評価:★★★【3点】
「ハイ!背筋をもっと伸ばして!奴隷市場じゃないのよ!」
ミラノコレクションのリハーサル中にレポーターのブルーノが
ファッションモデルらに対して爆笑発言!
ここのところゲイネタが続いてますが
本作は、実際に街中に出てのネタ振りで市民の反応を
見るというドッキリカメラ風になっています。
と、いっても仕掛ける相手は有名人が対象となっており
一応、本作には大雑把なストーリーはあるようです。
ゲイのファッションレポーターがイタリアのミラノコレクションで
ショーに乱入し関係者を激怒させ、ブラックリストに載ってしまう。
以後、すべてのショーに二度と入れなくなったブルーノは
ハリウッドで一流のセレブ(有名人)になって見返すことを決意する。
ワタシはサシャ・バロン・コーエンの映画は
本作がお初なので、まずは興味津々で鑑賞に挑みました。
◇
「ボラット」でアメリカ中を混乱と困惑に陥れた
サシャ・バロン・コーエンとラリー・チャールズ監督のコンビが、
再び命知らずの体当たり取材を敢行する社会派ドキュメンタリー。
今回は、ボラットと並ぶサシャ・バロン・コーエンの
もう一つの看板キャラクターである“オーストリア人でゲイの
ファッションレポーター”ブルーノが登場。
アメリカのみならず中東にまで足を伸ばし、
行く先々で命がけの大騒動を仕掛けては過激な笑いを展開すると共に、
巻き込まれた人々の普段は決して表に出ることのない裡に
秘めた差別や偏見の感情をあぶり出していく。
<allcinema>
◇
どうなんでしょう・・・。
ちょっとイマイチ、下品すぎて純粋な笑いというより
全編に於いて失笑するという感じでした。
それでも、ブルーノが相手をする人物は本物ばかりなので
それは評価に値するのかもしれません。
ココでいう本物とはいったい?
例えば、2008年当時の大統領候補だったロン・ポール下院議員や
イスラエルのモサド元長官、ヘブライ大学教授、パレスチナ前議員、
エルサレム市長などが本当に出てくる。(テロップでご案内)
また、レバノンのパレスチナ難民キャンプに行き
テロリストのリーダー、アイアン・アブ・アイタにインタビューとか。
でもまぁ、そのインタビュー内容には彼らの琴線に触れるものは一切なく
総じて、“年長さん”レベルの児童が聞くようなものばかり。
「アンタの髪の毛、痛んでますよ」「髭でも剃ったら?」
「アンタらのリーダーのビンラディンって、ホームレスのサンタみたい」
これは取材ではなく完全に挑発ってやつですね。
まるで試合前のボクサーがやる、メディアを使った“アレ”な印象。
ロン・ポール下院議員を密室に入れ怪しく誘うくだりや
テロリストのリーダー、アイアン・アブ・アイタが
「こいつの言ってることをすべて訳せ!」と言い放つところは
本編で唯一、緊張するシーンではあった(笑)
前者はロン・ポール自身が緊張している様子が妙に可笑しかった。
プランジェリーナ、ブラッド・ピットカップルら(←同じですけど)のように
アフリカから養子をとり、空港の荷物コンベアーで受け取ったり
視聴者参加番組で養子をとる手続きは?と訊かれたら
「iPodと交換したの」とか、とにかくわざと挑発している。
要はどのシーンに於いても、ブルーノのする、あまりのくだらなさが
ブルーノ自身に降りかかる身の危険を回避している感じ。
これがある程度、論理的なブルーノであったら
レバノンのテロリストに拉致されていたかもしれない。
実際、ブルーノは“それを願って”取材に行ったんですけど(笑)
おまけ)
・日本の芸人でこのサシャ風のことができるのは、志村けん、
もしくはヒロ酒井か!?(←なんでだ)
-------------------------------------------------
監督:ラリー・チャールズ
脚本:サシャ・バロン・コーエン/アンソニー・ハインズ
撮影:アンソニー・ハードウィック
音楽:エラン・バロン・コーエン
出演:サシャ・バロン・コーエン/グスタフ・ハマーステン
『ブルーノ』
「ハイ!背筋をもっと伸ばして!奴隷市場じゃないのよ!」
ミラノコレクションのリハーサル中にレポーターのブルーノが
ファッションモデルらに対して爆笑発言!
