評価:★★★☆【3,5点】(11)
嘗て、傑作自虐ネタ映画 『その男 ヴァン・ダム』 があったが
本作もその手にちなんで挑戦してはみたものの
内容自体は、それほどのものでもなく至って普通に感じた。
これは観る人それぞれの感性だからね、感想もいろいろあっていい(笑)
◇
かつて主演した大人気スーパーヒーロー映画
「バードマン」のイメージが払拭できずに、
その後は鳴かず飛ばずの俳優人生を送るリーガン。
私生活でも離婚に娘サムの薬物中毒と、すっかりどん底に。
そこで再起を期してレイモンド・カーヴァーの
『愛について語るときに我々の語ること』を原作とする舞台を
自ら脚色・演出・主演で製作し、ブロードウェイに打って出ることに。
ところが、大ケガをした共演者の代役に起用した
実力派俳優マイクの横暴に振り回され、
アシスタントに付けた娘サムとの溝も深まるばかり。
本番を目前にいよいよ追い詰められていくリーガンだったが…。
<allcinema>
◇
内容についての前情報は一切遮断していることから
ワタシの勝手な予想として、主人公は売れない舞台から離れ
背後に守護霊のような存在のバードマンの“お声”で
新作映画に着手していくものだとばかり思っていたので
この展開は若干スローテンポに感じてしまった。
最後まで舞台に賭ける主人公は天の声に助けられ(?)て
自分の生きる道で華々しく散ろうとしたら大失敗!
ところが結果オーライから批評家やメディアから喝さいを浴び
再び脚光を浴びる形になりましたよって、こう捉えたんだけど
時に睡魔が邪魔をして見逃したシーンもあるから自信がないわ(爆)
申し訳ないけど、アカデミー作品賞にしてはもうひとつだった。
【今週のツッコミ】
・本作の時代設定は2009年以降であるということは誰でもわかる(笑)
『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーネタなど
映画の裏話てんこ盛りだったからね^^
・「アイアンマン」をブリキを着たヒーローと茶化す姿が痛々しい。
・実際に『バードマン』の映画をいちど作ってください(爆)
主演はもちろんマイケル・キートンで(笑)
・マイクの横暴ぶりは半端なかったが実在する俳優にも
そんな横暴で傲慢な俳優さんもいるんでしょうね。
・でも、舞台で実際に“本番”しようとするのはいないでしょう^^;
・顔面を打ち抜いた主人公の包帯姿こそバードマンだった(笑)
・あの付け鼻があるだけでマイケル・キートンに見えなかったは
彼は鼻にも特徴があるってことだな(笑)
・全篇ワンカットで見せられたけど意外にスムーズな撮影で
違和感はそれほど感じなかった。
・この映画、全篇すべてリーガンの妄想でありラストの後に
ベッドから目が覚めるというオチがあってもいいのでは。
・全世界10億ドルの興行収入は超大成功の証しらしい。
では『アバター』の27億ドルはとんでもない数字ってことですね^^
ちなみに歴代で見ても10億ドル突破はまだ19作品。
-------------------------------------------------------
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
脚本:アレハンドロ・G・イニャリトゥ/ニコラス・ヒアコボーネ/アレクサンダー・ディネラリス・Jr/
アルマンド・ボー
音楽:アントニオ・サンチェス
出演:マイケル・キートン/ザック・ガリフィナーキス/エドワード・ノートン/
エマ・ストーン/ナオミ・ワッツ
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
嘗て、傑作自虐ネタ映画 『その男 ヴァン・ダム』 があったが
本作もその手にちなんで挑戦してはみたものの
内容自体は、それほどのものでもなく至って普通に感じた。
これは観る人それぞれの感性だからね、感想もいろいろあっていい(笑)
◇
かつて主演した大人気スーパーヒーロー映画
「バードマン」のイメージが払拭できずに、
その後は鳴かず飛ばずの俳優人生を送るリーガン。
私生活でも離婚に娘サムの薬物中毒と、すっかりどん底に。
そこで再起を期してレイモンド・カーヴァーの
『愛について語るときに我々の語ること』を原作とする舞台を
自ら脚色・演出・主演で製作し、ブロードウェイに打って出ることに。
ところが、大ケガをした共演者の代役に起用した
実力派俳優マイクの横暴に振り回され、
アシスタントに付けた娘サムとの溝も深まるばかり。
本番を目前にいよいよ追い詰められていくリーガンだったが…。
<allcinema>
◇
内容についての前情報は一切遮断していることから
ワタシの勝手な予想として、主人公は売れない舞台から離れ
背後に守護霊のような存在のバードマンの“お声”で
新作映画に着手していくものだとばかり思っていたので
この展開は若干スローテンポに感じてしまった。
最後まで舞台に賭ける主人公は天の声に助けられ(?)て
自分の生きる道で華々しく散ろうとしたら大失敗!
