11月3日。
いよいよ、FAI WORLD GRAND PRIX 2006 "HAUTE VOLTIGE" AEROBATICS JAPAN GRAND PRIX の開幕です。(長いイベント名だな・・・)
アエロバティックスは本日から3日間かけて開催されます。
11月3日 公式練習
11月4日 予選
11月5日 決勝
・・・つまり、今日は練習日です。
しかし練習とはいっても、予行演習のようなもので、演技を途中からやり直すことはできません。
見ている側からすれば、決勝とほとんど変わらないのです。
09:50 祝日だけあって観客の入りは早い
フライトそのものは順調でした。
各パイロットとも様子を見る飛び方で、決勝に向けてお互い手の内を晒さない様子が伺えます。
ツインリンクもてぎ内の施設、ファンファンラボでは、今年で10歳になるASIMOとパイロットたちがダンスをしていたようですし、まだまだ余裕が感じられます。
ちなみに今日の結果は、ユルギス・カイリス選手がトップ。
2位はクラウス・シュロット選手、3位はピーター・ベゼネイ選手。
この3人はいつも上位です。もてぎの3強といっていいでしょう。
さて。
アエロバティックス開催期間中は駐車場の一部を臨時滑走路として使用しており、フライト終了後、各日1000名限定で滑走路に立ち入ることができます。
(3日夕方現在、4日、5日のフライトガーデンパスは若干数残っているようです)
RWの方位は18/36、約400mという短い直線で離着陸する
36エンドに向かってかなりきつい下り勾配になっている
機体とパイロットに群がる観客
観客のお目当ては、もちろんパイロットのサインをもらうこと。
帽子、服、パンフレット、小物etc.
いろんなものにサインをもらっていました。
それではパイロットと、彼らが使用する機体を個別にご紹介しましょう!
えーっと、まずは・・・
Yumi Irie & Rika Irie
入江由美(妹)&入江理佳(姉)
年齢:秘密
国籍:日本(栃木県出身)
・・・間違えた。
■MATADORS マタドールズ(=闘牛士)
Paul Bonhomme & Steve Jones
ポール・ボンホム(奥:リードパイロット)
スティーブ・ジョーンズ(手前:ウィングマン)
年齢:ポール42歳 スティーブ46歳
国籍:ポール イギリス(バッキンガムシャー出身)
スティーブ イギリス(グロスターシャー出身)
■Victor Tchmal ビクトル・チュマル
年齢:46歳
国籍:ロシア(ウクライナ出身)
Su-26
■Peter Besenyei ピーター・ベゼネイ
年齢:50歳
国籍:ハンガリー
EXTRA300S
プロペラの形状が、他の機体とは違う!
■Mike Mangold マイク・マンゴールド
年齢:51歳
国籍:アメリカ(オハイオ州出身)
Extra300S
■Mikhail Mamistov ミハイル・マミストフ
年齢:41歳
国籍:ロシア(レニングラード出身)
Su-31M
■Klaus Schrodt クラウス・シュロット
年齢:60歳
国籍:ドイツ(フランクフルト・・・の近くの出身)
Extra330L
この気さくさが彼の持ち味
■Jurgis Kairys ユルギス・カイリス
年齢:54歳
国籍:リトアニア(実は旧ソ連シベリア出身)
Su-26MX(Team Deepblues の機体)
ユルギスは昔から大人気
彼はフライトガーデン閉鎖時間が過ぎてもサインを書き続けた
飛行機をあれほど自由自在に飛ばす、遠い存在のようなパイロットたちが、フライトガーデンではこれほど身近にいて親しくしてくれます。
彼らと握手をすれば、その手の大きさ、肉厚の太さと力強さを実感できますし、彼らと目を合わせれば、驚くほど澄んだ瞳をしていることがわかります。彼らにちょっとでも語りかければ、軽いジョークとともに屈託のない笑顔をみせてくれます。
秀逸なカラーリングが施された、磨きぬかれた機体も一見の価値アリ。
高性能のモノだけが放つ機能美にあふれています。
これほど楽しいフライトガーデン。
行かない手はありませんヨ。
あ!もてぎエnパイロットにサインもらうの忘れた!
いたっきいの結論としては「どちらも良い」なのですが。。。
ExtraとSukhoi、それぞれに魅力があるように、人にもそれぞれの魅力があります。
「Extraとsukhoi、乗るとしたらどっち?」と自分に質問してみると、なかなか結論が出なかったりします。これって究極の選択なのかも。。。
きっとこれはSUKHOIとEXTRAのどちらを好むか?ってレベルなんでしょうね?
甲乙付け難い。
みなさんコメントありがとうございます。
■仮眠ライダー55さん
もてぎのフライトガーデンは行く価値アリですよ。
いたっきいは今回、ユルギス選手と、選手ではありませんが近くにいた室屋さんにサインをもらいました。特に室屋さんの存在は多くの人にはまったくわからない状態でしたので、いろいろと話を聞くこともできて得られたものは多かったです。
来年もフライトガーデンは3日連続で行くことにします。。。f(^^;)ポリポリ
■カチョーさん
キャプション変えました。姉の理佳さんの立ち位置は、向かって右です。
この地元出身で姉妹というこの2人がもてぎエンジェル最強らしく、大きなイベントには必ず出ています。
カチョーも来年は見に行きます?
■どんちゃん
このイベントは、1997年に兵庫県の但馬空港で行われたのが最初です。
1998年~2002年の5回はここツインリンクもてぎで行われましたが、残念なことに2003年は大会初日に墜落事故を起こしてしまい即時フライト中止、幻の大会になってしまいました。しかし今年、2年のブランクを経て復活したのがこのイベントです。
先週、大利根でのエアレースデモや、横浜でのエキジビジョンフライトがあったように、意外と彼らの演技を目にする機会はあります。
ユルギスのフライトは、99年の米海軍厚木基地航空ショー以来、丘珠、福島、能登、岩国、都城などで見ることができました。
過去にも何度か載せたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/itackey/m/200510(10月25日、28日、29日)
見に行くチャンスがあれば、また連絡しますね。
■もんすけさん
はじめましてヽ(´▽`)/~♪
ようこそお越しくださいました。
カメラの不調とは残念ですね。来年はバックアップ機も準備しないといけませんね(^^;
いたっきいはHDビデオカメラとデジイチとコンデジのミックスで、どれかが壊れても大丈夫です。ちなみにアタマはいつも壊れてます。
上の「どんちゃん」さんへのコメントにも書かせていただきましたが、エンジェr・・・パイロットと接する機会は日本でも意外と多いです。これからもイベント情報はブログに書いていきますので、よろしければまた見に来てください。
もちろん「もてぎ」は来年も行われるはずです。その理由はまた次のエントリーに書きますね。
来年ももちろん開催するんですよね?
ってか、プロペラ機のこういうのはおいらも見てみたい♪
岩国でやってる最新機のショーにない、ほんわかした雰囲気になれそうな感じが…♪
近くでもやってくれないのかな?
こうしてパイロットの方達と接し彼らの飛ぶのをみると、グッと身近に感じられ、楽しさが倍増しそうですね。
もし自分が行く機会があったら、是非フライトガーデンも行きたいと思います~