ある夜の、新聞広告打ち合わせ後の会話。
いたっきい「ラブプラス(amazon)、流行ってるらしいですね~」
デザイナー「ああ、あれね。オススメ」
いたっきい「ええっ!やってるんですか?」
デザイナー「もうね、毎日巨乳ちゃんとウハウハよ」
※ウハウハということばを使うあたりから年齢を察してあげて下さい
いたっきい「あれって、30代男性をターゲットにしてるとか?」
デザイナー「いたっきいはしないの?」
いたっきい「DS、持ってないんですよね~」
デザイナー「あ、だったら一つあげようか?」
いたっきい「…ええっ!?」
…というわけで、遅ればせながら Nintendo DS Lite デビューですw
世間様ではDSiだとかDSiLLだとかどんどん新しいのが出ているようですが、とりあえずもらえるものはもらっておきましょう。
このデザイナー氏。酷使の末にヒンジ部分にヒビが入り、フニャフニャするので修理するつもりだったそうなのですが、ちょうど DSi が発売されたのでそっちに買い換えたんだとか。以来、使ってなかったようです。
そんなわけで、今日壊れても文句は言わないという条件で引き取ってきました。
ただし、そのデザイナー氏によると、ラブプラス及びラブプラス公式ガイド (KONAMI OFFICIAL BOOKS)を買うのが必須なんだとか…
いや、私は特にこういうジャンル、好きってわけじゃないんですよ!
いや、ホントですって!
なんですか、その疑惑の目は!
……
…
お姉さんタイプのヒロインなら、まあいいかな…
…ゴホン、話がそれました。
以上の経緯でもらったDS Lite。
ちなみに、ACアダプタも取説もなにもありません。
これ↓が全てです。
ヒンジに深いヒビ。フニャフニャで崩壊寸前…
秋葉原(末広町寄り)を歩いていると、DSやPSPのケースを見かけることも多いので、そこらで買って交換すれば問題無いでしょう。
そんなわけで、部品類を買ってきました。
■購入物
・シェル(スケルトン) 2490円
通販だと1000くらいから買えるようです。
・伸縮タッチペン 100円
シェルにはスケルトンのタッチペンも付いていますが、100円だったので。
・Y字ドライバー 100円
これがないと純正ケースを脱がせられません。
・バッテリー(1600mAh) 550円
純正より大容量。そして安い。純正のはヘタってるかもしれませんし。
・DSLite用USB電源ケーブル 100円(写真にはナシ)
ACアダプタがないので、USBから給電します。
重要なのは、「Y字」のネジを回す専用のドライバーです。シェルを買ったときに、「専用のドライバーがいるよ」と親切に教えてくれました。
一見普通のネジだが、よく見るとたしかに三つ又…
さて。
スケルトンシェルにはネジ、シール類、ボタンなどはセットになっていましたが、説明書などはありません。分解指南書?も市販されているようなのですが、ここはあえて自力でやってみることにします。
便宜上、次の言葉で統一します。
・ケース(底面) →下半身・外側
・ケース(操作ボタンがついているところ)→下半身・内側
・ケース(上部液晶がある部分)→上半身・内側
・ケース(天板)→上半身・外側
さてお約束です。
★ネジを外したらメーカー保証は受けられなくなります。
★分解・改造は自己責任で。
★失敗しても自力でなんとかしてください。
ではさっそく始めましょう。
【下半身分解編】
1.電池カバー、電池を外す
2.ゴム脚を外す
下半身・外側、「SLOT1」の左右にあります。
両面テープでくっついています。
デザインナイフor精密ドライバー(-)で浮かせる
3.ネジを外す
下半身・外側にある8本のネジを全て外します。
「SLOT2」も抜いておきます。
ネジはなくさないように(テープに貼り付けています)
1:上半身・内側の液晶周りのネジ ※この段階ではまだ外さなくてOK
2:下半身・外側、ゴム脚の下にあるネジ
3:「SLOT1」のところのネジ(Y字)
4:下半身・外側のネジ(Y字)
5:バッテリー収容部のネジ
6:基盤を留めるネジ ※この段階では姿が見えません
7:ヒンジ部のネジ ※この段階では姿が見えません
8:「SLOT2」のネジ ※この段階ではまだ外さなくてOK
現状で、2~5のネジを外しています。
4.下半身・外側のカバーを外す
カバーを水平に引き上げていきます。外しにくい場合は、ヒンジ部を中心に精密ドライバー(-)を入れ、全体をまんべんなくこじ開けていきます。
※電源スイッチ、ボリュームスイッチは小さく折れやすいので慎重に!
