フィギュアスケート、グランプリシリーズ のフランス大会。
男子のショートがハイレベルの戦いでしたが、フリーも凄かった!
ショート3位の鍵山くんは復活のフリーだったと思います。
最初の2本の4回転ジャンプは鍵山くんの柔らかい着氷を取り戻した感じでした。
その後のジャンプはまだこれからという感じのものもありましたが、なんと言っても最後のステップが圧巻でした。
これでジャンプが全て戻ってきたら、素晴らしいプログラムになると思います。
総合3位の銅メダル!
そして上位2人の戦いがさらに凄かった!
ショート2位の地元フランスのアダム・シャオ・イムファくんがパーフェクトな演技。
アダムくんはもともとスケーティングとボディーコントロールが素晴らしくて独特な表現力を持っている選手ですが、今回な4回転を数種類完全に跳びました。
ジャンプ以外のステップ・スピンも全てレベル4。
フリー200点越え、総合300点越えのすごい点数を叩き出しました。
素晴らしい演技でした。
ショート1位のアメリカのマリニンくんも、同じように4回転秋種類の全てのジャンプをほぼパーフェクトに跳び、フリー200点越え、総合300点を超えました。
2人のフリーの点数は若干アダムくんが上で総合得点も上でした。
勝敗を分けたのはスケーティングや表現のPCS。
いや〜凄い戦いでした。
アダムくんはもともと持っているスケーティングの素晴らしさと表現がある上に、4回転ジャンプを数種類装備。
マリニンくんは反対に得意の4回転ジャンプを含むジャンプの選手だったけれど、今季からはスケーティングや表現に力を入れている。
対照的な2人の対決でした。
今回はアダムくんが僅差で勝ちましたが、どちらも300点を超えたということは、今のフィギュア界では宇野昌磨くんや怪我の前の鍵山くんと同じレベルに入ったということ。
今季の男子は日本国内でも世界的にも大変で面白い戦いになりそうです。
そして、女子では日本の住吉りおんちゃんが国際大会で日本女子選手では初めて4回転トウループを認定されました!
失敗しても失敗しても跳び続けていたりおんちゃんの努力が実った!
そして、ジャンプだけでなく、全体的にプログラムが素晴らしかった。
3位表彰台は本当に頑張りました。
そして、こちらも怪我から復帰した樋口新葉ちゃんも素晴らしい滑りで5位に入りました。
新葉ちゃんも自分のペースで楽しそうに滑っているのが嬉しいな。
男子も女子も熱い戦いだったフランス大会。
こちらでは全くテレビ放送がないのが返す返す残念です。
私のようなスケオタ(フィギュアスケートオタク)は配信を買って観てますが、もっと広く観て欲しいなと思いました。
次は宇野昌磨くんが登場する中国大会。
またまた楽しみです。