以前からトランジスタ技術(1991/7)で紹介されていたインサーキット導通テスタを愛用していた。 これは無安定マルチバイブレータを利用したもので、測定時に0.6V以上の電圧が印加されないため、ICを利用した回路の導通のチェックに便利に使用していた。
ただ電源の切り忘れることが時々あり、また少々古くなってきたため、elmさん(http://elm-chan.org/works/cch/report.html)が作成されていた自動OFF機能のある導通チェッカー(Attiny13Vを使用)を作成することにした。
開放電圧は約0.6V、短絡時0.12mAで、測定部分の電圧をADコンバータで測定し結果により圧電ブザーを鳴らす構造。基準電圧1.1vを10bitで変換するので、約1mV単位で音を変えるようにしている。
入手の関係でAttiny13Aを使用。(Attiny13VはAttiny13と比較して低消費電力のようだが、Attiny13Aなら遜色ないようだ)
特記事項 ブザーの音程部分は以下のようになっている。電流が約0.1mAなので10ohmで約1mV。 なのでコメントが間違っていて、それぞれ0〜10, 10〜20、20〜30、30〜40、40〜50ohmじゃないかと思っていたが、 ノイズを考慮すればこうなるのかと納得。
SYSCLK / 4000, /* 0..5 ohm */
SYSCLK / 2640, /* 5..15 ohm */
SYSCLK / 1742, /* 15..25 ohm */
SYSCLK / 1150, /* 25..35 ohm */
SYSCLK / 760 /* 35..45 ohm */
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