F-2大好き!
F-2こそサムライの戦闘機!
F-2こそ日本刀の切れ味!
日頃からこのような不穏当な発言をしているため、多少キモ悪がられているいたっきいでございます。
第6飛行隊 F-2A #53-8535 (平成21年 富士総合火力演習 予行にて)
というわけで? 大好きなF-2Aのプラモデルを作ってみることにしました。
キットはハセガワの1/72サイズ。
小学生の頃に塗装も何もせず接着剤でベタベタとファントムを組み立てて以来、25年ぶりぐらいの挑戦ですw
さっそく箱を開けてみます。
キットは、こんな感じ。なんだか懐かしくなってきました。
パーツは大きく、点数も少なく、組みたては簡単そうです。
問題はむしろデカールかと。
たとえばコクピットのデカールには、幅約1mm、長さ2mm以下のものもあります。デカールってこんなに細かいものだったのか…
不安に思っていても仕方がありません。
とりあえず、製作開始!
いきなり難関w
コクピットの計器盤です。グレーに塗ってデカールを貼ってみました。
はじめてのプラモ製作でこの作業は荷が重いです。先が思いやられます。
コクピット周りが一応できあがりました。
指示どおりに射出座席はつや消しの黒に。レールも本来は黒ですが、機内が真っ黒になるのであえてグレーに塗りました。実機のコクピットと比べるとシンプルですが、1/72でここまで再現されているだけですごいですね。サイドスティックがまたいい感じです。
機首と胴体上下を接着します。
キャノピーから中をのぞき込んだときに地肌のイエローが見えないよう、コクピット周辺の内部もグレーに塗っておきました。パーツ同士はピッタリとはまり、隙間もできません。25年前のプラモは、もっと隙間があったような気がします。
次はキャノピー。
載せるだけかと思っていたら、イヤな部分にスジが入っていました。
構造上、仕方がないのでしょう。
サンドペーパー(#1500)で磨きます。
大丈夫かい?これ(^_^;
そしてコンパウンド(細目)を布に塗り、ゴシゴシ。
なんとかきれいになりました。
あまり力を入れると割れそうで怖いです。
きれいになったところでコクピットに接着しました。
機体の塗装は、色乗りをよくするため、淡い色を塗る前にサーフェイサーを吹いておくと良いとのこと。キャノピーはフレームを残してマスキングし、薄くスプレーします。
ノーズコーンは白に塗るため、そこを中心に吹いておきました。同時に、エアインテイク、ノーズギアの収納庫にも。
しっかり乾かしてから、ノーズコーンに白を吹きます。
ちなみにエアブラシなるモノがあればかなり自由に塗料を絞って吹き付けることができるそうですが、たった1機の飛行機プラモを作るのにエアブラシもどうよ?ってことで、Mr.カラーの白スプレーです。同様に機体色も缶スプレーで塗ります。
白が乾いた後、今度はノーズコーンをマスキングし、機体色を塗ります。
なぜかイエローにw
タミヤカラー「キャメルイエロー」
はじめての塗装。
勝手が分からず、気がつけば異様な「厚塗り」状態になっていました。
こりゃいかん!
というわけで、意を決して「うすめ液」を筆で塗り塗り。塗装をいったん全て剥がすことにしました…
約2時間後、塗装剥離完了。
胴体と主翼の継ぎ目にも段差があったので、一度主翼を外して接着剤を落とし、再度接着し直しました。ほとんど振り出しに戻る感じです。やはりはじめてはうまくいかないものですねw
今度は機体からスプレーを遠ざけ、手首を振るように塗りました。薄く塗り、乾いてからまた薄く塗り…を5回ほど。
今度はモールドもハッキリ見えるように塗れました。
続いて細かいパーツ類を付けていきます。
メインギア、ノーズギア、ギアの収納庫は事前に白に塗ってから組み付けます。
一番小さかったパーツは、これ。
着陸灯(ノーズギアの収納扉に付けるもの)
付けるのに最も苦労したのは、これ。
エアインテイク内の棒(呼称不明)
ここだけは瞬間接着剤を使いました。
はじめての本格的なプラモ作り。これはけっこうハマりますね。
色を塗り、組み付け、色を塗り、組み付け…
一通り完成したらデカール(シール)を貼っていきます。
このキットには、直径1mmくらいのデカールが100個以上、総点数で500くらいはあるんじゃないかというほどデカールが付いているので、貼る作業にかなり時間がかかります。たぶん、デカールトータルで6時間くらい、★などの小さなものだけで4時間くらいかかりました。
うんざりしましたw
じっとキットをのぞき込んでひたすら貼っていたので、首が痛いです。
でも、これで完成です!
