61 蓑虫をぶらさげてをり枯木立 疏水
60 小春日や手持ち無沙汰の女郎蜘蛛 豊春
58 菊の香や月夜ながらに冬に入る 子規
57 賞め上手喜び上手の焼く秋刀魚
56 秋の暮貧の一葉新札に
55 祓はるる新車百台神の留守 直文
54 火の恋し写経の筆を洗いけり 正太
53 声のして姿の見えぬ大花野 章子
52 餌台に貴賎強弱小鳥来る
51 秋晴れのどこかに杖を忘れけり 松本たかし
50 長き夜や男に乳首ある不思議
49 九十歳吾に驚く十三夜 登美
48 茶漬飯台風圏に入りしかな 多留男
44 麦わら帽かぶりて夫は少年に 徳子
15 露の世は露の世ながらさりながら
陶芸・俳句・テニス・ピアノ・犬・お酒・パソコン・・・これだけあると、退屈している暇がない、有難いことです。 目標は、105才まで長生きして、老人オリンピックで優勝すること。
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