評価:★★★★【4点】
骨太映画に脇役でたくさん出てるフランク・グリロの初主演(?)
◇
1年に1晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる
近未来のアメリカを舞台に描き、
全米でスマッシュ・ヒットしたバイオレンス・スリラーの第2弾。
その日は、1年に1度のパージ日。
パージ開始まであと数時間と迫っていた。
病気の父を抱え、娘のカリとともに
低所得者が集まる地域に暮すシングルマザーのエヴァ。
まともな防犯設備もない自宅で不安な夜を迎えようとしていた。
別居に向けた話し合いが進む夫婦シェーンとリズ。
買い物を終え、家に向かう途中で車が故障してしまう。
亡くなった息子の仇をとるため、この日を待ちわびていた男レオ。
完全武装し、装甲仕様の車で街へと繰り出すが…。
<allcinema>
◇
前作はパージ法をより安全に乗り越えるため
自社開発の強固なセキュリティでその時を待つインドア家族の物語から
第2弾の今作は、3つのそれぞれの群像劇から始まり
途中からひとつのストーリーとして完結するアウトドアに様変わり。
守りに徹した裕福な家族を中心に描かれた第一弾も見ごたえあったが
真逆のパージ法真っ只中の野外に放り出された家族とひとりの謎の男の話も
なかなかに緊張感持って観ることが出来こちらも秀逸だった。
幼い息子を事故で亡くした男が裁判で無実となった加害者に
その復讐のため数時間後のパージ法に向け銃火器装填シーンがクール。
無言で無駄のない手際には、過去に相当訓練を受けた人間と判る。
中盤から母子家庭の母と娘、若いカップルらがこの男に加わり
武装したV8マッスルカーで暴徒から命からがら逃げるわけだが
男は自分の復讐より彼らを助ける行動を優先する。
そうする中、革新的な法案だったパージ法には
実はとんでもない思惑が隠されていることを知る男たち。
サスペンススリラーにはよくあるネタばらしなんだけど
脚本と編集、キャスティングにより凄く納得できた映画になった(笑)
【今週のツッコミ】
・貧困層と富裕層のギャップからくる理不尽な扱いを受け
ホロコーストに近いものを見せられ主人公と同化したワタシ^^
・一応、近未来の話なのでダッジ・チャージャーも新型ではありません。
・真っ赤な炎をあげながら交差点を通過するバスが痛々しい。
スピルバーグの『宇宙戦争』思い出す(あちらは列車・笑)
・いったい、幾つの団体、組織が出て来たんだろう。
・パージ法、クラス4以上の銃器を使うと告訴され殺されるらしい。
ちなみに各クラス、武器の基準を次回作で教えてほしい(あるのか?)
・時間切れでパージ法が終わったと安心した直後に出てくる
“次のパージ法まで364日”のテロップが最も怖かった^^;
・どこぞの家族で姉妹で殺し合いって、時間切れ後の生活は
いったいどうするのか。葬儀は普通にするのかな?
近所で家族で殺し合いしたと噂されそれが次の殺意になるのかな。
--------------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・デモナコ
脚本:ジェームズ・デモナコ
音楽:ネイサン・ホワイトヘッド
出演:フランク・グリロ/カーメン・イジョゴ/ザック・ギルフォード/
キーリー・サンチェズ/ゾーイ・ソウル/
『パージ:アナーキー』
骨太映画に脇役でたくさん出てるフランク・グリロの初主演(?)
