ミケマル的 本の虫な日々

『浅草キッド』面白かった


 昨年12月にNetflixで配信開始された『浅草キッド』
評判だったけど、ビートたけしにあまり関心がなくて(笑)見てませんでした。
でも、正月疲れでボーッと動画見てる間にふと見てみたら面白かった!

   

 ビートたけしの物語だけど、浅草の物語、そして師匠の深見千三郎の物語でした。
とにかくたけし役の柳楽優弥さんが素晴らしい!
特殊メイクしたその後のたけしは本当にそっくりだし、若い頃のたけし像も柳楽さんの演技がすごくて驚く。
そして、深見千三郎役の大泉洋さんも素晴らしかった!
むしろ浅草の興行文化と一緒に滅びていく深見さんの方を描いているように思いました。
原作はビートたけしの小説。

 監督は劇団ひとり。
すごいな劇団ひとりさん!と思ったです。
この脚本を書いて持ち込んだらNetflixだけがOKしたらしい。
そして、Netflixは海外の会社だから労働規定やハラスメント規定などがあって今までと違って健康的な現場だったらしいです。
そして、やっぱりお金も結構使えたらしい。

 とにかく、柳楽さんが凄いんだけど、全ての役者さんたちが素晴らしかったです。
そして、劇団ひとりさんの才能も凄いなと思いました。
Netflixでしか見られないのですが、しみじみと良かったです。
おまけに主題歌が桑田佳祐作!
最後にまた泣けるのだった。

 


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