1995年(平成7年)11月22日、朝。
アラート待機(スクランブルに備え、武装を搭載し即座に離陸できる状態で待機すること)を終了した第6航空団第303飛行隊のF-15J、2機が小松基地を離陸した。
目的は、ACM(空中戦)訓練。
小松基地沖の日本海には、訓練に適した広大な演習空域、G空域がある。
事故が発生したのは、午前8時38分。
1対1の空中戦を行っているうち、1機(#62-8870)がミサイルの発射に有利なポジションを占めた。870号機のパイロットはスロットルレバーに取り付けられている兵装セレクターを、SRM(短射程ミサイル)モードにセット、ついに僚機(#52-8846)を近距離空対空ミサイル、AIM-9L“サイドワインダー”の射界に捕捉した。
870号機のパイロットはサイドワインダーが相手機を捉えていることを示すオーラルトーンを耳にしながら、勝利を宣言するかのようにサイドワインダー発射を意味する符丁をコールし、操縦桿を持つ右手親指で兵装投下スイッチを押した。
「フォックス・ツー」
次の瞬間、サイドワインダーのロケットモーターが点火、翼下のレールを滑り出してゆく。目標は、846号機のエンジンの排気熱。
そう、今朝までスクランブル待機していた2機には、キャプティプ弾(訓練弾)ではなく、実弾が搭載されていたのだ。さらに870号機のパイロットはマスター・アーム・スイッチがONになっていることに気付かず、兵装投下スイッチを押し込んでしまったのだった。
846号機のパイロットは自分に向かって接近するミサイルを確認、即座にベイルアウト。846号機は日本海に墜落した。
脱出したパイロットは海面にパラシュート降下し、付近にいた漁船に救助された。
◆◇◆◇
これが、世界で唯一といわれる空中戦によるF-15被撃墜事例です。
なお、この事件の影にはいくつものエピソードが残されています。
一例を挙げてみましょう。
1.火薬使用機器の納入業者
サイドワインダーが無事に飛んだことと射出座席が無事に飛び出したことで、二重の喜びに沸いた。
2.サイドワインダーのシーカー(センサー)を製造したメーカー
無事にシーカーが作動したことにホッと胸をなでおろした。
・・・・・・。
F-15は世界最高とうたわれる性能を持っていますが、価格も抜きん出て高いのがウィークポイント。そのため開発国であり、世界の警察と言ってはばからないアメリカ(F-15C/D/E)、オイルダラーにモノを言わせたサウジアラビア(F-15S)、国防のためにはなりふりかまっていられないイスラエル(F-15I)、アメリカが買えといったら買わざるを得ない日本(F-15J/DJ)でのみ運用されています。
あ、そうそう忘れてた。
つい最近、「日本にあって我が国にないのは不愉快」とばかりに韓国が導入し、パイロットがGで気絶して墜落したり、爆撃訓練で農家のビニールハウスを吹き飛ばしたり、マンホールに落ちたりするなどセンセーショナルなデビューを果たしています。
また、近い将来シンガポールもF-15SGを導入する予定で、日本も最新型のF-15FXを新たに導入することになるかもしれません。
そんな高価なF-15イーグルですが、その能力は折り紙付きで、この世に存在する約1500機のF-15のうち、空中戦で撃墜された機体は上記の1機のみなのです。(対空砲火のまぐれ当たりで墜落した機体は数機ある)
その不名誉な機体、846号機はその後日本海から引き上げられ、調査の後スクラップ業者によって解体されることになりました。。。
が、実は今でもあるらしいんです。
それも、なぜか千葉県市川市の某ゲームセンターに。。。
というわけで、見に行ってきました。
目的地に到着し、まずクルマを駐車場に停めmうおおおお!ホンマにあった!
※以下の写真は従業員の方に許可をいただいたうえで撮らせていただきました。なお、コーションテープ内には立ち入っておりません。
立体駐車場の片隅で発見したコクピット周辺部
本当にありました。
それは駐車場に展示、いや、転がっていました。
わかりますか?