◇
1年に1晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる
近未来のアメリカを舞台に描き、
全米でスマッシュ・ヒットしたバイオレンス・スリラーの第2弾。
その日は、1年に1度のパージ日。
パージ開始まであと数時間と迫っていた。
病気の父を抱え、娘のカリとともに
低所得者が集まる地域に暮すシングルマザーのエヴァ。
まともな防犯設備もない自宅で不安な夜を迎えようとしていた。
別居に向けた話し合いが進む夫婦シェーンとリズ。
買い物を終え、家に向かう途中で車が故障してしまう。
亡くなった息子の仇をとるため、この日を待ちわびていた男レオ。
完全武装し、装甲仕様の車で街へと繰り出すが…。
<allcinema>
◇
前作はパージ法をより安全に乗り越えるため
自社開発の強固なセキュリティでその時を待つインドア家族の物語から
第2弾の今作は、3つのそれぞれの群像劇から始まり
途中からひとつのストーリーとして完結するアウトドアに様変わり。
守りに徹した裕福な家族を中心に描かれた第一弾も見ごたえあったが
真逆のパージ法真っ只中の野外に放り出された家族とひとりの謎の男の話も
なかなかに緊張感持って観ることが出来こちらも秀逸だった。
幼い息子を事故で亡くした男が裁判で無実となった加害者に
その復讐のため数時間後のパージ法に向け銃火器装填シーンがクール。
無言で無駄のない手際には、過去に相当訓練を受けた人間と判る。
中盤から母子家庭の母と娘、若いカップルらがこの男に加わり
武装したV8マッスルカーで暴徒から命からがら逃げるわけだが
男は自分の復讐より彼らを助ける行動を優先する。
そうする中、革新的な法案だったパージ法には
実はとんでもない思惑が隠されていることを知る男たち。
サスペンススリラーにはよくあるネタばらしなんだけど
脚本と編集、キャスティングにより凄く納得できた映画になった(笑)
【今週のツッコミ】
・貧困層と富裕層のギャップからくる理不尽な扱いを受け
ホロコーストに近いものを見せられ主人公と同化したワタシ^^
・一応、近未来の話なのでダッジ・チャージャーも新型ではありません。
・真っ赤な炎をあげながら交差点を通過するバスが痛々しい。
スピルバーグの『宇宙戦争』思い出す(あちらは列車・笑)
・いったい、幾つの団体、組織が出て来たんだろう。
・パージ法、クラス4以上の銃器を使うと告訴され殺されるらしい。
ちなみに各クラス、武器の基準を次回作で教えてほしい(あるのか?)
・時間切れでパージ法が終わったと安心した直後に出てくる
“次のパージ法まで364日”のテロップが最も怖かった^^;
・どこぞの家族で姉妹で殺し合いって、時間切れ後の生活は
いったいどうするのか。葬儀は普通にするのかな?
近所で家族で殺し合いしたと噂されそれが次の殺意になるのかな。
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監督:ジェームズ・デモナコ
脚本:ジェームズ・デモナコ
音楽:ネイサン・ホワイトヘッド
出演:フランク・グリロ/カーメン・イジョゴ/ザック・ギルフォード/
キーリー・サンチェズ/ゾーイ・ソウル/
『パージ:アナーキー』
前作はあまり楽しめなかったのですが、今回は前作でパージの怖さが分かっていたのもあって面白かったです。
ライブドアのブログにTBいただきましたが、ただいま引越し作業中で、作業が終わり次第閉鎖を予定しています。
そのため今日は引越し先のyahooブログ『スフレ弐番館』からTBさせていただきました。
もしご都合が悪ければ削除してくださいませ。
いただいたTBはコピーで記事にリンク表示させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
>ただいま引越し作業中で
なるほど!そういうことでしたか。
>もしご都合が悪ければ削除
いえいえ、とんでもございません。
大事に保管させていただきますね。
こちらのTBにもわざわざお手数をおかけしましてありがとうございます。
ところで、北米在住なんですかね~
鑑賞日が去年の12月になってますもんね。
何かわからない恐怖が迫る、という設定が面白かった。
もちろんあの一家はイライラさせられたけど。
確かに姉妹で殺しあったら、その葬儀は間男の旦那や
父親がするのかな。第一死んだ人はどうやって片づけるのかな。
次もきっと見る気がする。
女性1、男性2の方が好みってパターンだと気が付きました(笑)
この男女差はいったいどこから来るものなのか考えると
これ結構面白いんですよね(笑)
でも、これだ!という理由は判りません(おい)
家族で殺し合っても残された父がすべての尻拭いって
どうなんでしょうね~^^;
ワタシも次も必ず観ます。