ミケマル的 本の虫な日々

「『罪と罰』を読まない」




著者4人の中に好きな作家の三浦しをんさん、お名前知ってる岸本佐知子さん、吉田浩美さんがあって、気になって手に取ったら、何やら面白そうで買ってみた本
(これは地元のTSUTAYAで買いました)

 ドストエフスキーの「罪と罰」

 読みたいような気もするけど、読むの面倒そうな、でも一回は読んでおきたいような一冊である「罪と罰」

 「罪と罰」を読んでない4人が、どんな本か内容を推察していくという、奇想天外な読書会が前半。

  

  なんとなく若い男の主人公がお金に困って金貸しの老婆を殺しちゃうっていうのは知ってるのは、私もこの4人の方々も一緒でした。

 そして、最後になんか道路で土に跪いた後、警察に自首する?っておぼろげに思ってたんだけど、それも定かでない。

 この4人の皆さんもだいたい同じ程度にしか知らないという状態から、1章に何ヶ所か1ページずつ読んで、物語を想像しながら読書会するんだけど、それがもう面白い!

 本を読んで声出して笑ったって久しぶり〜〜🤗


 罪罰読んだことない私は、一緒に想像しながら、4人のおしゃべりを聞いている感じ。

 主人公が老婆を殺してから自首するまでにしてはとにかく長すぎるから、間で何を書いているんだろう?っていうのが、作家でもある皆さまの最大の疑問で、色々と想像しているところが、たまらなく面白いのでした。


 これ、読んだことある人は、また全然違って、ツッコミどころ満載で楽しいと思う。


 それで、散々色々と想像しつつ読書会した後に、実際に4人で読んで見ての感想が後半。

 読んで見たら、想像してたのと全く違って、それでいて、すごく面白かったという感想でした。

 特に思っていたよりも、登場人物が相当変ってる❓ お話も相当変ってる❓


 でもさすが罪と罰❗️さすがドフトエフスキー‼️っていう結論なんだけど、前半のめっちゃめちゃ脱線してた予想を読んで、その後この結論読むと、すごく説得力があって、これは罪罰読まなきゃいけない?なんて思ったです。


 私は、この夏はとうとう罪罰を読むんだろうか⁉️

 
 三浦しをんさんの最後の文章で
「読む」は「読まない」の前からはすでに始まっている。
 読んだ後も「読む」は終わらない。


 という言葉があって、あ〜〜そうだな〜って思いました🤔

 読書会って山口県立大学で何回か参加した事があってすごく楽しかったのだけど、またやって見たいな〜〜なんて思った一冊でした。


  でも、声出して笑っちゃった所が多数あったので、一人で家で読んでてよかったと思ったわ〜〜🤗




 


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