粟島.民宿市左エ門に帰省しませんか ℡0254-55-2543

海風が吹き抜ける部屋での昼寝、ババの畑の香気豊かな野菜、釣と素潜りが大好きなオンチャが捕る魚、島の元気をお持ち帰り下さい

猫の気配り...猫のお詫び?....

2017年03月27日 | 島の猫

3月27日 

桜は未だだが網は桜色の真鯛で好調だ

早朝、S丸は友人の船からの手伝い要請で真鯛の網外しへ

一番大きいので8kg、小型が主流だったがまずまずの漁獲

おかげで我が家にもお裾分けを頂いた

最近の食卓は、山から採って来たばかり浜から貰って来たものばかり

とってきたばかりの美味しさに感謝の春ですわ

 

こたつのニャンコ

干上がった鱈をもちこんで鋏でバチバチしていたばば

食えるかなとそろっと近づきクンクン、ぺろぺろとちょこっとなめてみたトラ

すかさず、ばばの止め「トラァー!、いいがぁー、くうなよー、わかったかぁー」

ちょっとかじってみっかな、爪でつんつん

「こらぁ!くうなとゆったろ」ばばの杖パンチだ

びっくりぷいっとすねたトラ、部屋をとびだした...外は雨...

心配して探しに出たS丸、ニャンニャンと呼んでみるが声はなし

しばらくして、ニャンの声..

トラの口には小さなネズミが、まんまるの黒目でS丸をじーっと見つめて

「おやかた、これでかんべんしてくれろ、うめぞー、」....と言ったか??

...猫にも情はあるんだね、

S丸はねずみをほんなげた、トラは不思議そうな顔して見てた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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時化の日、玄関戸をニャンとノック

2016年12月11日 | 島の猫

12月11日 二日続きの欠航

D丸船長の葬儀に出かけたS丸は日和待ちで村上泊

吹き荒れる強風の中、大粒のあられがバチバチと叩きつけ、たちまち真っ白に

あわてたように、かじかむ手に息を吹きかけながらタイヤ交換をしている人あり

12月とはおもえない暖かい日にだまされて油断してしまったか

 

シーズンオフの珍しいお客様、ニャンコのとらぞう君

島では野鳥保護のために野良猫の避妊手術をしている

とらぞう君もその一匹、幸い里親がいて、ぬくぬくの冬を過ごせている

里親が留守のときには我が家の玄関前でにゃぁにゃぁと鳴いて合図をする

ニャンコが好きなばあちゃんは勝手に「チョコ」とよんで可愛がっている

ニャンコと遊ぶばあちゃんのはじけたような笑顔、子供のよう

ばあちゃんの厳しい冬の一日を暖かくしてくれるニャンコ

子が孫が成長し夫や親しい人があちらの世界に去り、寂しくなってゆくこの世

可愛くて自由気ままな猫は心を和ませストレスフリーの一助になっているようだ

  

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ニャンコとばばの夜中の運動会

2010年03月13日 | 島の猫

 
                                デビルマン猫


島では飼い猫は少ないけど野良猫は山や磯端、家の軒下どこでも見かける、家の中に入られ悪さをされた話は事欠かない............我が家のばばとニャンコの話をひとつ................................
それは夜気も凍みるほど寒い日の夜も開けない暗い4時頃の事だった、ばばは夜中に何度かトイレに起きる、懐中電灯を片手に部屋の戸を開け、寝ぼけまなこで居間をながめ、ゆっくりと足元を見ながら歩く、薄暗がりでかたまりが動いた気がし、ばばは灯りを向けた、かたまりは少し大きく膨らんだ、ばばは目をこらす、瞬間、黒いかたまりはストーブの影に、ばばは瞬きもできず見つめる、がばばは得心、細い洗濯干し棒をそろりと後ろ手にとり、一気にストーブめがけてエイャーと、猫はニャンともいわずテレビのうしろへ、ばばは棒を片手に追いかける、暗がりから暗がりへばばとニャンコの夜中の運動会、ニャンコはばばより上手、隙をついて一気に加速、ばばの足的をかすめ入り口めざして突進、暗闇へ.........ばばはそおっと猫がいた座布団を触って見たほかほかで暖かった.................翌朝、その話で朝食は大もりあがり...........ニャンコは市左エ門にお泊まりの今年最初のお客様でした............。..

☆ニャンコ用心
     

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網に掛かった猫......おこぼれを待つかもめ

2010年02月23日 | 島の猫

2月の日常風景.....真鱈の味醂干しと甘露煮用の干し真鱈


網ににかかって夕食を食いそこねた猫

     

それは夜中の2時頃のことだったドーンという妖しい音で隣のばばは目が覚めてしまった。裏の物干し場で何かが蠢いてる、ギャーギャーとなく音もする、ばばはもう眠れない、それから朝まで一睡もできなかった。
朝、隣のばばは覚悟を決めて裏へ見に行った、やっぱり!ぐるぐる網巻きの猫が転がっていた、猫は裏の軒下に干された鱈めがけて堤の上から大ジャンプ、鱈は網で守られていた、猫は網ごとしたみ板に直撃、網のなかでもがき網の塊りになってしまった。朝、ばばが見たときには最初は網だけだとおもった......がキンキラ金の目が下から睨みあげてた、不気味なめだった...........(隣のばば).....
2月のこの時期どこの家の軒下も鱈が干されている、ワッパ煮広場では鱈が幾重にもすだれのように吊るされてる。猫とかもめ、カラスが夫々の縄張りで鱈を油断なく狙っている、

鱈をさばく..........すきあらばとおこぼれを狙うかもめ
                    

                     

 

 

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