一庵 (ひとつあん)

飛べないライター『いたっきい』の愚行をさらしています。

※普段ハtwitterニ居リマス。

疾走!新戦車 (10式戦車 一般初公開)

2010-07-11 | 旅行・見学

 

2010年7月11日。
陸上自衛隊富士学校にて、「富士学校・富士駐屯地 開設56周年記念行事」が行われました。

今回は、今年制式化された新戦車、10式(ヒトマル)戦車が一般初公開となるかも?という憶測のもと出かけてきました。

 

結果は、大勝利!
しかも、なんと試作車が2輛同時に公開されました!


以下、写真とキャプションでお伝えします。
(仕事優先のため、本文は後日追記します。スミマセン!)


左奥側から高速で進入


減速することなく、最高速(70km/h)に近い速度で走行


ゴム製サイドスカートが風圧ではためく


クイックに旋回する試作車?号車。後方はドーザ付の試作3号車


観客席からは口々に「速い」という声が聞こえた


試作3号車はドーザ付き。ライトの位置やゴム製スカートのカットがやや違う


砲塔後方のバスケットは74式、90式に比べてかなり大型化されている


急旋回のデモ


急停止後、後進に入る。後進速度も70km/h!


デモを終え、再度観客席前を通過


砲塔上のセンサーがやけに目をひく


74式、90式、10式を並べてみた。ほぼ同距離、レンズも全て55ミリ

 


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (空薬きょう)
2010-07-13 07:05:00
やはり登場しましたか!
行けばよかった。

来月の総合火力演習に期待です!
火力はどうなんでしょうね!
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Unknown (日本の味方)
2010-07-18 02:10:55
この雄姿を待ちに待った、という感じです。
軽快機敏な運動性能は本当に凄いと思います。

あとは、砲塔上の12.7mm機関銃が、内部からリモート操作できるようになれば完璧ですね。
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なかなか更新できず申し訳ないです (いたっきい)
2010-07-18 22:35:24
今週中には本文も入れて完成させられるんじゃないかな?と思っています。
しばしお待ちを。

■空薬きょうさま

>やはり登場しましたか!

ええ、読み通りでした。
となると、火力演習にもでてくるでしょう。

ただし、発砲は今年はないんじゃないかと思います。
最終段の「突撃」時に先頭切って走って来ると思います。

関心は、その後「装備品展示」に並ぶかどうかですね。
展示されれば、そりゃあもう舐めるようにチェックしますよw

■日本の味方さま

はじめまして? コメントありがとうございます。

>この雄姿を待ちに待った、という感じです。
>軽快機敏な運動性能は本当に凄いと思います。

うわさには聞いていましたが、想像以上の機動性でした。
パワーは90式の1500psより低い1200psですが、新開発の4サイクルエンジンとターボ過給器、HMT(自動車でいうCVT)のおかげでしょうか、かなりパワフルでした。

>砲塔上の12.7mm機関銃が、内部からリモート操作できるようになれば完璧ですね。

いわゆるRWS(リモート・ウェポン・システム)ですね。
軍事評論家のなかには、RWSがないので10式は不完全だ…と言う方もいますが、実は私はこの考えに懐疑的でして…。f(^_^;

というのも、世界の主力戦車でRWSを装備しているものが現在ないからです。
輸出仕様の一部(ルクレールのUAE向け)や試作車(レオパルト2A7)などにはありますし、各国とも研究してはいるようですが、戦車の開発国で、RWSを戦車に搭載配備した国は現在のところどこにもありません。
開発中の韓国の戦車、XK2にもRWSはついていないようです。

乗員が敵から狙撃される心配がないのがRWSの特徴ですが、戦車は強力な装甲と主砲があるため、そもそも乗員が敵に身をさらす心配が少ない兵器です。どちらかといえば戦車よりも、歩兵を支援する可能性が高い装甲車にこそ必要な装備なのではないかと思います。

それと、RWSはそう新しい装備というわけでもありません。古くは第二次大戦中のドイツ駆逐戦車に似たようなものがついていましたし、日本でも61式戦車には手動ですがRWSの一種ともいえるものが装備されていました。ですので「RWSがついていない=新時代に対応していない」という考えは成り立たないでしょう。

