評価:★★★☆【3,5点】
ホラー色の濃いメロドラマ+変態指数もちょっとだけ(笑)
が、しかし、スクリーンに映し出される映像は極めて美しい。
◇
ある日、街のマドンナだった美女メリンが
森の中で惨殺死体となって発見される。
すぐに恋人のイグに疑いの目が向けられ、
イグは住民の激しいバッシングやマスコミの執拗な追及に晒される。
恋人を殺されたばかりか、濡れ衣まで着せられ、絶望の淵に立たされるイグ。
そんなある日、目覚めると、彼の頭から2つの角が生えてきた。
パニックに陥ったイグだったが、奇妙なことに、その角を見ても誰も驚かず、
そればかりかイグに対して本音や秘密を自ら打ち明けてしまうのだった。
この角に不思議な力があることに気づいたイグは、その力を使って
真犯人を突き止めるべく事件の真相解明に乗り出すのだったが…。
<allcinema>
◇
冒頭からの状況設定は至って普通のヒューマンドラマなんだけど
時間の経過とともに徐々に異世界へと導いてくれる本作(笑)
恋人殺しの容疑を着せられた主人公ダニエルくんの熱演が特に光るが
頭に突然角が生えてきたところから、周りの人間が突然、変態的変人風になり
一瞬「???」という感じで観てる側の頭の混乱が生じる(爆)
実は、彼の角の前では心の本音を話さずにいられない衝動に駆られるそうで
両親は当然として、面識のない病院の医者やナース、他の患者まで
あられもない言動を口にし始める。
ってことで、ここでピ~ンと来たのはダニエルくん!
事件の真犯人をこれで探せるのではないかと考えたから、さあ大変!
町中が自分に向けている罪人への冷たい目線の中で
角も隠さず堂々と、ある意味開き直った男らしさが実に小気味良いのだ。
意外な事実を知ることになるラストはもはや完全ホラー(笑)
ちょっと、やり過ぎ感は拭えないが、こういう作風は割と好きかも(爆)
【今週のツッコミ】
・監督があの『ピラニア3D』を撮ったアレクサンドル・アジャってことで
変態指数はやはり高かった(爆)『ムカデ人間』には負けるけど(未見だし・おい)
・そうか、この映画は怪奇映画ってことなら納得だわ。
角が生えた原因を見つける作業くらい医者ならしろよ!だった。
病院に行ってもノコギリで切断仕掛けたまま、ナースとよろしくやってるし^^;
・子供時代の悪ガキ軍団で紅一点の少女、ダイナーのウエイトレス、バーの姉ちゃん、
母、彼女、ナースと出てる女優全員ワタシの好みと恐ろしく合致してるから
チョイと怖くも嬉しいモノがあった。
この監督、今後に於いて要チェックだわ(爆)
・本音は貴方なんかに家に帰ってきてほしくないのよ!