ここのところゲイネタが続いてますが
本作は、実際に街中に出てのネタ振りで市民の反応を
見るというドッキリカメラ風になっています。
と、いっても仕掛ける相手は有名人が対象となっており
一応、本作には大雑把なストーリーはあるようです。
ゲイのファッションレポーターがイタリアのミラノコレクションで
ショーに乱入し関係者を激怒させ、ブラックリストに載ってしまう。
以後、すべてのショーに二度と入れなくなったブルーノは
ハリウッドで一流のセレブ(有名人)になって見返すことを決意する。
ワタシはサシャ・バロン・コーエンの映画は
本作がお初なので、まずは興味津々で鑑賞に挑みました。
◇
「ボラット」でアメリカ中を混乱と困惑に陥れた
サシャ・バロン・コーエンとラリー・チャールズ監督のコンビが、
再び命知らずの体当たり取材を敢行する社会派ドキュメンタリー。
今回は、ボラットと並ぶサシャ・バロン・コーエンの
もう一つの看板キャラクターである“オーストリア人でゲイの
ファッションレポーター”ブルーノが登場。
アメリカのみならず中東にまで足を伸ばし、
行く先々で命がけの大騒動を仕掛けては過激な笑いを展開すると共に、
巻き込まれた人々の普段は決して表に出ることのない裡に
秘めた差別や偏見の感情をあぶり出していく。
<allcinema>
◇
どうなんでしょう・・・。
ちょっとイマイチ、下品すぎて純粋な笑いというより
全編に於いて失笑するという感じでした。
それでも、ブルーノが相手をする人物は本物ばかりなので
それは評価に値するのかもしれません。
ココでいう本物とはいったい?
例えば、2008年当時の大統領候補だったロン・ポール下院議員や
イスラエルのモサド元長官、ヘブライ大学教授、パレスチナ前議員、
エルサレム市長などが本当に出てくる。(テロップでご案内)
また、レバノンのパレスチナ難民キャンプに行き
テロリストのリーダー、アイアン・アブ・アイタにインタビューとか。
でもまぁ、そのインタビュー内容には彼らの琴線に触れるものは一切なく
総じて、“年長さん”レベルの児童が聞くようなものばかり。
「アンタの髪の毛、痛んでますよ」「髭でも剃ったら?」
「アンタらのリーダーのビンラディンって、ホームレスのサンタみたい」
これは取材ではなく完全に挑発ってやつですね。
まるで試合前のボクサーがやる、メディアを使った“アレ”な印象。
ロン・ポール下院議員を密室に入れ怪しく誘うくだりや
テロリストのリーダー、アイアン・アブ・アイタが
「こいつの言ってることをすべて訳せ!」と言い放つところは
本編で唯一、緊張するシーンではあった(笑)
前者はロン・ポール自身が緊張している様子が妙に可笑しかった。
プランジェリーナ、ブラッド・ピットカップルら(←同じですけど)のように
アフリカから養子をとり、空港の荷物コンベアーで受け取ったり
視聴者参加番組で養子をとる手続きは?と訊かれたら
「iPodと交換したの」とか、とにかくわざと挑発している。
要はどのシーンに於いても、ブルーノのする、あまりのくだらなさが
ブルーノ自身に降りかかる身の危険を回避している感じ。
これがある程度、論理的なブルーノであったら
レバノンのテロリストに拉致されていたかもしれない。
実際、ブルーノは“それを願って”取材に行ったんですけど(笑)
おまけ)
・日本の芸人でこのサシャ風のことができるのは、志村けん、
もしくはヒロ酒井か!?(←なんでだ)
-------------------------------------------------
監督:ラリー・チャールズ
脚本:サシャ・バロン・コーエン/アンソニー・ハインズ
撮影:アンソニー・ハードウィック
音楽:エラン・バロン・コーエン
出演:サシャ・バロン・コーエン/グスタフ・ハマーステン
『ブルーノ』
私的には切れ味の鋭い、突撃レポーター型の
“イケメン”ドキュメンタリー監督の登場に期待してます。
ヴィジュアルは、ジュ※ド・ロゥみたいな感じで、
やってることはマイケル・ム※ア(の鋭かった頃)、みたいな。
リビングのテレビ放映を雑誌を読みながらの、ながら鑑賞で十分な気もします^^
今回のサシャも割合にイケメンっぽいんですが
あの口元(言葉も含め)に賛否が分かれるのかもしれません。
>ヴィジュアルは、ジュ※ド・ロゥみたいな感じで、
>やってることはマイケル・ム※ア(の鋭かった頃)、みたいな。
いいですね~!
二人羽織か腹話術でやってもらいたいかも。
仕掛けてる方が大変そうでめんどくさくなりそうですね^^;
やっぱり、ジュードの新境地として目覚めてほしいですね~(笑)
奴隷市場じゃないのよ!は私も笑えましたよ。
空手のシーンとかも大笑いでしたが、品性を疑われちゃうかな。汗
サシャさんは結構イケメンですよね。
本作の感想の第一声!として、最も可笑しかったのが“奴隷市場”!
ココでマジで吹き出してしまいましたから(笑)
>空手のシーンとかも大笑いでしたが、品性を疑われちゃうかな。汗
空手のシーンは記憶ないです。
たぶん、劇場版ではこれがカットされていたのかもよ?
サシャさんはイケメンだとワタシも思いました。
でも、友人にはなりたくない(爆)