THE iDOLM@STER Mitsubishi F-2A “双海亜美”
痛ヒコーキ…
よく考えつきますねえ。業界?では「アイマス機」と呼んでいるそうです。
垂直尾翼は差し込んでいるだけ(パチッとハマります)、水平尾翼は可動します。フライ・バイ・ワイヤのF-2は、電源を落とすと自重で尾翼が垂れ下がるのです。
キットが入っていた箱に載せ、太陽光で撮ってみました。
機体色が指定のものと違いますが、エアブラシがないので塗料を混ぜて作る機体色が用意できなかったのです。でも、キャメルイエローをベースにしたことで、蛍光イエローのストライプや★がしっかり見えるので、この色で良かったと思っています。
塗装し、デカールまで貼ったのははじめてのことで、かなり不安でしたが、最初の作品にしてはなかなかうまくできたと自画自賛。プラモデルはあまりお金をかけず、作る楽しみが味わえる楽しい趣味ですね。ヒコーキプラモ、ハマりそうです。
なお、この 1/72 三菱 F-2A アイドルマスター 双海亜美 は限定販売だったため、現在入手不可能です。ハセガワによると、今後も販売の予定はないとか。
(2012年6月追記:再販されましたw 1/72 三菱 F-2A アイドルマスター 双海亜美 「パール仕様デカール」)
…が、姉妹機とも言える 1/72 F-16CJ アイドルマスター “双海真美” が、今なら製作可能です!
書店で偶然見かけた月刊モデルグラフィックス 2010年1月号に、なんと真美機が作れるデカールが同梱され、誌面では写真付きの製作解説まで載っていました。ハセガワの1/72 F-16CJ (ブロック50)をベースに製作するようです。
(2012年6月追記:販売されました。1/72 F-16C F.F.アイドルマスター 双海真美 「パール仕様デカール」)
(左) Model Graphix 2010年1月号 (右)ハセガワ 1/72 F-16CJ/50
というわけで、本とプラモデル、思わず2つずつ買っちゃいましたw
もともとF-16とF-2の細かい違いを、プラモを並べて見てみたいと思っていましたので、これに飛びつかないはずがありません!
あ、そうそう。亜美と真美は双子の姉妹だそうですw
そもそもアイドルマスターって何か知らないんですが…
また、一回り大きい1/48でアイマス機シリーズが次々にリリースされています。(2012年6月時点)
1/48 F-22A ラプター アイドルマスター 天海春香 (SP271)
1/48 F/A-18F スーパーホーネット アイドルマスター 秋月律子 (SP276)
1/48 F-16C ファイティングファルコン アイドルマスター 双海真美 (SP272)
1/48 F-15E ストライクイーグル アイドルマスター 如月千早 (SP269)
1/48 F-14D トムキャット アイドルマスター 三浦あずさ (SP270)
1/48 F-117A ナイトホーク アイドルマスター 萩原雪歩 (SP278)
1/48 A-10A サンダーボルトII アイドルマスター 音無小鳥 (SP277)
1/48 三菱F-2A アイドルマスター 双海亜美 (SP268)
1/48 ミラージュ2000 アイドルマスター 高槻やよい (SP279)
1/48 ラファールM アイドルマスター 水瀬伊織 (SP283)
1/48 タイフーンII アイドルマスター 菊地真 (SP281)
これは迫力ありますね。痛さにも拍車がかかりますがw
ハセガワの公式HP(リンク切れ)によると、これらも全て限定生産で、初回生産分が完売すると絶版扱いになるようです。(再生産も行わないとのこと)
すぐに作るかどうかはさておきwとりあえず確保です!
