
まず静かに、繊細に、音を静寂に響かす、これはとても大切
すると静寂はきちんと呼応してくれる
その呼応に身を委ねる
身を委ね、のち、静寂が舞い始めたら(凧がふっと浮くような感覚が芽生えたら)
丹田を乗せたやや強い音を静寂に響かす
すると静寂は(適切な言葉が無いのだが)神聖なエナジーに繋がる
そのエナジーに身を委ねる
身を委ねてゆくと自ずと肉体のエナジーは解放されてゆく
同時に意味を超えた様々なイメージが潜在意識から溢れてゆく
この時、迸るものすべてを無秩序に放出してはならない
肉体の誇示、内部の解放が目的になってはならない
肉体は媒体、橋渡しに過ぎないのだ
ここを肝に銘じる必要がある
肉体のエナジーは、そして意味を超えた様々なイメージは、制御され
空間に広がる言語イメージは冷静に、明確に、皮膚で知覚され続けなければならない
このせめぎ合いが重要であることを学んだ
大切なのは静寂や、神聖なエナジーの舞であり
その舞に包まれ、物語が万華鏡のように輝きゆくその煌めきである
非常に難しい、しかし楽日、ふっと、その舞と、煌めきを見た
継続は力である
取り急ぎカタリvol.5での気付きを記す
2025.3.12
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