この部分ですよ↓ (上写真と下写真は機首の方向が反対です)
第6航空団第303飛行隊F-15J #02-8922
しかし、コクピット側面に書かれていたはずの機体番号「846」は黒いペンキで塗りつぶされ、その上にも赤いラインがひかれているなど、ひどい扱われようです。
また下部を覆っている外板もすべて剥がされていて、かつての精悍なイメージは微塵もありません。
さっそくコクピットを覗いてみます。
射出座席のレール、前面のキャノピーはそのまま残っている
操縦桿の上半分がなくなっているのが残念ですが、計器盤はそのまま残っています。計器盤の左側は兵装関係(マスター・アーム・スイッチもしっかり見えます)、中央は機体の姿勢、右側はエンジン関係のスイッチとメーター類が並びます。
スロットルレバーに付けられたHOTASのスイッチ類もそのまま、パイロットの左側にあるレーダー関係の機器類、右側にある航法関係の機器類もほぼそのままです。
計器盤の上に載っているはずのHUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)もなくなっていますが、キャノピーに全く損傷がないことから、墜落時の衝撃で壊れたものではないと思います。おそらく引き上げられたあと、パクられ取り外されたのでしょう。
現役のF-15Jのコクピットはこちら↓
飛行開発実験団 F-15J #02-8914 のコクピット
操縦桿は前後には動きますが、左右は全く動かず、スロットルレバーも動かないとのこと(他のHPの情報より)。スロットルの位置は全開。撃墜された際にアフターバーナ点火状態だったとは考えにくい(サイドワインダーは熱を追いかけるミサイルなので、アフターバーナを使っているとますます食いつかれる)ので、これも引き上げられた後で動かされたと考えるほうが無難です。
アフターバーナ全開で上昇するF-15DJ #22-8055
機器類に書かれた製造年月日がリアルさを高める
液体酸素を気体にコンバートする機械が見えた
ここで作られた酸素はパイロットの酸素マスクに送られる
F-15のコクピット後ろには、被撃墜機のエンジン、F100-IHI-100のエンジン・モジュールが転がっていました。
手前がインテイク側
チタンとニッケル合金でできたF100エンジンは、一度海に沈んだとは思えないほどきれい。ここから見ると、整備すれば再び使えそうに見えます。
ノズル側
しかし後ろから見るとボコボコです。
手前に見える配管は、燃料の供給ライン。本来はこの後ろに燃焼室があり、さらにアフターバーナ、ノズルと続くのです。
エンジンについていたシリアル
F100-IHI-100の「IHI」とは、石川島播磨重工のこと
それにしても、この壊れ方はミサイルの弾頭の爆発によるものではないように思えます。エンジン全体にわたって一方向から圧力を受けたような感じなのです。機首部分も下部のみが損傷していることから、機体はほぼ水平に海に叩きつけられたのではないかと思いました。
つまり、ミサイルが命中していない可能性が高いのではないか?ということです。
公式の発表では「誤射により撃墜」とされているだけで、命中したかどうかまでは触れていません。AIM-9Lの弾頭重量は9.5kgもあり、これが機体を直撃して炸裂していれば、いくら頑丈なF-15といえども木っ端微塵になっているはずです。
そのことから、いたっきいは次のうちどれかが正しいと思います。
1.機体のどこかにミサイルが命中したが、弾頭が不発だった。
2.ミサイルは命中せず、近接信管が作動して機体下面、もしくは翼を破壊した。
3.ミサイルは誘導されなかったが、パイロットが危険を感じて脱出したため、無人になった機体はそのまま墜落した。
となると、サイドワインダーのシーカーを造った業者やミサイルに火薬を詰めた業者は、本当は喜べない状況だったのかもしれません。
それはさておき。
現在でも世界最強の戦闘機のひとつとされているF-15、しかも世界で唯一の撃墜されたF-15が、なぜこんなところにあるのでしょうか?
しかもエンジンまで。。。(ここには1基しかありませんでしたが、この施設にはつい最近までもう1基のF100エンジンもありました。どなたかそのエンジンの消息をご存知ですか?)
仮にスクラップ業者から購入したにせよ、再利用可能なレアメタルが多く使われている戦闘機とエンジンは相当高価なはず。それを買い取って、展示するでもなく放置している意味が全くわかりません。。。
・・・おかげでこうして見ることができたわけですが・・・
◆◇◆◇
なお、この不思議な施設の名は大慶園(千葉県市川市)。
巨大なゲームセンター・・・いや、もはやここまでいくと小さな遊園地といえるかもしれません。
簡単に施設を紹介しましょう。
まずは入場券を買って中に入ります。
入場料100円
買ったチケットを園内の自販機に差し込むと、ジュースが出てくる仕組みになっており、事実上入場料はかかりません。
園内(屋内)はご覧の通り。
スリックカートとゲームコーナー
クレーンゲームもものすごい数
その他、野球のできるグラウンドやバッティングセンター、カラオケ、ダーツ、ビリヤードのできる場所があります。
屋外にはヘリやランボルギーニ、見たこともないバスのようなキャンピングカー、モーターボートなどが展示無造作に置かれているほか、ジェットエンジンのカットモデルなど、なんだかコンセプトのよくわからないものがここそこにあります。
ガレージにもポルシェやランボルギーニ、フェラーリ(F40もあった!)などが入っていました。
ヘリポート アグスタAS350など、ヘリ2機を所有
ジェットエンジンのカットモデル
その常軌を逸した、コンセプトのよくわからない収集っぷりに圧倒されます。とにかくオーナーは金持ち、それも半端な金持ちじゃありません。きっと撃墜されたF-15も、珍しいという、ただそれだけの理由で買い取ったのでしょう。。。
「世界で唯一撃墜されたF-15」を見ることができたのはいいのですが、
いたっきい自身も大慶園に撃墜された気分です。
※2009/12/7追記
写真について、「テープ内に入って撮るな」とのご指摘をいただいていますが、上記の写真については大慶園の方に確認した上で、テープ内には立ち入らず撮らせていただきました。アップで写っている銘板やOBOGS(機上酸素発生装置)などもテープ外からの撮影(その後トリミング)です。
さあ、ガレージへエンブレム取りにいくべ。
正に放置って感じが、イイかも…(笑)
んでも、そうゆうネタを探してくるいたっきぃさんの方に驚きを隠せませんが…(爆)
あっここ若かれし頃に行ったことありますよ。
フェラーリとかもなかったですか??
