トム・ラス著
「さあ、(じぶん)才能に目覚めよう 新版」
この本の最後のパスワードを入れると、ストレングス・ファインダーのウェブテストを試せる仕組み。
(ただし、一回しかできません)
この本の趣旨は、自分の才能をきちんと知る事によって、欠点を克服する方向ではなく、才能のある事を伸ばしていきましょう、という事です。
そのためには、自分の強いみを知ることが大切なので、それを知るための方法が、ストレングス・ファインダーのテスト
PCで100以上の質問に答える形式です。
30〜40分かかる。
設問は右から左に5段階あって、その一つを選択します。
真ん中がどちらとも言えない。
ただし、右と左の質問が必ずしも反対の事ではないのが特徴だなと思いました。
どれを選ぶかは直感で選ばないと間に合わない間隔で次に行ってしまうので、考えている暇はほどんどありません。
右と左の設問のどちらにも当てはまらないときは、必然的に真ん中のどちらとも言えないになるわけです。
あとで考えたら、これはこだわりのある項目以外は真ん中を選ぶ選択になるようにできているのですね。 あまり関心のない設問について、強制的にどちらかを選ばせるのではなく、関心があるかないかを見るには効果的な方法だなと思いました。
ちょっと面倒だったけど、結構面白く質問に答えると、結果を教えてくれます。
私は、勝間さんのYouTubeで言ってたことやこの本を読んだ事によって、その内容に影響を受けていたため、それが一部結果に現れちゃってたです😅
実は、設問に答えながら、ちょっとまずいなと思ってたのです(笑)
という事で私の「強みの理解レポート」の上位5つの資質は
1、最上志向
2、着想
3、内省
4、収集心
5、学習欲
となりました。
1の最上志向っていうのが個人や集団の卓越性を高める手段として強みに注目して、優れたものを最高に持っていくようにしようとする、って事だそうです。
これは、この本の趣旨なので、すっかり影響受けた結果と思われます。
でも、何事につけ悪いところより、良いところを見ようとは思ってるかなとは思う。
2の着想は新しいアイデアを考えるのが好きで、見た目には共通点のない現象に関連性を見出すことができる、そうです。
3の内省は知的な活動に多くの時間を費やし、知的な議論が好き、という事。
4の収集心は情報、アイデア、人工物、人間関係も含め、収集や蓄積が好き、な事。
5の学習欲は学習意欲が旺盛で、常に向上を望むけれど、結果よりも学習する事自体に意義を見出す、そうです。
という事で、職業的にはざっくり言うとコーチング、指導、教育、などに向いてたらしい。
文学、哲学、心理学やマーケティング、広告などにも結構向いてたらしい。
もうこれから職業を選ぶ年齢ではないけど、結構なるほどと思うところは多かったです。
一時、高校の非常勤講師をしてた時には、大変だったけど、結構やりがいを感じたから、確かに教育や指導には向いてるのかもと、ちょっと思いました。
実際にやってみて、その方法も興味深かったし、自分を客観的に評価してくれるのも面白かったので、楽しめました。
それぞれの項目についての詳しい説明とそこから導かれるお勧めの職業や行動なども見ることができます。
(さらに詳しいことは有料指導ですが、ここまででも十分なものでした)
もうちょっと若くて、自分の特性を知って伸ばしたいなと思う人は、一つの参考としてやって見ると良いんじゃないかな。
もちろん、そんなに若くなくても、私みたいに面白そうと思ったらやって見ると良いと思います。
もう、職業選択などには関係ないけれど、これからの人生は、ますます興味のある事をやっていけってことか⁉️とちょっと励まされたような気がして、元気が出ましたよ🤗