粟島.民宿市左エ門に帰省しませんか ℡0254-55-2543

海風が吹き抜ける部屋での昼寝、ババの畑の香気豊かな野菜、釣と素潜りが大好きなオンチャが捕る魚、島の元気をお持ち帰り下さい

磯浜の漂流ゴミ回収.....決め手はモノレール

2012年01月28日 | 無題...日常

思いもしなかった磯浜の漂流ゴミ回収..

ヤガハナ周りのウォーキングのたびに気になっていたモノレール
昨年晩秋頃からだろうか、一本のレールが磯に続く斜面に引かれ
磯浜では不燃の漂流物を回収する作業が進められていた.......

  


魚が群れになってやってくる魚場としての島の豊かさを感じる春..
冬になり季節風が吹くと物の豊かさのなれのはてとして不燃物が流れてくる
思い出せないほどの時をかけて積み上がった磯浜をとりまく漂流ゴミ
重機も車も入れない磯浜、人海戦術しかありえないし回収される事など無いと思っていた...

磯浜から運び上げられたゴミのやま々、浜は久しぶりに一息つけたようだ
急斜面が海にせまり山が深い島の形状、モノレールのような物は使えるかも
塩害を考慮しなければだけど......

ばばのショウミダ畑はちょっとした丘、物資の運搬が苦、電動着きの一輪車があるらしい
衰えたばばの力を補ってくれるお道具を探さなくては....

大雪だけど船は順調、欠航無し
雪のオナマチキャンプ場

 

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凪続き....初岩海苔摘み 亀の手とり

2012年01月22日 | 旨いもの情報

1月21日土曜日

凪続きの磯へ夕食のおかずに亀の手をとりに出かけた
その日は岩海苔摘みもあった、今シーズン初の海苔だ
あがった12.5kの海苔はその場で2軒の民宿に買われた、即完売
岩海苔は萱で作った手製の簾に伸ばされ、寒気の中、自然乾燥される
黒々とした柔らかそうな寒の一番海苔は風味、味ともに絶品だ
それは水揚げが少なく市場には出まわることはない...と思う
買った民宿の一軒は「渡佐」だった
「渡佐」の息子は新潟市駅前で料理店「あわしま」をしている
丁寧に乾燥され仕上げられた粟島一番海苔は、割烹「あわしま」で食べることができます
    

岩海苔を萱の簾に伸べている
乾燥したときに、穴があかずに均等に海苔がのるように伸べるのは
見てるほど簡単ではない、ちょっとだけさせてもらったが
海苔は逃げるし集まるしで中々万遍なくとはゆかない
地道な経験がものをいう....頭でっかちではだめみたい...
      

その日の夕食はツレが置いて行った亀の手と、ワタサから貰った初海苔で
寒の磯汁でした.....
亀の手は酒蒸しにしても美味い、酒がすすみます

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冬晴れ.........寒中の夕陽

2012年01月20日 | 夕陽

四日も続いている冬晴れ、菫色の空、太平洋側ではこれが日常なんだろうが....
灰色の分厚い雲の下が毎日の日本海、気持ちも重く、立ち止まりがち
家にいるなんてもったいないような青空、お気に入りの山道散策だ...
じっと我慢の枯葉の下、春の陽射しを思い焦がれるように草芽が硬い角を出していた
あと一月もしたら早春の香りが食べられそう.........
島の山菜の味の濃さと香りの強さは格別です

 

真冬の夕陽........
秋の朱色に近い小金色と違って、すっきりとした黄色が勝っているような色だ
夕陽をうける長手岩方面
 

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冬晴れの一日.厄落とし...お菓子と銭をまく善男善女

2012年01月17日 | 節の行事

冬晴れの一日
久しぶりの青い空、和いだ海、忘れていた陽射しの暖かさ
羽を乾かす海鵜、枯れ山ではキシ々と囀る冬鳥の声
こんな日はめったに無い、みんな息を合わせたように陽射しの中へと出てゆく
猫も陽射しをのがさない


読み聞かせの帰り道、厄払いのお参りを終えた男女が街の角で厄落としとして、お菓子に包み銭をまくとの事...釜谷地区には無い行事なので見物する事にした


街角には餅拾いの時と同じ格好をした人達が今か々と待っていた
厄払いのお宮参りを終えた厄年祝いの男女が撒き物を抱えてやってきた
今年の主役は島外から嫁いだお嫁さん二人...
この日のために新調した着物がとてもきれいだった




お菓子に硬貨がみんなの頭上を飛んでゆく、上を向いては下を這う
みんな血が騒ぐのか老いも若いも入り乱れて、落ちてくる厄をひろう
お菓子に銭を施して厄をふっとばす....楽しそうな冬晴れの厄落としでした。

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西畑竹パウダーで堆肥作り.....台所と山畑が繋がった

2012年01月12日 | 西畑さんの竹パウダーで畑作

昨年12月から始めた「西畑竹パウダー」を使っての堆肥作り
山畑まで生ゴミを運ぶ事一ヶ月.コンポースの中はまだ変化無し...