ゲームセンターも覚えてます!!
いたっきーさん本当に飛行機好きなんですね。
現物みられてよかったですね。
行動力すごいな~とは前々から思っていたけど即行動するところ男らしくていいですね。
しかし命中前にベイルアウトってして良いんでしょうか?当時新聞にはエレベータの片方をすっ飛ばされたって書いていたような気がします。
ゲームコーナーと飛行機のEg・・・
年代と規模は違えど・・・
まさにナイトスクープものです、ここは。
ぜひ小枝探偵の派遣をお願いします。
エンブレムとっちゃダメですよw
そういえば、トヨタ2000GTのエンブレムは七宝焼なので、剥離剤をかけたら溶けてしまうとか。。。
関係ないか。
■どんちゃん
かなり珍しいですよ。撃墜されたイーグルを見られるのは、世界でもここだけでしょう。
実は、撃墜されて半年後くらいからここにあったんです。
知ってはいたんですが、ずっと来る機会が無くて。。。
展示というよりは放置されていただけですので、状態が悪化するのは必至。その前にぜひ見ておこうと思ったんです。
■カプリさん
お、さすがに地元?の方ですねえ。やっぱり知ってましたか。ここを知らん千葉県民はモグリだと誰かが言ってました。フェラーリ、いましたよ。F40と、よく見えなかったけどF355もあったかな?
行動力は、あるようなないような。。。もっとあれば、関東に来てから5年も先送りにしなかったはずなんですが。。。
たまに衝動・・・というか発作で行動します。
■とくたろさん
確かに改善されてはいます。。。
以前に転がされていた道端(施設南側)には、今もマルヨンの前部胴体が輪切りになって放置されていました。ここにイーグルを置いておくと、いたずらされたえい見物に来た航空ファンが路駐するので動かしたんだと思います。
せっかくなら、きれいにして屋内に展示してほしいものです。
撃墜の中には、敵機を追い込んで地上に激突させたり、パイロットを絶望させてベイルアウトさせたものが結構あります。今のミサイルは命中精度も高いですし、通常は2発連続して発射するので、ミサイルが飛んでくるのを見て即座に飛び出すのは賢明な選択だと思います。
エレベーターですか、なるほど。直撃して信管が作動しなかったか、近接信管でエレベーターを吹き飛ばしたかってところでしょうか。
これ、機体を捨てなかったら帰投できたかもしれませんね。イスラエルでは、主翼が片方ほぼなくなっても帰ってきた例がありますし。。。
■unknownさん(二軍Tかな?)
よろいモーテルの規模を300倍くらいにしたら、この施設に追いつくかと。
よろいにあった91式航空魚雷、を見に呉に行きたいもんです。たしか探照灯や零戦の栄エンジンもあったような。。。
マニアは遠くからあれを見に来てたようですよ。自転車で行ける距離にあると、かえって有難みがわからないもんですね。。。
ん~…ここに何でこんな施設が??
富豪さん所有・趣味の施設と解釈!
お陰様でお金を随分と使い込んでしまった。
お金のある人にはお金が自然と集まるもんですね。
テープ内に入って撮影しては問題ではないでしょうか?
オーナーさんが見たら…やはりルール・マナーは一人一人持っていないと
世の中腐っていく一方ですから…
ご指摘、ありがとうございます。
説明が不足しておりました。
現地に行ったとき、ちょうど近くにいらっしゃった従業員の方に撮ってもいいか聞いたうえで撮らせていただいています。テープの意味は承知していますので、当然テープ内に立ち入っての撮影は一切していません。ただ、カメラをテープの内側に突っ込んで撮った写真はあります。
テープが機体のすぐそばですので、デジカメの3倍程度の光学ズームでもこれらの写真は撮れます。銘盤やLOXなどは機体側面、ほんの数十センチ先に見えます。また、掲載した写真は近づいて見えるようトリミングもしています。
紛らわしいですが、テープ内に入らずとも実際にこういう写真は撮れます。ただ、この機体の置き場所は何度か変わっていますので(以前は道路沿いにテープもなく置かれていた)今この状態で写真が撮れるかは不明です。
まだラブラブだった頃に彼氏の学生時代の思い出先として案内された場所です。(でも連れていっってもらった時私は既に●●才だったのでちょっと微妙な感じでしたが)なんだか懐かしくなっちゃいました。
こんなに有名?な場所だったんですね。行っておいて良かったです!
