評価:★★★★【4点】
時間との勝負!ってときに動きを止めてまでする会話って
海面の航空機から乗員乗客救出シーンで
一刻を争う時に「ワタシ、隠してたことがあるの」←えぇ!?
今それを話すタイミングかよ!っていうのが多々ありました。
今月は、ワタシ的には、目玉作品が2本しかなく
残りは『ダークナイト ライジング』のみっていうのも
なんだか淋しい気もしますが、そんななか先日のクジラ映画で
まさかの大ヒット(自分のなかでは)となり
案外、食指の動かなかったものでも良作があるんじゃないかと。
ということで、今回は、それまでスルー映画だった本作を
チョイスすることにしたのでした(笑)
◇
【あらすじ】
海上保安官だった仙崎大輔は後輩の吉岡とともに、
海難救助のエキスパートである特殊救難隊に所属していた。
大輔は妻の環菜との間に二人目の子供を授かり、
吉岡はキャビンアテダントの美香という恋人ができるなど、
公私ともに充実していた。
しかし美香の搭乗するジャンボ旅客機のエンジンが炎上、
飛行がこんな状況に陥ってしまう。
総合対策室の下川救難課長は最後の選択肢として、
東京湾への着水を提案。
ジャンボ機が浮かんでいられるのはわずか20分。
大輔たちはその間に300名を超える乗客乗員を
救出することができるのか!?
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます。要注意】
ざっくり言って、ドラマはどうでもよかった。
この主要メンバーで何を求めるのってところです。
とりあえずは、それぞれの私生活を軽く紹介してくれるだけで
後は特殊救難隊の救出シーンが見られればいいのかなくらいの
本当に軽い気持ちでの鑑賞体制だったので
それが功を奏して(?)逆に感動してしまったのかも。
最初のコンテナ船からの救出シーンは迫力ありました。
大きな炎をあげ濛々と燃えているなか
ヘリで現場に向かうのですが、そこで燃えてるコンテナ船の上を
通過するときにメインローターの風が火災の煙を
切っていくところ、「お!これってCGじゃないな」でした。
あれだけ急激に風を受けると煙の流れも変わります。
それをあんなに自然に再現するのは、今のハリウッドでも無理でしょう。
ということから、これは本物の火災を起こし実際に真上にヘリを飛ばす。
もちろん、常識的にみても、別の場所で炎を起こし
コンテナ船と合成したであろうとは思います。
でも、こういうところがあったからこそ惹き込まれていったのかも。
そして、その後に起こる、航空機のエンジントラブル事故を受け
現場で待機する特別救難隊、及び海上保安庁、地元警察
日本赤十字、医者など、海上着水するジャンボ機から
乗員乗客の救助を速やかに行う体制作りに涙腺が緩みっぱなしですよ。
これって、『海猿』映画としてでなく
いろんな災害に対しての備えとして地元地域で
防災組織がそれぞれ立ち上がっていく中、ハウツー映画として
手元に置いておきたい1本になるでしょう(←この緊迫感を味わえみたいな)^^
【今週のツッコミ】
・仙崎と吉岡のバディって、私生活の会話がくだらなすぎて
少々ウザかった。いや、かなりウザかった。そう、耳を塞ぎたくなった。
特にあのシャワーシーン、普通あんな会話って有りえないでしょう。
・吉岡くん、恋人に「結婚できない」と言われ、ずいぶん落ち込みました。
その後、きっぱり諦めるのですが、あの沈没直前で機内で挟まれてる恋人発見。
懸命に任務を果たし救出したんですが、その後のひとことがキツイ!(苦笑)
あれは完全に恋人への最後にして最大の当てつけだったんですね^^;
あの状況で吉岡くんが死んだら、一生十字架を背負うことになりそう。
・ジャンボジェット機の着水映像はハリウッド映画に遠く及ばない。
そして、沈没映像は水の飛沫を端折りすぎて、手抜き感を感じた。
すみません、ワタシは映像派なので、あんなCGで済ませるなら
まだ、ミニチュア撮影してくれた方が何倍も嬉しいです(苦笑)
あ、でも、最低限10分の1サイズは必要です^^
・ジャンボ機と一緒に水没していった仙崎の後輩・吉岡くん。
なんであそこで潜水夫は事前に待機してなかったのか。
っていうか、最悪5分以内だったら間に合うだろう(苦笑)
・ってことで、ラストに向かうんですが、隊員の死で悲痛な状況のなか
なぜか一種異様な空気を感じたワタシは、その後の驚きの展開に
過去映画『トランスポーター3 アンリミテッド』を思い出したのです。
だって、あの時も生身で車ごと沈んだジェイソンくんが
水中でとっさに取った行動に近いことを吉岡くんがやってたんだもの(爆)
・ラストは何故かハリウッド映画並みだった。
救出された人間が救急車にも乗らず歩き回ってるんだもの(笑)
最後に奇跡の生還を果たした吉岡くんに恋人から告白が、、、
その理由が語られたとき、思わず、椅子から落ちそうになりました。
そもそも、付き合うなら最初に言っておけよ!^^;
----------------------------------------------------------------
監督:羽住英一郎
脚本:福田靖
撮影:江崎朋生
音楽:佐藤直紀
出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太/仲里依紗/伊原剛/志時任三郎/
『BRAVE HEARTS 海猿』
時間との勝負!ってときに動きを止めてまでする会話って
海面の航空機から乗員乗客救出シーンで
一刻を争う時に「ワタシ、隠してたことがあるの」←えぇ!?
