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バイロケーション・表

2014年01月19日 10時24分30秒 | 映画 は行
評価:★★★【3点】


チョイと斬新な手法を受け、ラスト別バージョンも気になる。

今回はバイロケーションの「表」という上映でした。
来月1日に「裏」の公開が控えているようですが
はたして地元シネコンはこれを普通に上映してくるのでしょうか。



画家を目指す女性・桐村忍はある日、スーパーで
身に覚えのない偽札使用の容疑を掛けられたことをきっかけに、
“バイロケーション”という怪現象の存在を知る。
それは、自分の近くにもう一人の自分が出現する現象であり、
そのもう一人の自分(通称バイロケ)の方は
オリジナルよりも凶暴で、
必ずオリジナルを殺しに来るというのだった。
忍はそんなバイロケに悩まされている人たちが
その対策を研究している会を紹介され、
やがて想像を絶する事態に巻き込まれていくのだったが…。
<allcinema>



主演の水川あさみさんの透明感が光っていた作品。
それは本物の忍よりも、もうひとりの自分(バイロケ)側の方が
後半に行くにつれ光沢が一層あがり、逆に本物は
徐々にどんどん色温度が低くなり画面の色彩はぎりぎりまで落ち
ほとんど血の通わない冷たい印象になっていく。

見てる間、彼女は本物か偽物(バイロケ)なのか
分からなくなっていく。
もちろんそれは製作者側のネライなので仕方ない^^

これはSF映画にあるパラレルワールドの世界観とはまったく違う。
同じ人物が別の世界で暮らすのではなく
本人とごく近い場所に生息するというもの。
ちなみに「ドッペルゲンガー」という現象もにも似てないかい。


突っ込みどころは至る所にあるんだけど
そこは敢えて製作者側に歩み寄ろうと頑張ってみました(笑)


【今週のツッコミ】
・実写版「ドラえもん」のCMでしか水川あさみさんを知りませんが
 肌の透明感といい口元のチャーミングさがなんともいえず可愛い!

・プロの画家を目指し一心不乱で絵を描き続けた本物。
 コンテストで入選した絵が自分の絵と微妙に違う辺りは
 なかなかのスリラーだと思った。
 その後のオチが余りにも切なすぎて、、、^^;

・「表」「裏」とラスト2つのバージョンが用意されてるというが
 本作品でも両方の側の目線で物語が進行しているので
 敢えてもうひと作品を観るのは微妙な感じ。
 でも無料(イオンシネマ3カ月パスポート)だしな~。

・本作スクリーン内に入ったら若い女性(小学生~高校生)ばかり^^;
 いや~、これってそういう映画なの?(笑)
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監督:安里麻里
脚本:安里麻里
撮影:月永雄太
音楽:黒夢


出演:水川あさみ/千賀健永/高田翔/滝藤賢一/酒井若菜/豊原功補/


『バイロケーション』

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