大慶園って昔男の子たちと言ったことがあるけど、不思議な世界ですね・・・。
私には会わない場所でしたが、なんか異様な世界っていう思い出は残っていますよ。
隣は動物園ですね・・・。
なんでおかしくなったのか、自分でも不思議なところがあるのですが、いたっきーさんも撃墜されたって感じられたこともその一つです。
ところで、ご存知かもしれませんが、3つのことを思い出したので書き連ねてみます。
1.F15Jを日本人として初めて操縦した方のサイトを偶然見つけました。その方がF104Jで離陸直後に片翼のエルロン?が不良部品のために破損した顛末を記録していました。その事故報告処理が遅れて、墜落事故が複数起こり、確か2名の搭乗員が亡くなられたとありました。
2.東京の下町のとある住宅の一角に、P2J001号機の機首部分がありました。通りかかりでしたが、経緯を知りたくて声をかけたところ、ご主人が機体の中まで入れて下さいました。10年くらい前のことです。つい最近、street viewで見たところ、上からは見えませんが、当時のままでありました・・・
R8のこと、楽しみにしています。
大慶園、今も変わりないのでしょうか。
あの記事以来行ってないので、イーグルの行方ともども気になります。
赤いリンゴさんも、こういうのはお好きなんですね。
P-2Jのネタなどは興味津々です。
機会があればお話させていただきたいと思います。
大慶園に行ったときには、柏市に戦時中造られた「秋水」用の燃料タンクなども見に行きました。今はすっかり丘になっていますが、周りとは明らかに雰囲気が違う不気味な場所でした。余談ですが、第二海堡にも行ったことがあります。
ああ、書きたいことは山ほどあるのに…
文章書きの仕事をしているからか、プライベートではすっかり筆無精になってしまいました。
>偶然が何重にも重なる一件ですが、私にもおこります。
ありますよね、そういうこと。
フロリダで知人とばったり会った、家から数百キロ離れた観光地で友人のお忍びでデートを目撃してしまったetc.
私のはこんなところですけど、こういう思い出は忘れられません。もちろんスタフラの件も。つい最近も、M機長とお会いしました。飲んでいるときはとてもすごいパイロットに見えないですが、話はやっぱり空のことに終始します。パイロットの集まりで飲むと、すぐにでも飛びたくなります。飲酒操縦ですので絶対やりませんが。
>直接、あるいは、一人を介してのお知り合いかも
この世界は狭いですから、有名な方だとすぐつながりますね。まったくの蛇足ですが、亡きロック岩崎氏とも何度かお話ししたことがあります。携帯電話の番号もずっとメモリに残しています。これは消せませんね。
>前回の書き込み、ずいぶん失礼にも取れる文面に
そうですか? 全く気になりませんでした。
それよりも、こうしてご連絡いただける方が嬉しいです。
>「F104Jのトラブル」については、以下のページにあります。↓
> http://www.nurs.or.jp/~eagle01/104.htm
これは読み応えがありますね。
非常に興味深いです。とっさの時のパイロットの錯誤なども書かれていますが、これは致し方ないでしょうね。私だって、機体が急激に右ロールしたらとっさにスティックを左に倒しますし、左ラダーを思いっきり踏み込むと思います。考える以前に、反射で動いてしまいますね。
では私も興味深い記事を。
http://www.mhi.co.jp/aero/introduction/tokusyu/pilot/index.html
三菱重工のテストパイロットの話です。
一般の人が想像する世界とずいぶん違っています。
たとえば戦闘機の最大速度。
たぶん、多くの人が「最大速度=エンジン性能の限界」と考えていると思いますが、実際には機体の限界が先にくるようです。また、最大速度飛行時にエンジン出力をアイドルに下げてもそのまま最大パワーのまま回り続けるので、上昇して空気のない空間まで上がるとのこと。高度400,000ft(一般の旅客機は30,000ftくらいを飛ぶ)まで大きくループを描き、弾道飛行をしてそのまま落下、再び大気をつかんで通常飛行に戻るそうです。ここまで上がると空は真っ黒、星も見えるし、地球も離れて見える位置ですね。
いずれは、こんな話をインタビューして誌面に書きたいものです。
ああ、あかぃりんごもです・・・
なにはともあれ、書き連ねてみます。内容が、退屈でないならいいのですが・・
それから、少しでも、キータッチを減らしたいのと、なにより、米国人のならわしのように、敬愛を込めて、本文中では「いたっきぃ」と申し上げてみます。失礼に当たりませんように。ご寛恕下さり、いたっきぃも、「あかぃりんご」と読んで下さればうれしいです。では、閑話に・・・
>では私も興味深い記事を。
http://www.mhi.co.jp/aero/introduction/tokusyu/pilot/index.html
↑、面白かったです。結局、一気に12回分荒読みですが、読み終えました。途中で止まらなくなった・・・のです。印象に残ったことは、それこそ、山ほどあるのですが、今、とりあえず一つと言われれば、「五感よりも計器を信用するように訓練される」という部分などが印象に残りました。