そんなわけで、日本でも研究中のRWSは、今後装備化される予定の装輪装甲車ファミリーにこそ必要な装備だと、個人的には考えています。

そりゃ、敵のミサイルや砲弾をたたき落とせる、CIWSのようなRWSが開発されれば話は別ですけどね(^_^;
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Unknown (Unknown)
2010-08-03 18:12:32
>世界の主力戦車でRWSを装備しているものが現 在ないからです。
 
チャレンジャー2はMBTではないと。
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Unknown (Unknown)
2010-08-03 18:19:23
レオパルド2A7+もMBTではないと。

>そもそも乗員が敵に身をさらす心配が少ない 兵器です。

 でもって、至近距離からPRGで撃たれて大破、というのがイラクで多発したわけですが。

メルカバIVにはAPSが搭載されていますけどね。

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ご指摘ありがとうございます! (いたっきい)
2010-08-05 04:51:05
unknownさま

ご指摘ありがとうございます。

>チャレンジャー2はMBTではないと。
>レオパルド2A7+もMBTではないと。

これは知らなかった…。
チャレンジャーは改修されてるんですね。
レオ2A7シリーズのRWSは、試作車のみのものかと思い込んでいました。
ご指摘ありがとうございます。
あまり言い切っちゃう書き方はできませんね。

>>そもそも乗員が敵に身をさらす心配が少ない 兵器です。
>でもって、至近距離からPRGで撃たれて大破、というのがイラクで多発したわけですが。

たしかにそうですね。
しかし、そもそもアンブッシュでRPGを撃たれたらどうでしょう?

RPGを撃たれる前に脅威を発見できなかった場合、RWSがあろうがなかろうが撃破されてしまうでしょうし、その第一撃に耐えることができれば、反撃は同軸機銃や主砲そのものでもできる場合が多いと思うのですが。
つまり、RWSがあるからといって、イコールRPGの先制攻撃を防げるわけではありません。

結果的に10式試作車にRWSがついていないのは、こういったことも勘案した結果、「優先順位が低い」という結論に至ったのだと思います。防衛省もRWSの研究はしていると聞きますので、機動戦闘車とか、新型装輪装甲車のファミリー以降に順次装備されていくのかもしれませんね。

そんなわけで、個人的には戦車より装甲車に優先して付けるべきとのスタンスは変わっていません。また、10式に追加装備するにしても、全車に必要なものだとは思いません。将来的に、1個小隊に1両程度、追加装備されれば効果はあるでしょう。

なにより、RWSにこだわりすぎると、戦車の本質を見誤ることにもなりかねません。戦車の最大の特徴は、陸上では最強の直接攻撃力(120ミリ滑腔砲)と防御力(複合装甲・モジュラー装甲)にあるからです。
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Unknown (空薬きょう)
2010-08-07 22:49:46
専門的な解説、またまた、勉強になります。

総合火力演習の予行の券(青)入手しました。
仕事の関係で、最後まで見れないかもしれません。

体力温存のため
前泊+列車OR車にしようか、悩んでます。
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素晴らしい! (いたっきい)
2010-08-07 22:59:03
■空薬莢さま

ご無沙汰しております。
総火演チケット入手、おめでとうございます。
私も総合予行に行きます。(予定)

つきましては、個人的にご連絡をとりたいので、このブログ左側にある「メールを送る」からメッセージをいただけませんか?

どうぞよろしくお願いします。
返信する
ブルーインパルス50周年記念 第56回松島基地航空祭 (空薬きょう)
2010-08-16 23:20:44
8月は、イベントが目白押しですね。

ブルーインパルス50周年記念 第56回松島基地航空祭

迷いますね、、出撃しようか
総合火力演習もあるし、、、
あ~やすみがほしいっす。
返信する
松島ありがとうございました (いたっきい)
2010-08-25 08:09:57
■空薬きょうさま

>迷いますね、、出撃しようか
>総合火力演習もあるし、、、
>あ~やすみがほしいっす。

なーんて言いつつ、ちゃっかり全てのイベントに来られるあたりがさすがです!
総火演、よろしくお願いします!
返信する