オリンピック、フィギュア男子。
フリーも高レベルの戦いになりました!
第1グループから多くの選手がオリンピックで演技する喜びを感じているような演技だったのが印象的でした。満足そうに終える選手を見ると本当に嬉しい!
その中でも最終グループは皆さん素晴らしかった。
フリープログラムはたくさんのエレメンツ(要素)が詰まっているので、幾つかはうまく行かないことが多いけれど、よりパーフェクトに滑り、少しの失敗はカバーしつつ終えるということが求められています。
その中で、超高難度なプログラムをパーフェクトに近く滑ったネイサン・チェンが優勝しました。凄かった❗️
ネイサンは4年前の平昌オリンピックの時点ですでに世界のトップを争っていたけれど、まだ十代だった彼にかかったプレッシャーなどありショートプログラムで大きく失敗してしまいました。
素晴らしいフリーを滑りフリーだけだと1位でしたが、メダルには届きませんでした。
それから、世界選手権を含むほとんど全ての試合に優勝して臨んだ今回のオリンピック。
4年経って、人間的にも成長したネイサンの今回の滑りは全く危なげなく、高難度のジャンプを簡単に跳んでいる(ように見える)、さらにプログラムとして完成していてる。
後半笑顔を見せながら滑るネイサンに涙が出そうになりました。
本当に大変な努力とメンタルの維持をしてきたんだろうなと。
金メダルおめでとう❗️
そして、日本の3選手も素晴らしかった❗️
銀メダルの鍵山君は平昌の昌磨君のような感じだなと思いました。
初めて出たオリンピックで怖いものはない状態でどんどん良くなっていく感じ。
若さの強さ。
柔らかい膝と足首がジャンプを吸収するように着地するのが凄い。
銅メダルの昌磨君は高難度のプログラムの所々うまくいかなかったところもありましたが、それをうまくまとめて滑り切りました。
昌磨君は4年の間に紆余曲折あり、フィギュアを止めようと思うくらいのスランプから戻ってきて、またメダルを取るって本当に大変だったと思います。
まだまだ上手くなれるという彼の言葉が嬉しい。
年齢的にも選手としても成熟の域に入っていると思うけど、まだまだこれから挑戦していこうという昌磨君は気持ちは若手なんだろうな〜と。
羽生君は最初の4回転アクセルをとにかくもトライできて良かった。
その後も所々ミスがあったけれど、さすがのまとめでした。
自身もできるだけのことはやったと言っていたので、悔しさはあるけれど悔いはないのではないかしら。
そして、ジェイソン・ブラウンはオリンピックでは4回転を跳びませんでしたが、フリーでも美しい「シンンドラーのリスト」
フィギュア=ジャンプではないというのを見せてくれるジェイソンの美しいスケートを堪能しました。
ジェイソンありがとう❗️
4回転無しで6位入賞しました。
今日も見てるだけで疲れました(笑)
各選手のインタビューなどを聞くと、それぞれが納得いく結果が出たように思えたので、良かったかなと思います。
素晴らしい試合を見せてくれて、各選手にありがとうと言いたいです。
しかし、この調子であと3種目のフィギュアを観戦してたら大変なので、ちょっとペースダウンしようと思いました(笑)