いたっきぃのブログの「台風で脱走したと思われる米海軍のイルカ」と「某国の対戦車攻撃犬とその顛末」を連想していました。なぜ、連想したかは、次の3つの経緯が直前にあったからです。
1.「現代のトワイライトゾーン(大慶園)」の中にあった、「AIM-9L“サイドワインダー」と「フォックス・ツー」の記述。
→ 私は「フォックス・ツー」の意味が分からなかったので、検索したところ、Wikipediaで答えになる記述を見つけました。そして、それが、赤外センサーを積んだミサイル発射時に搭乗員が言うように訓練された言葉であることを知りました。(以前から、「サイドワインダー」は、現地で「スズヘビ」と称される乾燥地帯に多い蛇だと聞いていました。)
2.次に、two がそれなら、one は何だろう・・? 「fox one」を調べて、やはりWikipediaで、それが、スズメの発射を意味することを知りました。 「スパロー(Sparrow)は、誘導にはセミアクティブレーダー誘導方式を採用した中射程 ミサイル」である」・・・
3.その同じころに、あかいりんごは、ネット友人と、「スズメは獲物に狙いを定めると周りなんて見ちゃいません。それで車に轢かれるんですよね。物凄い高機動ミサイルな飛び方をする割にネコと同じで正面しか見ちゃ居ません。
そういった「まっしぐら」的な追尾能力をスパローミサイルとして命名したのかも???」 などと話していたのです。<http://aomorikuma.blogspot.com/2009/09/blog-post_29.html>
その友人、aomorikumaさんは、haek-eyeと、あかぃりんごとしては呼びたいような視力・観察力を持っているように思われますが、ミサイルの特性をsparrow やsidewinderと言った動物の名前を使い、的確に呼称していることを知りました。特に、スズメに関しては、高機動飛行能力があることを知っている人物でなければつけることのできない名前だと思います。スズメが昆虫の捕食の時に見せる、あの高機動はあまり知られてはいないと思うのですが・・一体、誰が、あるいはどの組織が、名付けたものでしょうか? メーカ、米空軍,あるいは・・?
あ~ぁ、重箱の隅をつつくようなことで、スペースを使ってしまいました。退屈されておられませんか?
>赤いリンゴさんも、こういうのはお好きなんですね。
そうです。それに加えて、好きなのは人やその人の人柄、考え方ですね。いたっきぃが富士の原で、戦車好きには様々な職業の人がいるという趣旨のことを書いておられましたが、私は、何かが好きな人々、その人々がモノをそれほどに愛好する、その情熱そのものが好き、というところがあります。
>大慶園に行ったときには、柏市に戦時中造られた「秋水」用の燃料タンクなども見に行きました。今はすっかり丘になっていますが、周りとは明らかに雰囲気が違う不気味な場所でした。
秋水の燃料タンクを保存している方って、どんな方でしょうね。また、どういう経緯で・・
>今はすっかり丘になっていますが、周りとは明らかに雰囲気が違う不気味な場所でした。
トワイライトゾーンには、大慶園のF15Jの機体に加えて、この柏市の丘の独特の雰囲気も入っているのでしょうか・・・。「いたっきい自身も大慶園に撃墜された気分です。」と言葉が、おかしみとともに再び蘇ります。さらに共感が深くなっているように感じられます。感動が大きいと、呆然となることがありますよね。
>つい最近も、M機長とお会いしました。飲んでいるときはとてもすごいパイロットに見えないですが、話はやっぱり空のことに終始します。
これで、思い出したのは、どこかで読んだ一節です。(阿川博之氏の「暗い波頭」の一節でしょうか?1944~5年頃の別府湾か、九州のどこかで、雷撃訓練の際、ペラで海面を叩くすれすれにまで平気で下りていく艦攻の操縦員がいて、その人が隊外で盆踊りでしょうか、指の動きもしなやかに踊るその様が、とてもそのような大胆な操縦をする人には見えなかった、という一節です。
いたっきぃの記述から、M機長が豪胆・繊細な方で、操縦者として名声の高い方であるご様子が目に浮かぶようです。
>ロック岩崎氏とも何度かお話ししたことがあります。携帯電話の番号もずっとメモリに残しています。これは消せませんね。
分かります。少し、呆然となっています。そして、その携帯電話はずっとお持ちになるでしょう。
岩崎さんの操縦者としての名声は私も、あの但馬空港でしたか、事故の前から存じ上げていました。(その携帯で、いたっきぃは岩崎さんとお話になったことがおありなんでしょうか? )
ここでも、また、例のfox twoとF15被撃墜を調べていて、小さな偶然がありました。岩崎さんはF104J で「米軍のF15を撃墜」しておられたのですね。それを知ってから、いたっきぃが岩崎さんの携帯電話の番号をご自分の携帯に持っているということでしたから・・・その遇船に驚いています。偶然に意味はないのでしょうが、なんだか不思議な気持ちになります・・・
長くなってしまったので、FX(次期主力戦闘機)CF-R8GWJCJR の感想は別便にします。
ところで、退役したCF-R3のことですが、新友好国への割愛乃至払下げを当局は検討されておられないでしょうか?当該某国においては、「軍の掟に従いて、後日この手に受領せば、長くいたわり養わん。」と言って、作動を止めるまで実用機として主力の一角として使う意向のようです。もし、ご検討の余地あらば、ご一報を。お取次ぎします。