今それを話すタイミングかよ!っていうのが多々ありました。
今月は、ワタシ的には、目玉作品が2本しかなく
残りは『ダークナイト ライジング』のみっていうのも
なんだか淋しい気もしますが、そんななか先日のクジラ映画で
まさかの大ヒット(自分のなかでは)となり
案外、食指の動かなかったものでも良作があるんじゃないかと。
ということで、今回は、それまでスルー映画だった本作を
チョイスすることにしたのでした(笑)
◇
【あらすじ】
海上保安官だった仙崎大輔は後輩の吉岡とともに、
海難救助のエキスパートである特殊救難隊に所属していた。
大輔は妻の環菜との間に二人目の子供を授かり、
吉岡はキャビンアテダントの美香という恋人ができるなど、
公私ともに充実していた。
しかし美香の搭乗するジャンボ旅客機のエンジンが炎上、
飛行がこんな状況に陥ってしまう。
総合対策室の下川救難課長は最後の選択肢として、
東京湾への着水を提案。
ジャンボ機が浮かんでいられるのはわずか20分。
大輔たちはその間に300名を超える乗客乗員を
救出することができるのか!?
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます。要注意】
ざっくり言って、ドラマはどうでもよかった。
この主要メンバーで何を求めるのってところです。
とりあえずは、それぞれの私生活を軽く紹介してくれるだけで
後は特殊救難隊の救出シーンが見られればいいのかなくらいの
本当に軽い気持ちでの鑑賞体制だったので
それが功を奏して(?)逆に感動してしまったのかも。
最初のコンテナ船からの救出シーンは迫力ありました。
大きな炎をあげ濛々と燃えているなか
ヘリで現場に向かうのですが、そこで燃えてるコンテナ船の上を
通過するときにメインローターの風が火災の煙を
切っていくところ、「お!これってCGじゃないな」でした。
あれだけ急激に風を受けると煙の流れも変わります。
それをあんなに自然に再現するのは、今のハリウッドでも無理でしょう。
ということから、これは本物の火災を起こし実際に真上にヘリを飛ばす。
もちろん、常識的にみても、別の場所で炎を起こし
コンテナ船と合成したであろうとは思います。
でも、こういうところがあったからこそ惹き込まれていったのかも。
そして、その後に起こる、航空機のエンジントラブル事故を受け
現場で待機する特別救難隊、及び海上保安庁、地元警察
日本赤十字、医者など、海上着水するジャンボ機から
乗員乗客の救助を速やかに行う体制作りに涙腺が緩みっぱなしですよ。
これって、『海猿』映画としてでなく
いろんな災害に対しての備えとして地元地域で
防災組織がそれぞれ立ち上がっていく中、ハウツー映画として
手元に置いておきたい1本になるでしょう(←この緊迫感を味わえみたいな)^^
【今週のツッコミ】
・仙崎と吉岡のバディって、私生活の会話がくだらなすぎて
少々ウザかった。いや、かなりウザかった。そう、耳を塞ぎたくなった。
特にあのシャワーシーン、普通あんな会話って有りえないでしょう。
・吉岡くん、恋人に「結婚できない」と言われ、ずいぶん落ち込みました。
その後、きっぱり諦めるのですが、あの沈没直前で機内で挟まれてる恋人発見。
懸命に任務を果たし救出したんですが、その後のひとことがキツイ!(苦笑)
あれは完全に恋人への最後にして最大の当てつけだったんですね^^;
あの状況で吉岡くんが死んだら、一生十字架を背負うことになりそう。
・ジャンボジェット機の着水映像はハリウッド映画に遠く及ばない。
そして、沈没映像は水の飛沫を端折りすぎて、手抜き感を感じた。
すみません、ワタシは映像派なので、あんなCGで済ませるなら
まだ、ミニチュア撮影してくれた方が何倍も嬉しいです(苦笑)
あ、でも、最低限10分の1サイズは必要です^^
・ジャンボ機と一緒に水没していった仙崎の後輩・吉岡くん。
なんであそこで潜水夫は事前に待機してなかったのか。
っていうか、最悪5分以内だったら間に合うだろう(苦笑)
・ってことで、ラストに向かうんですが、隊員の死で悲痛な状況のなか
なぜか一種異様な空気を感じたワタシは、その後の驚きの展開に
過去映画『トランスポーター3 アンリミテッド』を思い出したのです。
だって、あの時も生身で車ごと沈んだジェイソンくんが
水中でとっさに取った行動に近いことを吉岡くんがやってたんだもの(爆)
・ラストは何故かハリウッド映画並みだった。
救出された人間が救急車にも乗らず歩き回ってるんだもの(笑)
最後に奇跡の生還を果たした吉岡くんに恋人から告白が、、、
その理由が語られたとき、思わず、椅子から落ちそうになりました。
そもそも、付き合うなら最初に言っておけよ!^^;
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監督:羽住英一郎
脚本:福田靖
撮影:江崎朋生
音楽:佐藤直紀
出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太/仲里依紗/伊原剛/志時任三郎/
『BRAVE HEARTS 海猿』
原作も読んでないので・・・。そういえば「銀河鉄道・・」も読んでない。
エンドロールを見てたら中国の会社・スタッフがようけ関与してる。
ダークナイト・・、前2作を見てないので迷っているがおすぎが絶賛してたので見ようかな。
『グスコーブドリ~』ご覧になったのですね。
ワタシは端からスルー映画です^^;
>エンドロールを見てたら中国の会社・スタッフがようけ関与してる。
へ~!そうなんですか。
最近の中国映画も侮れないですからね。
日本映画もウカウカしてられませんよね(苦笑)
『ダークナイト』本日行ってきました。
あらかじめ期待値下げてたので、そこそこ楽しめました。
完結編としてきちんと締めてくれたのでなんだか心地よかったです(笑)