外れました。
底部
5.基盤をケースに留めているネジを外す
6.「Lボタン」「Rボタン」を外す
上の写真で、左右上に付いているボタンを外します。
軸となるピンが外れないように慎重に引き抜いていきます。
ピンは金属の円柱で、バネの中心を通っています。このピンが突然抜けると、バネがどこかに飛んで行ってしまうかもしれません。バネをピンセットなどで基盤に押さえつけながら、「Lボタン」「Rボタン」を引き抜くとスムーズかも。
7.マイクとWi-Fiのケーブルを外す
「Rボタン」(写真では底面から見ているのでLeft側にある)を外したあたりに、2つのコネクタがあります。ノートPCなどの無線LANのコネクタを外したことがある方にはおなじみのアレです。
黒いのがWi-Fi用、白いのがマイク用です。
2つとも、まっすぐ引き抜きます。けっこう固いので、ピンセットでは無理かも。そのときは先の細いラジオペンチを使います。
抜けました。
黒いケーブルは、基盤と「SLOT1」の隙間を通っていますので、引き抜いておきます。
8.フィルムケーブルを外す
基盤と、上半身をつなぐフィルムケーブルを外す工程です。
8-1
まず、ヒンジを軸に(ボタン類が付いているシェルは残して)基盤だけを持ち上げ、180度反対側に開きます。
基盤を持ち上げたところ。操作ボタンの裏が見える
8-2
フィルムケーブルのコネクタ部に、精密ドライバー(-)を差し込み、黒いツメを上へ跳ね上げます。
黒いツメ
フィルムケーブル側から(写真では手前側から)ドライバーを差し込みますが、この際にフィルムケーブルに傷をつけないように注意します。
※ドライバーをこじるのはもってのほかです。
8-3
ツメを持ち上げたら、フィルムケーブルをまっすぐに引き抜きます。
基盤が完全に分離しました!
液晶を交換する場合は、液晶を留めているケーブルを外しますが、今回はケースのみの交換ですので、液晶はそのままにしておきます。
※スケルトンシェルには、白い液晶の枠(PVCステッカー)も同梱されていましたが、元の色(アイスブルー)のままにしておきました。
9.操作ボタン部のシェルを外す
9-1
「Xボタン」のすぐ上にある、ヒンジ部(電源などのパイロットランプがあるところ)の2本のネジを外します。
ネジを外したらヒンジ部のカバー(写真では裏側にある)がポロッと外れます。
9-2
フィルムケーブルをシェルのスリットをくぐらせて抜きます。
この写真くらいまで押し込んで、シェルを上に持ち上げれば、するっと抜けます。
9-3
黒いケーブル(Wi-Fi)と白いケーブル(マイク)もシェルの穴を通して抜きます。
上半身が完全に分離しました!
次は上半身を脱がせる(分解する)作業です。
はやく寧々さんと
いちゃいちゃしたいです(;´Д`)ハァハァ
修理に出そうかと思っていたんですが、、、
なんだかこの記事を見て、めらめらとチャレンジスピリットが、、、
、、、悩みますね。
dsiに移行しました。
今度修理しようと思います。参考になりました。
ありがとうございました。