長くなってしまった投稿をごめん下さい。
ではこちらも、敬意と親しみと多少のなれなれしさを込めて「あかぃりんご」と呼ばせていただきますね。
お返事遅くなりました。
実は北海道、青森へ6日間ほど出かけていました。
理由は、ヒコーキマニアならわかっていただけるかとw
>「五感よりも計器を信用するように訓練される」という
これはバーティゴ(空間識失調)から生きて帰る鉄則ですね。夜間に雲に入ってバーティゴに陥り、飛行機がひっくり返っているという姿勢指示器の表示が信じられず、漁船の明かりを星明かりと勘違いして海に突っ込むという話も聞いたことがあります。
>「AIM-9L“サイドワインダー」と「フォックス・ツー」
サイドワインダー=「ガラガラ蛇」ですね。スズヘビもこの一種です。何度も進路を変えながら敵機に向かっていくミサイルですので、尾部から伸びる白煙がギザギザに蛇行していることから、蛇の這う様子に似ているという意味でつけられたようです。ほかにも、熱を感知して攻撃してくるところが同じとか、目標を捕捉したときにパイロットが聞くガリガリというオーラルトーンが、ガラガラ蛇の出す音に似ているとか、いろんな共通点があるようです。
>「fox one」を調べて
レーダー誘導方式のミサイルに使われているコールですね。
ただ、全機退役したF-14トムキャットを例に取ると、スパローが「1」、サイドワインダーが「2」でバルカン砲が「3」、長射程のアクティブレーダーホーミングミサイル、AIM-54フェニックスが「4」でした。だから厳密に言うとレーダー誘導式のミサイル= FOX ONE …というわけではなさそうです。
ちなみに米軍ではAIM-7スパローにかわってAIM-120AMRAAMが配備されていますが、このミサイルはフェニックスと同じアクティブレーダーホーミングミサイルで(スパローはセミアクティブレーダーホーミング)、コールは「1」です。誘導方式の違いはさておき、スパローの後継が「1」ということのようですね。
航空自衛隊のAAM-4が「1」、AAM-3が「2」というのも同じ理由でしょう。
>「まっしぐら」的な追尾能力をスパローミサイルとして
セミアクティブレーダーホーミングは、つまりミサイル自体がレーダー波を出していない誘導方式です。ミサイル発射母機から発信されているレーダー波が敵機にぶつかって生じる反射波を辿って誘導されます。そういう意味でも「まっしぐら」なのかもしれませんね。母機が撃墜されたり、回避機動のためにレーダー波が敵機から外れたりすると失中します。
いずれにしても、命名の理由がなにかあるんでしょうねえ。そういえば調べたことないです。
>一体、誰が、あるいはどの組織が、名付けたものでしょうか?
メーカーが多いと思います。ただ、その後公式に呼び名が変わることがあります。たとえばF-22。「ラプター」と呼ばれていますが、開発時はロッキード社が「ライトニングII」と名付けていました。
F/A-18E/F「スーパーホーネット」が非公式の愛称で「ライノ」と呼ばれるように、いくつも呼び名がある場合もありますね。実は陸自の兵器にも愛称があるんですが、隊員たちも呼ばないそうで… たとえば87式自走高射機関砲は「スカイシューター」なんだそうですが、隊員たちは「ガンタンク」とか「ハエタタキ」と呼んでるみたいです。
その他に、ボーイング747「ジャンボ」の例もおもしろいです。「ジャンボ」は物語?に出てくるゾウの名前らしく、ボーイング社は当初、「鈍重なイメージがする」ということでこの名前を嫌っていましたが、世論?に押されて今や立派な名称として定着しています。
ちなみに最近のトレンドは、上記のAMRAAM(アムラーム=Advanced Midium Range Air to Air Missile)のように機能を表す略語が多くなっています。SLAMとか、HARMとか、LANTIRNとか。
> 秋水の燃料タンクを保存している方って
言い方が間違っていました。個人が所有しているような小さなタンクではなく、秋水用燃料の貯蔵施設です。丘をくりぬいてつくった大きなもので、今でも畑の真ん中から、換気筒のようなものが何本か飛び抜けています。
>その携帯で、いたっきぃは岩崎さんとお話になったことが
さすがにケータイは変えてますが、メモリは永久欠番です。それは今後もずっと変わりません。何を話したのか忘れましたが、なんでもない内容だったと思います。
>岩崎さんはF104J で「米軍のF15を撃墜」しておられた
ご本人に直接伺ったことはないですが、有名な話ですね。マルヨン(F-104)ではスピリットSが禁じられているのですが、その禁を破って反転降下したようですね。マルヨンでイーグルに勝つには、相手の予測しない機動を取るしか方法がありません。この頃のマルヨンのパイロットは、安全のための動作制限も解除して飛んでいたようですね。
>退役したCF-R3のことですが
退役どころか、予備役どころか、未だ現役です。
魔改造されてしぶとく生き残っています。大変申し訳ありませんが、まだまだ活躍してくれそうです。
いやあ、長くなりました。
ライターにあるまじき遅筆をおゆるしください。
今後ともよろしくお願いします。
P.S. 明日は護衛艦「くらま」で太平洋クルーズです!
