ミケマル的 本の虫な日々

『さよならコタツ』


『さよならコタツ』中島京子
  短編集はあまり読まないのだけれど、これはとても良い短編集だった
 この本ははずれの話が無かったですよ。
 
 涙がでるような感動する話でもなく、すごく悲しい話でもなく、楽しい話でもないのだけれども、部屋や家の中にある日常の生活の中のそこはかとない哀しみが感じられる話。登場人物の生活は結構大変だったり、悩ましかったりするけれど、押し付けがましくも無く、突き放すこともなく、とても静かに語っているので、全体的に温かい感じがする。そして、読後感は人生も悪くないなという感じで、とても良いです
 
 『イトウの恋』も面白かったけれども、この本は中島さんの本は必ず読もうと思うほどの良さでしたよ。

 その他、8月になって市図書で借りて読んだ本・・・・
『中等部超能力戦争』
『ベジタブルハイツ物語』 藤野千夜
『渋谷に里帰り』 山本幸久
『光』 三浦しをん
『百万円と苦虫女』 タナダユキ
 その他、HOW TO本数冊

 昨日買って読んだ漫画・・・
『とりぱん 7』 とりのなんこ
『もやしもん 8』 石川雅之 
『沈夫人の料理店』 深巳琳子
『星守る犬』 村上たかし  みごとに泣きました

 こうやってみると、やけに沢山読んでるな。
山口はやっと夏らしくなってきて、外は35℃近い殺人的日差しになってきたので、仕事以外には外に出たくないというのと、面白いテレビが無いので、夜の読書が進んでしまうというのが原因でしょうか。やれやれ

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