もちろん、1/72でもアイマス機シリーズが次々とリリースされていますよ~。(2012年6月時点)
■アイドルマスター2
1/72 F-22 ラプター アイドルマスター2 天海春香
1/72 F-15E ストライクイーグル アイドルマスター2 如月千早
1/72 Su-33 フランカーD アイドルマスター2 星井美希
■アイドルマスター
1/72 F-22 ラプター アイドルマスター 天海春香 (SP282)
1/72 F/A-18E/F スーパーホーネット アイドルマスター 秋月律子 (SP293)
1/72 F-16C アイドルマスター 双海真美 「パール仕様デカール」 (SP300)
1/72 F-15E ストライクイーグル アイドルマスター 如月千早 「パール仕様デカール」 (SP299)
1/72 F-15E ストライクイーグル アイドルマスター 如月千早 (SP273)
1/72 F-14D トムキャット アイドルマスター 三浦あずさ (SP274)
1/72 F-117Aナイトホーク アイドルマスター 萩原雪歩 (SP275)
1/72 A-10A サンダーボルトII アイドルマスター 音無小鳥 (SP284)
1/72 AV-8B ハリアーIIプラス アイドルマスター 我那覇響 (SP288)
1/72 三菱 F-2A アイドルマスター 双海亜美 「パール仕様デカール」 (SP296)
1/72 三菱 F-2A アイドルマスター 双海亜美 (SP267) ←この記事で制作したもの
1/72 F-4EJ改 スーパーファントム アイドルマスター 星井美希 (SP287)
1/72 Su-47 ベールクト アイドルマスター 星井美希 (SP280)
1/72 Su-33 フランカーD アイドルマスター 星井美希 (SP290)
1/72 タイフーン アイドルマスター 菊地 真 (SP292)
1/72 ラファールM アイドルマスター 水瀬伊織 (SP295)
1/72 ミラージュ2000 アイドルマスター 高槻やよい (SP285)
1/72 J35J ドラケン アイドルマスター 四条貴音 (SP289)
おかげさまで、我が家にも…
アイマス機がリリースされるたびに、
Amazonから箱が届いています。
ちょっと意外…
小学生当時のあなたに見せてあげたい気もしますが…
これも大人になる…って事なのでしょうか?(爆笑)
面白いモン見せて貰いました(*^-^*)
サフ塗って
研いで
薄く塗って
研いで
薄く塗って
研いで
繰り返すとキレイになる
最後にクリアー
ところで、機付長・操縦者名表示はどうされましたか?
このあと、各年齢層の美少女からコメント投稿があるといいですね。
原稿の合間に一息入れて、返信です。
■どんちゃん
>迷彩塗装とかそっち系かと思ってましたが、こっち?
そうそう、そっち系ではなく、こっちw
飛行機と二次元絵の組み合わせって、ありそうで無く、見かけたときに思わず買ってしまいましたw
ちなみに昨日、ヨドバシアキバのホビーコーナーに行ってみたら、このアイマス機(F-15E&F-2A)が40箱くらい積まれていましたよ。
■さ さま
短くシンプルな表現に、熟練の凄みを感じます。
コメント、ありがとうございます。
作った後に「モデルグラフィックス」2010年1月号を読んで、私の準備不足、知識不足を知りました。ホント奥が深い…
それにしても缶スプレーって難しいですね。ドバーっと塗料が出てしまうし。はじめはこれで失敗しました。
私のように、アイマス機を通してプラモ作りに挑戦する人(新たにはじめる人)って結構いるんじゃないかと思いました。そういう意味でもアイマスの企画は斬新ですね。
■zakiさま
実はこのプラモ作りは10月はじめ~11月はじめにかけて行いました。まだ寒くなかったので、缶の湯煎もしていません。今作るなら必須ですね。というより、今後も作るならエアブラシが欲しいところです。
実家に弟のがあるんですよねえw
■あ
>高機動航空機とびせうじょの組合せ、しっくりきますねぇ。
これは面白いと思いました。
空自の戦闘機で女性のキャラクターを描いたスペシャルマーキングは過去にも存在しましたが、ここまで痛いのは見たことがありませんね。
ぜひとも実機でやって欲しいものです。
>機付長・操縦者名表示はどうされましたか?
なにも入れていません。あくまで、キットについていたデカールのみです。でも、機付長の名前で遊んでみるのもいいですね。ちなみに航空自衛隊ではパイロット固有の機体はありません。フライトごとに機体が割り振られます。(なので「愛機」という概念もありません。)
>各年齢層の美少女からコメント投稿があるといいですね。
断言します!“びせうじょ”はこのブログを見ません。というより、美少女が検索してたどり着くような場所ではありませんw
せいぜい“腐女子”程度かと。