簡潔明瞭を心掛けながら、いつもダラダラの閑話、お恕しのほどお願いします。さて・・
> ヒコーキマニアならわかっていただけるかとw
→ いたっきぃがそう仰って下さって、実際、とてもうれしいです。今までの書き込みでそう思って下さったのですね。でも、その6日間のことは検討が付きません。
たぶん、私は、偶然の機会が私を捉えたんだと思います。
P2J 001号機は偶然見つけて、そこの方が、単なる見ず知らずの通行人にあたかも古くからの知己であるかのように接遇して下さったことで、あのようにお話しできました。
F104Jの右主翼フラップ部品の断裂事故は、本邦河川でのヨーロッパウナギの分布を調べていた時に、検索にかかってきた中に、四国巡礼を野宿で通した「遍路漫劫業」さんのとても面白いサイトが契機で、四国巡礼のサイトの中からあの事故の生還者の記事が出てきたのです。そして、その直後に、R3を整備するために検索して、いたっきぃぃのサイトに行き当たりました。
帰化生物を調べているうちに、帰化機械に変わり、 R3を調べていくうちに、ススヘビとスズメに変わった訳です。あの大慶園はいたっきぃを撃墜した後、私も撃墜してしまったとも言えると思います。たぶん、オバサンじゃなく、オジサンだと思うのですが、大慶園の方(人物)って、どんな方なんでしょう・・ヒトマニアとしてはとても興味が湧いています。ひょっとして、オバサン?!
全然、別のことになりますが、教えて下さいませんか?
実は、私は、馬に乗っていました。手綱は左手で持ち、右手が自由になる乗り方で、鞍はWesternだと聞いています(もう最近は乗る機会がありません。) また、私は、零式艦戦二一型(ヤップ島でAnzacが鹵獲した機体とのことでした)とP40の操縦席に座ったことがあります。
零戦、F15, いたっきぃのグライダーの操縦桿って、左手で操作するものですか?それとも、操縦桿は右手で操作できるものなのですか? 写真で見る限り、搭乗員が乗り込むのは機体の左側からいつも乗り込んでいるような感じがするのですが、機体右から乗り込む構造の機体ってあるのですか?
森の中で、木々の間を馬に乗って飛ばす時の手綱さばきが、操縦桿の操作に似ているような感じがするのです。確か、馬に乗るのも、馬の左側から乗りました。
それから、写真で見ましたが、P38は操縦桿ではなく、操縦輪らしいですね。戦闘機の高機動の操縦には、操縦桿と操縦輪とどちらが有利何でしょう?最近の戦闘機で、操縦輪のものってあるんですか?
あぁ、今日もCFR8に届きませんでした。しかも、質問ばかりで、それも、ヘンなのですみません。質問するのはやさしいですが、答えるのは大変です。どうか、読み流し、お読み捨て願います。
> 87式自走高射機関砲は「スカイシューター」なんだそうですが、隊員たちは「ガンタンク」とか「ハエタタキ」と呼んでるみたいです。
→ これ、とても面白いし、貴重な知見です。教えて下さって、ありがとうございます。言葉の響きの感じですが、「スカイシューター」って、「スターファイター」と同じ感じで、整った響きで、メーカか機材管理部門が付けた名前のような感じがします。それに対し、「ハエタタキ」とか、「マルヨン」って、現場の運用部隊の匂いがします。
> マルヨン(F-104)ではスピリットSが禁じられているのですが、その禁を破って反転降下したようですね。
→ split Sとインメルマンターンという言葉は聞いたことがありましたが、岩崎さんのことをいたっきぃに教えて頂いて、ネットで調べて初めて、その具体的な機体の操作を知り、その二つが同じ機動であることを知りました。(2か月前からネットを使い始めました)
そして、このいたっきぃぃから頂いた説明で、それがどれだけ難しくて、機体に負担のかかる飛び方かが少し分かりました。
岩崎さんは、複座で後席に乗った時は、酔われたそうですね。ネットでそんなことが書いてありました。その書き方から、おそらく、本当だろうと私には感じられました。人並み外れた優れた感性をお持ちだったからこそ、他人の操縦で酔われたんじゃないかと思いました。この酔いも、vertigoの軽い症状だと思います。
あぁ、羊頭狗肉です。 バーティゴについて話し合いたかったのに、きっと、面白い討論になるだろうに・・・・でも、眠くなりました。すみません。また、この次にします。
> P.S. 明日は護衛艦「くらま」で太平洋クルーズです!