西畑さんが言う事には「冬期は醗酵に三ヶ月はかかる」との事
山の畑は通う主も無く、唯、雪に続く猫の足跡だけ


待っててねオデラ畑!
春にはとびっきりの肥料をあげるから
毎日の食材の残りと食べた余りだけを竹パウダーで醗酵させた特別メニュウだ
生魚のガラがある時は湯がいてからコンポースの中へ
野菜たちは喜こんでくれるかな..

生ゴミを山畑に持って行のは大変だけど...
誰もいない深閑とした雪畑で過ごす時、清々しさはとても快い
春を待つ楽しみがひとつ増えた


海に降る雪、カムラの大島は雪帽子

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小正月の祝いを迎えに裏山へ....太良の木.杉の枝、榎

2012年01月10日 | 節の行事

1月10日 今日もばばは忙しい、小正月の祝いを迎えに裏山へ....

季節が巡るようにやってくる節の行事、神さまがそこここに宿る島の日常
朝早くに地区の男しょが小正月の祝いとして山に入り、杉の枝と太良の木を迎えてきた
市のばばも自分で作ったテゴを担いで杖を頼りに裏山へと登って行った
ショウミダ畑で、ばばの背の高さに合わせて作ってある杉の木
暮に見つけて置いた太良の木、榎の若木等々.........
 

祝いの木で膨らんだテゴを背に手にはだんご木の榎を持って降りてくるばば...
 
魔よけ星印と12月13月と書くばば、
「ばば、十二月十三月となんでかくん?...わからん昔からだ..」
タラの木を20cmほどに切り、縦に2つに割り
墨で十二月十三月とダビデの星に似た模様を書いて
14日に杉の木と一緒に家の入り口
に置いて厄除け・魔よけとする

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1月7日......粟島.釜谷獅子舞

2012年01月07日 | 節の行事

1月7日.....釜谷獅子舞

角付けの前に地区の人を集めて出舞を披露
威勢のよい太鼓で始まった2匹の獅子踊り
軽やかに打ち出される太鼓に合わせて獅子唄を唄うS丸
太鼓に合わせ神妙な表情で三角形の打ち物をならすおんちゃ
踊る2匹の獅子は保存会の若者達
獅子舞のあとに踊る「さっこいさんさがり」は後継者になってほしい中学生も踊る
となりのキヨもしなよく踊ってる..........
みんなで守り伝えてきた獅子舞は地区のシンボリックな特別なものかもしれない
同じ思いでする手作り行事が少なくなった今は特にそう思える
お金が無いよりなによりも人がいなくなるほど怖くて切ないものはない
ここの先祖となるような若者がふえてほしいものだ



やんや々の囃子を受けた保存会の面々は厄年の家から廻り始めた
地区に響くはドコドコ.........とリズミカルな太鼓の音
家の数だけお神酒を受け、廻ってるうちにみんなの酔いも最高潮
 

地区の悪魔払いを終えて、さっこい館へ戻ってきて入り舞となる
しっかりとお神酒で清めた面々はM君の唄にあわせて踊りだした
朝の出舞と違いゆるくおっとりした獅子踊り、笑いと囃子のなか地区の一年が始まった
 



今年初の真鱈味噌汁ヤリイカと寒ブリの刺身がみんなに振舞われた
鱈ヤリイカ寒ブリはどれもこれもみーんな旨かった
ヤリイカは内浦防波堤で釣れる、これからがシーズン

 

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北西風20m波高5~6m.....強風雪の中.初詣.

2012年01月05日 | 冬の海

北西風20m、波高5~6m.....大時化欠航

空に挑むように膨れ上がった海.......
もれ上がった波頭彼方に灰色にけむる長手岩
上下のクリシマは波の腹の中
沖防波堤にぶち当たり立ち上がり砕ける瀑布
黒鯛が泳いでいたカムラの船場は砕けた波で白く泡立ってる
魚たちは海底深く静かに時を味方にやり過ごす

上のくりしま、下のくりしま

カムラ


島を離れて映画三昧で過ごした正月三が日、
たまに人ごみにまぎれてしまうのも悪くない.........
釜谷地区に住む者として塩釜神社と八幡神社の初詣は欠かせない.
正月5日、強風雪のなかツレを誘って初詣に出かけた
八幡崎てっぺん吹きさらしの強風のなかに建つ八幡神社
小さな祠は強風のたびに微妙にゆら々
揺れる灯明を手を合わせ心合わせ、祠が揺れるたびに強く家内安全々と祈る
 

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今年初の釣果.......黒鯛2枚

2012年01月04日 | 釣り

今年初の釣果は....黒鯛2枚
元旦、北方面エゾの立て壁で釣るがまるで当り無し、フグさえいない
二日、南方面カムラの船場で一尋の深さで黒鯛をゲット
昨年暮れからの五泊で竿をだせたのは二日間だけだったが
時化の合間をぬって釣り上げた黒鯛に満足の様子......
ゆったりとした島正月を過ごし、ばばの息子は二尾のお土産を手に戻っていった

この時期の黒鯛はくせが無く実にうまい

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