ところが結果オーライから批評家やメディアから喝さいを浴び
再び脚光を浴びる形になりましたよって、こう捉えたんだけど
時に睡魔が邪魔をして見逃したシーンもあるから自信がないわ(爆)
申し訳ないけど、アカデミー作品賞にしてはもうひとつだった。
【今週のツッコミ】
・本作の時代設定は2009年以降であるということは誰でもわかる(笑)
『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーネタなど
映画の裏話てんこ盛りだったからね^^
・「アイアンマン」をブリキを着たヒーローと茶化す姿が痛々しい。
・実際に『バードマン』の映画をいちど作ってください(爆)
主演はもちろんマイケル・キートンで(笑)
・マイクの横暴ぶりは半端なかったが実在する俳優にも
そんな横暴で傲慢な俳優さんもいるんでしょうね。
・でも、舞台で実際に“本番”しようとするのはいないでしょう^^;
・顔面を打ち抜いた主人公の包帯姿こそバードマンだった(笑)
・あの付け鼻があるだけでマイケル・キートンに見えなかったは
彼は鼻にも特徴があるってことだな(笑)
・全篇ワンカットで見せられたけど意外にスムーズな撮影で
違和感はそれほど感じなかった。
・この映画、全篇すべてリーガンの妄想でありラストの後に
ベッドから目が覚めるというオチがあってもいいのでは。
・全世界10億ドルの興行収入は超大成功の証しらしい。
では『アバター』の27億ドルはとんでもない数字ってことですね^^
ちなみに歴代で見ても10億ドル突破はまだ19作品。
-------------------------------------------------------
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
脚本:アレハンドロ・G・イニャリトゥ/ニコラス・ヒアコボーネ/アレクサンダー・ディネラリス・Jr/
アルマンド・ボー
音楽:アントニオ・サンチェス
出演:マイケル・キートン/ザック・ガリフィナーキス/エドワード・ノートン/
エマ・ストーン/ナオミ・ワッツ
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
出てきた映画ネタもメジャー作品(アメコミもの)ばかりなので
普通に映画を観てる人なら何ら問題なかったです(笑)
ただ、ワタシのように睡魔に襲われたらダメですね^^;
貴重なセリフもところどころ記憶にないですから~(爆)
なるほど、愉快ですネ。
でも、やはり夢と現実がおかしげに交差する方が不思議さを醸している気がしますよ。(^^ゞ
映画人受けする作品だったのでしょうね。
おぉ~!イタリアが誇る世界の巨匠フェリーニの作品ですよね!
、、、とそこまでしか認識がなく作品自体観たことがありませんが
内容は、なんと!まさに『バードマン』っぽくて、言い方変えればリメイクのようですね。
これは是非とも観たいです。
今後の鑑賞映画の枠に入れておきますね(笑)
ちなみに、ワタシ、昔からマイケル・キートンのファンなんです。
ん〜、私は作家の苦悩を描いた“心情吐露映画”だと思ってます。いわば『8 1/2』。
itukaさんは駄目だったのね。
わたし的には、ガツンと来るし印象は強い作品で、
忘れられなくなりそうなので、これは有りだと思います!