その「くらま」が6日後に艦首を失うとは、想像すらできませんでした。
艦内は真新しいペンキの臭いがしていましたが、その塗料に引火して艦首が焼け落ちたようですね。いろいろと悔しい事故です。
■あかぃりんご
>その6日間のことは検討が付きません。
おや、そうですか。
“雷鳥”を見に、千歳・三沢といってきたのです。
> 私は、零式艦戦二一型とP40の操縦席に座った
これは羨ましいです。二一型は見たことすらありません。
>操縦桿って、左手で操作するものですか?
スティック(操縦桿)の場合は、どんな航空機でも右手で握ります。左手はスロットルレバーを握ります。グライダーの場合、左手はダイブブレーキのレバーを操作します。F-16や日本のF-2などは操縦桿がコクピット中央ではなく右に付いています(サイドスティック)ので、左手で持つことは物理的に不可能です。
また、戦闘機のスティックやスロットルレバーにはスイッチがたくさん付いていて、戦闘中に操作が必要な機能は手を離さなくてもできるようになっています。この概念をHOTASといいます。
ヨーク(操縦舵輪)の場合は、左手でも右手でも持てますね。旅客機なんかの、H型をしたものがヨークです。機長は左に座っていますので、左手でヨークを持ち右手でスロットルを動かします。副操縦士は右ですので、右手でヨーク、左手でスロットルを操作します。
>写真で見る限り、搭乗員が乗り込むのは機体の左側から
…言われてみれば、たしかにそうですねw
気にしたことはありませんでした。グライダーもどちらから乗ってもいいのかも知れませんが、いたっきいはいつも左からです。単にクセなんでしょうけど。
あ、思い出した!
攻撃ヘリAH-1Sの、後席(パイロット)は右から乗ります。前席(ガナー)は左からです。AH-64アパッチも、前後席ともに右からです。
>戦闘機の高機動の操縦には、操縦桿と操縦輪と
操縦桿の方が素早い動きができますね。
ただ、昔は今の航空機のようにコンピュータが操縦を助けてくれることもありませんでしたから、長時間安定して飛ばすのに有利なヨークにした機体もあったんじゃないかと思います。P-38は一撃離脱型の戦闘機で格闘戦はあまり得意ではないので、操縦桿にする必要もなかったのかも知れません。
>最近の戦闘機で、操縦輪のものってあるんですか?
ないです。たぶん。
むしろ旅客機でも、操縦桿のものが出てきています。
あの巨大なエアバスA380も、たしか操縦桿(サイドスティック)ですよ。
>その二つが同じ機動であることを知りました。
インメルマンターンとスプリットSは違う機動です。
簡単に言えば、「インメルマンターン=上昇反転(宙返りの前半の動き)」、「スプリットS=反転降下(宙返りの後半の動き)」です。
いやあ、飛行機ネタは書いてて楽しいなあw
テープの中まで入って撮るのは常識的に
宜しく無いと思います
マナーを守って公開してください
説明が不足しておりました。以前同じようなコメントを頂戴した際にも申しあげておりますが、まず従業員の方に確認し、テープ内には立ち入らずに撮影しています。
ただ、写真だけではそのことは分かりませんので、文章にその旨を追記いたしました。
不快に思われたのなら大変失礼いたしました。
ご指摘ありがとうございました。
アリは、大慶園というすばらしい施設と件のF15については、このブログで知りました。また、機体に関しては当ブログのご亭主の前に他の方がブログで詳しく述べているようです。それらの記述から、大慶園やそのご園主に魅力を感じるようになりました。しかし、遠方に住んでいて訪れることもできません。ダイケイエン常連ですさまがうらやましい次第です。
そこで、ダイケイエン常連ですさまにお願いしてみたくなりました。大慶園のことをもっと知ることができる、大慶園のファンや常連の方のサイトをご存知なら教えて頂けないでしょうか?
コメントありがとうございます。
以前は路肩にゴロゴロと転がっていたようですね。ただ、ロケットではないはずです。F-104Jの胴体や、この記事のイーグルなどです。
一説によると、道路端に放置しているのが問題になって撤去したと聞いています。事実、このイーグルも駐車場に移動していました。
いずれにしてもミグやソユーズはありえませんね。手に入れる手段がないし、本物のミグやソユーズならもっと有名になっているでしょう。
ちなみに石川県の羽咋町にある「コスモアイル羽咋」に行けば、本物のボストーク宇宙船を見ることができます。
大慶園、15年ほど前によく行ってましたが、当時はもっときちんとした形状を保っていたような気が・・・
ハ○ガワのキットよろしく、機種部分がほぼ完全な状態で置かれていたような??
昔のことなので記憶違いかもしれませんが・・・
今度行ってみたいですwww
ただ、文中914号機のコクピットとありますが画像はPreMの物で914号機とは違うものですね。
あと文末のOBOGSですがF-15は主様もご存知の通りLOXコンバータを搭載して液体酸素で酸素を供給してるのでOBOGS(機上酸素発生装置)のシステムは搭載しておりません。
OBOGSとは空気から窒素を取り除いて酸素を作り出すシステムで空自ではT-4から採用されています。