Minimoog

2023-06-07 23:11:18 | 音楽
『Minimoog』の、中央の「C」の短三度下の「A」の鍵盤の接触がすこぶる悪い。

音は出るのだが、発音の瞬間、鍵盤下の接点の問題で、発信音の様な音が鳴る。
これは『Minimoog』の接点問題としては、割とよくある症状。

しかも、うちの個体は27年くらい前に、はっきりと問題が起きた瞬間が判った。
接点部分の極細のスプリングが断線してしまったのだ。

急遽、ハンダで応急処置をして音が出る様になったが、一つの鍵盤に対して、前後2本の有るスプリングの、打鍵時の接するタイミングが少しズレてしまった。



ここのところ、問題の症状が顕著なので、改善しようと思い、久しぶりに、再度バンダ処理を試みた。

だが、スプリングの劣化も進んでいて、泥沼に入りそうになってしまった...。
いや、完全に泥沼にハマったかもしれない。

何とか、ハンダがグダグダになりながらも、スプリングを繋いで終わらせた...。

打鍵時の問題は改善されなかったが、音が出なくなると言う最悪の事態は免れた。

海外で、この細いスプリングのパーツを売っている人を発見したが、無くなる前に買っておいた方が良いのだろうか...。
自分で基盤をバラして、付け替えるのも少々大変そうだ...。

しかし、迷っている場合ではないのかもしれない...。



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