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「好きになったら」と「せかいいちのねこ」
ジャンルからいったら絵本の類いなんだけど、これは大人に十分響く本だなと、今まで見ていた評判の意味がわかりました。
「好きになったら」の好きになるお相手のセレクトが素晴らしい!
私の勝手な考えだと、このワニさんは一種の象徴なのかしら?と思いました。ワニさんには失礼だけど、素敵とかカッコイイとかでなくても好きになるって不思議な感情だし、リアルでなくても凄く好きになるって事もあるし、そういうの全部ひっくるめて好きになる気持ちをシンプルな言葉で表していて、グッときました。
ワニさんがリアルだたら、爬虫類がダメな人は絶対ダメだと思うけど😅
「せかいいちのねこ」は主人公のニャンコが本当に愛おしくなっちゃうし、他の登場メンバーも良くて、一発で私のお気に入りに登録されました😉
重要メンバーのアノマロ君はアノマロカリスですよね?と突っ込み?入れながら読んだりしたんだけど、変わったメンバーも多くて意外性も面白い。
絵柄が可愛いだけでない、不思議な感情と不気味な感じをちょうどいいバランスの所で保っていて、それによって心のどこかの部分をザワザワと動かされて、そのザワザワ感が魅力の1つなのかもしれません。
ちょっとモーリス・センダックを思い浮かべました。モーリス・センダックも子供に買った絵本がちょっと不気味感とナンセンス感があって好きだった。
実は本屋さんで見かけたヒグチさんのシールボックスを本より先に買ってたのだけど、こちらも凄く変わってて面白い絵柄ばっかりです。
ヒグチさんの本はもっと読みたいな🤗