母から聞いた言葉にショックを受けながらも、次は父の本音を聞くために
嫌なことは早く済まそうというダニエルくんが切なくもカッコいい^^
・殺された彼女役のジュノー・テンプルが本当に可愛く見えるから
映画って撮り方次第なんだな~とつくづく実感した(笑)
・色んなジャンルが詰まった映画ということで、どのジャンルにも属せない辛さ^^;
-----------------------------------------------------------------
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:キース・ブーニン
音楽:ロブ
出演:ダニエル・ラドクリフ/マックス・ミンゲラ/ジョー・アンダーソン/
ジュノー・テンプル/ケリ・ガーナー/ヘザー・グレアム/
『ホーンズ 容疑者と告白の角』
ホラー色の濃いメロドラマ+変態指数もちょっとだけ(笑)
が、しかし、スクリーンに映し出される映像は極めて美しい。
◇
ある日、街のマドンナだった美女メリンが
森の中で惨殺死体となって発見される。
すぐに恋人のイグに疑いの目が向けられ、
イグは住民の激しいバッシングやマスコミの執拗な追及に晒される。
恋人を殺されたばかりか、濡れ衣まで着せられ、絶望の淵に立たされるイグ。
そんなある日、目覚めると、彼の頭から2つの角が生えてきた。
パニックに陥ったイグだったが、奇妙なことに、その角を見ても誰も驚かず、
そればかりかイグに対して本音や秘密を自ら打ち明けてしまうのだった。
この角に不思議な力があることに気づいたイグは、その力を使って
真犯人を突き止めるべく事件の真相解明に乗り出すのだったが…。
<allcinema>
◇
冒頭からの状況設定は至って普通のヒューマンドラマなんだけど
時間の経過とともに徐々に異世界へと導いてくれる本作(笑)
恋人殺しの容疑を着せられた主人公ダニエルくんの熱演が特に光るが
頭に突然角が生えてきたところから、周りの人間が突然、変態的変人風になり
一瞬「???」という感じで観てる側の頭の混乱が生じる(爆)
実は、彼の角の前では心の本音を話さずにいられない衝動に駆られるそうで
両親は当然として、面識のない病院の医者やナース、他の患者まで
あられもない言動を口にし始める。
ってことで、ここでピ~ンと来たのはダニエルくん!
事件の真犯人をこれで探せるのではないかと考えたから、さあ大変!
町中が自分に向けている罪人への冷たい目線の中で
角も隠さず堂々と、ある意味開き直った男らしさが実に小気味良いのだ。
意外な事実を知ることになるラストはもはや完全ホラー(笑)
ちょっと、やり過ぎ感は拭えないが、こういう作風は割と好きかも(爆)
【今週のツッコミ】
・監督があの『ピラニア3D』を撮ったアレクサンドル・アジャってことで
変態指数はやはり高かった(爆)『ムカデ人間』には負けるけど(未見だし・おい)
・そうか、この映画は怪奇映画ってことなら納得だわ。
角が生えた原因を見つける作業くらい医者ならしろよ!だった。
病院に行ってもノコギリで切断仕掛けたまま、ナースとよろしくやってるし^^;
・子供時代の悪ガキ軍団で紅一点の少女、ダイナーのウエイトレス、バーの姉ちゃん、
母、彼女、ナースと出てる女優全員ワタシの好みと恐ろしく合致してるから
チョイと怖くも嬉しいモノがあった。
この監督、今後に於いて要チェックだわ(爆)
・本音は貴方なんかに家に帰ってきてほしくないのよ!
母から聞いた言葉にショックを受けながらも、次は父の本音を聞くために
嫌なことは早く済まそうというダニエルくんが切なくもカッコいい^^
・殺された彼女役のジュノー・テンプルが本当に可愛く見えるから
映画って撮り方次第なんだな~とつくづく実感した(笑)
・色んなジャンルが詰まった映画ということで、どのジャンルにも属せない辛さ^^;
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監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:キース・ブーニン
音楽:ロブ
出演:ダニエル・ラドクリフ/マックス・ミンゲラ/ジョー・アンダーソン/
ジュノー・テンプル/ケリ・ガーナー/ヘザー・グレアム/
『ホーンズ 容疑者と告白の角』
「今後も要チェック」ってことは、割と気に入られたのかな?
なんか、こういうチャレンジ精神こそホラーを退屈させずに居るもので、必要なものですよねえ〜
そうそう、撮影も良かった!冒頭とか、何気に長回しで、クルッと回って自分の部屋に繋がる辺りとか(あそこは本当は切れてると思いますけど)
え!そういった賞があるんですね、まったく知らなかった(笑)
1位になるんだから、やっぱりモノ作りとして成功したんですね^^
この監督のセンスは結構好きです(笑)
『ピラニア3D』も想像より遥かに良かったですしね。
撮影もなかなかセンスが良くて、映画ならではの表現方法を知ってるんですね。
今後も要チェックしていきますよ~(爆)