝いや、乗船中の見守りを担っています。
私は毎週金曜日の坂手便の16時30分発(帰り)を担当。
週に1回。1時間弱のお手伝いです。
(他のボランティアは、島内介助をしたり、週に何日も担当したりと、もっと多く活動しているのに比べて、ちょこっとしか手伝っていないワタシです)
私の担当は今のところ計5名。そのうち3名は移動には車椅子を利用しています。
従来の市営定期船の構造は、キャビンには階段を5段ほど下って入る構造。
車椅子の人は中央の出入り口付近の荷物置き場に居るしかありませんでした。
また、船内介助が1名なので、車椅子以外の方でも、荷物置き場に補助椅子代わりに置いてある車椅子に座ってもらって、
なるべく皆を見守れるようにしていました。
そこは、安定も悪いし、空調の調節も不十分なので、お年寄りにはあまり良い環境ではありませんでした。
また、お盆や年末年始の荷物が多い時期には場所の確保もままならない事もありました。
しかし、今回私の担当の坂手経由菅島行きがバリアフリー船になったお蔭で、
長年の問題も一挙解決!
①乗船は不安定な簡易スロープから、備え付けの手すり付きスロープになりました。
②キャビンはフラットなので、座席に着席してもらうことがきるようになりました。
③車椅子専用スペースができたため、車椅子の人も安全に乗船できるようになりました。(波の荒いときには、固定も出来ます)
④手すりが跳ね上げ式なので、移乗できる人は車椅子を横付けして座席に座ることができるようになりました。
⑤空調が安定しているので、今まで風を遮るようにして乗船していた人も身体の負担が減りました。
⑥トイレが車椅子対応仕様。清潔で安全に利用できるようになりました。
そして、利用してみてつぐづく感じ、良かったなーと思ったこと。
⑦エンジン音が格段に静かなので、みんなと無理なく会話ができるようになりました!今までは耳元で大きな声を出さなければいけなかったので、1対1でしか通じず、しかも会話も弾みませんでしたが、
これからは皆でコミュニケーションが取れます。
これは本当に嬉しい事です。
また、就航式以降、いくつか提案させてもらった事にも鳥羽市定期船課は即座に対応してくれました。
その一つが、デイサービス利用の方々のために、その時間帯は優先座席を確保しておいてもらうというのも。
提案をした数日後には、このような案内を作って、座席の上に置いてくれるようになりました。
定期船課の素早い対応。
これは鳥羽市のバリアフリー対策として誇れるものだと思います。
本当に感謝です。
バリアフリー船は今のところ1艇なので、その恩恵に預かることのできる島民はまだ一部ですが、
来年にはもう1艇バリアフリー高速船が就航予定!
それにより島民が便利になり、また多くの観光客が離島に訪れるようになれば良いですね。
利用する度にワクワクしてしまいます。
まるで、旅行気分!
それに、長年の問題も一挙に解決しました。
私はツアーセンターの仕事の他に、鳥羽市社会福祉協議会の依頼で『船内介助ボランティア』を行なっています。
『船内介助』とは、離島からデイサービスを利用するために本土にいらっしゃる高齢者の見守りや介助をすること。
毎日、離島に住む高齢者がデイサービスを利用するために答志・桃取・菅島・坂手から市営定期船を利用して鳥羽に来ています。
その数、1日に8名前後。
基本的には、港では車から船までは各事業所の職員が担当。
船の乗り降りは船員さんが介助してくれますが、
我々ボランティアは、人数が多い時の手伝いや、乗船中の見守りを担っています。
私は毎週金曜日の坂手便の16時30分発(帰り)を担当。
週に1回。1時間弱のお手伝いです。
(他のボランティアは、島内介助をしたり、週に何日も担当したりと、もっと多く活動しているのに比べて、ちょこっとしか手伝っていないワタシです)
私の担当は今のところ計5名。そのうち3名は移動には車椅子を利用しています。
従来の市営定期船の構造は、キャビンには階段を5段ほど下って入る構造。
車椅子の人は中央の出入り口付近の荷物置き場に居るしかありませんでした。
また、船内介助が1名なので、車椅子以外の方でも、荷物置き場に補助椅子代わりに置いてある車椅子に座ってもらって、
なるべく皆を見守れるようにしていました。
そこは、安定も悪いし、空調の調節も不十分なので、お年寄りにはあまり良い環境ではありませんでした。
また、お盆や年末年始の荷物が多い時期には場所の確保もままならない事もありました。
しかし、今回私の担当の坂手経由菅島行きがバリアフリー船になったお蔭で、
長年の問題も一挙解決!
①乗船は不安定な簡易スロープから、備え付けの手すり付きスロープになりました。
②キャビンはフラットなので、座席に着席してもらうことがきるようになりました。
③車椅子専用スペースができたため、車椅子の人も安全に乗船できるようになりました。(波の荒いときには、固定も出来ます)
④手すりが跳ね上げ式なので、移乗できる人は車椅子を横付けして座席に座ることができるようになりました。
⑤空調が安定しているので、今まで風を遮るようにして乗船していた人も身体の負担が減りました。
⑥トイレが車椅子対応仕様。清潔で安全に利用できるようになりました。
そして、利用してみてつぐづく感じ、良かったなーと思ったこと。
⑦エンジン音が格段に静かなので、みんなと無理なく会話ができるようになりました!今までは耳元で大きな声を出さなければいけなかったので、1対1でしか通じず、しかも会話も弾みませんでしたが、
これからは皆でコミュニケーションが取れます。
これは本当に嬉しい事です。
また、就航式以降、いくつか提案させてもらった事にも鳥羽市定期船課は即座に対応してくれました。
その一つが、デイサービス利用の方々のために、その時間帯は優先座席を確保しておいてもらうというのも。
提案をした数日後には、このような案内を作って、座席の上に置いてくれるようになりました。
定期船課の素早い対応。
これは鳥羽市のバリアフリー対策として誇れるものだと思います。
本当に感謝です。
バリアフリー船は今のところ1艇なので、その恩恵に預かることのできる島民はまだ一部ですが、
来年にはもう1艇バリアフリー高速船が就航予定!
それにより島民が便利になり、また多くの観光客が離島に訪れるようになれば良いですね。
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