わが回想の谿々

2007-01-19 21:53:38 | 釣り
白石勝彦氏 1942年生まれ 東京都出身・埼玉県在住
私が尊敬し憧れる釣師の一人である
これほど岩魚を愛する人が他にはいないのではないでしょうか
彼は山を愛すクライマーだった そんな彼が北アルプスの梓川で一人の職業漁師に出会う
釣りなど全く知らなかった白石氏は彼が持っている棒で山屋がデポしてある荷物を物色している盗人だと思ったらしい
だが岩魚釣師だと分かりあわよくば岩魚が食べれると思い彼について行く 
そこで一投目から岩魚を釣れた事に驚いた この瞬間から釣りに興味を持つことになる
それから白石氏は山登りの合間に岩魚釣りを始めるがなかなか岩魚を釣ることが出来ないでいたが何回目かの釣りかようやく一匹の岩魚を釣り上げた 
その瞬間彼の中に岩魚に対する想が微かに燃え始めたのである 岩魚釣師「白石勝彦氏」の誕生である
そして数々の沢を遡行し多くの大岩魚を手にすることになる 
しかし時には崖から転落したり鉄砲水に流されそうになったりと九死に一生を得たことも

白石氏はあのフライフィシングの第一人者といわれる岩井渓一郎氏と岐阜県の金木戸川に釣行したことがある
この釣行時岩井氏は命を落としそうになるも白石氏の出すタオルのよって難を逃れることとなる
もし白石氏のタオルを出すのが少し遅れたなら岩井氏はもうこの世に存在しなかったかもしれない
あの岩井氏のロングティペットリーダーを駆使して尺イワナや尺山女を釣る姿は見られなかったかも

白石氏の主な著書は「大ヤマメの世界、大イワナの世界、渓流釣り大全」他多数知られている
残念なことに最近この手の釣りの本は書店では見かけなくなってきた
現在の渓流釣りといえばフライフィシングやルアーによる釣りが主であるから仕方がないことだろう
ぜひフライ、またルアーの方々にも一度読んでもらいたい また違った釣りの世界が見えてくるのでは
私は岩魚釣に関する本を30冊はど持っていてそのどれもが何度も読み擦り切れ敗れている
だがこれからも何度も読みそして永遠に残していきたい宝物である
私も自分の釣行を一冊の本にしてみたいと思うが、誤字脱字が多く文章力に欠けている私には夢のまた夢でしょうね・・・

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2 コメント

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そそられます!! (chuel_06)
2007-01-20 16:56:38
iwana殿こんばんは。
30冊も持っていらっしゃるのですか~!
将来はiwana図書館でも経営なさるのですか?(笑)
本やHP等を読むと、釣りの楽しさやそれを取り巻く環境、それに付帯する危険など様々な事を学べてとても勉強になりますよね。
この本もいつかみつけた際には読んでみたいと思います。
将来のiwana47殿の釣行伝の出版、楽しみにしていますよ!!

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釣本 (iwana47)
2007-01-21 07:38:21
chuelさん おはようございます
書店に立ち寄った際には必ず釣コーナーでこの手の本を探すのですが最近は滅多に見かける事がなくなりました 残念です

図書館ですか ミニ図書館ならうちの家にありますよ
これからも何度も読むつもりなので大切に保管してます でも生活が苦しくなったらヤフオクに出品しようかな 誰か買って下さいね
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