まぁ、どちらかというと作り方が斬新だったな~と思うくらいで
内容的にはそれほどのモノでもなかったです。
予告編のバードマンがもっと活躍するような作りにしたらワタシ的にウケたかもしれません(笑)
>勝手に玄人受け映画って思っていました。
いや、正しくそれでしょう!(笑)
こういった映画はマニアック系とでもいいましょうか。
ツボにはまると本当に面白いんだと思います^^
今思えば、ワタシは勝手に『グランド・ブダペスト・ホテル』と同ジャンルにしちゃいましたよ(爆)
>ただ一つ言えるのは、あの舞台を面白いと思える人は、舞台通に違いない。
なるほど!舞台通か~。うんうん納得しましたよ(笑)
だったら、もっと弾けた内容にしちゃえばいいのにと思いました。
おっしゃるとおり!
不完全燃焼でした。予告のイメージが強すぎた。
まさか、あんなオチとは・・・でした。
アメリカの興行成績がそんなにいいのは
すごくすごくびっくりです。
勝手に玄人受け映画って思っていました。
(玄人と言っても、人よりちょっと多めに映画を観ている程度の人間の意味で)
そういう人間の自己顕示欲を満足させることができる映画なのか、それとも大衆ウケ映画なのか?
ただ一つ言えるのは、あの舞台を面白いと思える人は、舞台通に違いない。
おそらく、期待値の大きさがそうさせているのかもしれませんね(笑)
いや、ワタシ的に特に期待してたわけではないですが
鑑賞中ずっと息苦しいような、どこか閉所恐怖症の発作がでそうな感じでした(爆)
>前作『BIUTIFUL ビューティフル』
おぉ~!これ観ようか迷った作品ですが上映劇場の関係で観られないままです。
打ちのめされたんですね。やはりいつかの鑑賞予定にいれなければ(ってBS放送だけどね・笑)
全篇ステディカムによるワンカットにしか見えなかったです。
逆にどうすればそう見えるようになるのかメイキングが気になるので、ソフト買う?(無理)
この映画、鑑賞後もオフィシャルサイトに行かなかったので、あちらこちら勘違いしたまんまですね(爆)
amiさん情報ありがとう^^
方や(若干)低評価、方や高評価なのはこれいかに!?(爆)
イニャリトゥ監督は前作『BIUTIFUL ビューティフル』で
それこそ完膚なきまでに打ちのめされたので(私のその年のベストムービー)
この内容の普通っぽさが逆に新鮮に感じました(笑)
あ、それからこの作品は全編ワンカットではなく
ワンカットに見える様に撮ってあるらしいですよ。
プロデューサー(?)が「ハート・ロッカー」がアカデミーに掛かっているとか言ってたような^^;
なので「お!ってことは2009年なのか?」でしたが
ジェレミーのアベンジャーズの話が出てきたということは
2012年までは過ぎてるわけですね(笑)
多分そこら辺りは睡魔で見落とした可能性あるな~^^;
記事をプチ修正しよっと(爆)
う~ん、違うと思いますよん(笑)
シリーズを言及したかは覚えてないけど、ウディ・ハレルソンは「ハンガーゲーム」、マイケル・ファスは「X-MEN」、ジェレミーも「アベンジャーズ」とか言ってたよ^^
業界の裏側やユーモア、コネタいっぱいで、私は凄く楽しめました。
だったら、もっと弾けた内容にしちゃえばいいのにと思いました。
主人公が批評家にぶちまけるセリフが心に残っています(笑)
財産をかけて作っているのに、何のリスクもない連中が作品を批評するってところ。
ここは双方に言い分があるのでぶつかるのも無理はないですね。
やはり睡魔が襲ってきましたか(笑)
確かにBGMに使われるドラムの音や連続して撮影
したかのような手法は素晴らしいと思うけれど、内容が
好みではなかったです。
同じく途中で睡魔が襲ってきました。
バトルシーンはなかなか良かったですよね!
彼はまだいい方です。生涯主演を張れず消えていく単役もいるんですからね~^^;
あの批評家が劇場から早々に出て行ったことで、してやったりでした(笑)
私はもちろん、
バードマンが劇中で言っていた
ドンパチ映画が好きです(汗