皆様 お仕事おつかれさま

2007-01-30 21:17:59 | 仕事
一週間ほど応援に行っていた現場(マンション新築工事)も今日何とかスラブ(2階床)完了しました
この現場は上屋が架かっており外が猛吹雪でも中は快適に仕事が出来ます
この時期はこの上屋がないとほとんど仕事をするのは不可能でしょう
今日で応援は断られると思っていたが明日もお願いしますの事 なんとかもう一日仕事が出来そうですね ありがたいです
明後日からはまた冬眠生活に入ってしまうのかな・・・
釣りのシーズンなら喜んで釣りに出かけるところなんですがね 思い切って遭難覚悟で山に釣りにでも出かけちゃおうかな~

まぁとりあえずはもう一日はお仕事なんで今日は最近お気に入りの「村下孝蔵」の歌でも聞いて寝マース (~o~)ノノノノノノ オヤフミー

渓流巡礼三十三ヶ所

2007-01-24 00:28:20 | 釣り
植野稔 埼玉県出身 1945年生まれ
日本の山と渓谷を歩き回り、山歩きの第一人者と言われる。
かっては東北の温泉地にイワナを卸す職漁師であり、イワナを求めゴルジュを突破し、更に滝を越え沢の奥深くへと分け入っていた。
今は源流師と呼ばれ30数年もの経験を生かし岩魚釣りはもちろん、きのこや山菜、自然、高山植物の写真や山釣り情報、山の雑学等など多くの著書を出版している

「渓流巡礼三十三ヶ所」  1991年発行
この本に載っている写真はとにかく美しい 滝から流れ落ちる水の流れはまるで天女の羽衣のようにさえ見てとれる
たぶんカメラのシャッタースピードを遅らせるとこのような感じに撮れると思うのだが、あいにく私のカメラにはそのような機能は付いていない
昨年あたりから何となく写真に興味が沸いてきた 朝の出勤時、美しい朝焼けを見ると写真に撮りたくなってしまう時も
そうなってくると今度はいいカメラを手に入れたくなってくるんだよね でも、もし私がそんなカメラを手に入れたとしてもすぐ川の中へ落として駄目にしてしまうのは目に見えているしなぁ・・・
後1年は我慢して使いますか。

また内容がずれてしまったので渓流巡礼三十三ヶ所について。
この書の中で北海道の渓流が紹介されているのは「恵岱別川、千代志別川、徳富川、尾白利加川、箸別川」など
私がまだ釣行してないのは箸別川くらいでしょう 千代志別川は渓流釣りを始めた頃はよく行きました
そして徳富川は私のお気に入りの川で昨年は4度ほど行きましたね 2度目の愛犬との釣行もここでした
ダム工事がまだ始まっていなかった頃は何度も徳富の奥深くまで行きました その当時もやはり虹鱒が多く岩魚は小沢でたまに釣れたくらいです。
ここの虹鱒はとにかくパワーがあり引きの強さは抜群 やはり豊かな水量と豪快な流れが虹鱒たちにこのパワーを与えているのでしょうね
この徳富川の最上流にある滝まで行ってみたいが、日帰り釣師の私にはその計画さえたてる事は出来ない 地図を見ると隣の四番川林道を利用して行けそうでもあるが、実際に林道奥まで探索していないのでまずは1度行って見なければ分かりません。


続いて恵岱別川 ここは4度ほどだが3段の滝まで釣行したことがある。
昨年、K氏A氏が恵岱別川へと出かけた日に、崖からの転落者が亡くなったそうである それが釣り人かどうかは不明であるが。
私も山菜採りとか高巻き時に崖の途中で身動きが出来なくなり、冷や汗をかいた事が何度もあるが、本当に気をつけなければなりませんね。
この書の中では滝の上に岩魚は居るのか?とある 私は滝の上まで行ったことはないので分かりませんが、書を何度も読み返しているとこれは居たな!と思うしかないです。
そしてオショロコマについて書いていたが、恵岱別川にオショロコマ?・・・・う~ん どうですかね ( ̄ー ̄)ニヤ...

最後に尾白利加川 ここは地元の人が門と呼んでいる所まで行ったことがあります
流れは平瀬が多く次のポイントまでの歩きが長い その上浮石が多く遡行に苦労する。 
私の釣行時は夏で非常に暑い日であったため、車にたどり着いた時には、ほとんど死亡寸前でした (´Ω`疲) ハフ~

またまた私の釣行記になってしまったところでもう限界です・・・( ̄ρ ̄)゜zzz

ドッグショー

2007-01-22 01:46:57 | 愛犬
ドッグショー JKC(社団法人ジャパンケネルクラブ)が開催している 犬種の理想とされるスタンダードをもとに比較審査する品評会である
その目的としているのは各犬種のブリーダー(繁殖者)がショーに表彰されることによって、より優秀な犬を繁殖し後世に伝えていく為である

このドッグショーが北海道でも開催されていることはみなさんはあまり知らないと思います
私が沖縄のブリーダーから愛犬(チョコ)を譲りうけたのが1999年の12月 「夏には一緒に川へ釣りに行けるな」と考えていました
翌年、チョコが7ヶ月になったころ1本の電話 「チョコをショーに出してみないか」
その頃にはドッグショーのこともある程度知ってはいたがまさかうちの犬がショーなんて・・・
まぁ良い記念にでもなればと思い出陳することに しかしこれがまさかの展開に
私の愛犬がパピー(生後6ヶ月1日 ~ 9ヶ月)クラスでリザーブクイーンを受賞してしまったのである
 
これがドッグショーにはまり釣りから離れてしまうことになった始まりでした
毎週のように行われるショー ある時は旭川まで遠征したりと忙しい日々でなかなか釣りに行くことが出来ないでいた
そんななかもう一頭ビビ(ラブラドール雄)をも譲りうけショーに出陳することに ますます釣りになど行く暇もお金も無い状態に

まぁ今思えば良い経験になったかな 
こんなシャイなわたしがビビの出陳時にハンドラーとして参加したり緊張しまくりの時もありましたけど

今年は5月27日に札幌市内で(場所は未定)札幌全犬種クラブ展が開催されます 興味がある方は1度見に行ってみたらいかがでしょうか。
多くの珍しい犬達が見れますし、たまに有名人など来る時がありますよ 
私は名取裕子さんに会いました しかし嫁さん達が声をかけたけど無視されたそうです プライベート時はそっとしておいてほしかったみたいです(笑)

チョコとビビ共にもう7歳 ショーに参加することはなくなりましたが愛犬と一緒に参加出来たことは良い思い出になりました
なかなか一緒に出かけることは少ないですがこれからも楽しく暮らしていきたいと思っています




わが回想の谿々

2007-01-19 21:53:38 | 釣り
白石勝彦氏 1942年生まれ 東京都出身・埼玉県在住
私が尊敬し憧れる釣師の一人である
これほど岩魚を愛する人が他にはいないのではないでしょうか
彼は山を愛すクライマーだった そんな彼が北アルプスの梓川で一人の職業漁師に出会う
釣りなど全く知らなかった白石氏は彼が持っている棒で山屋がデポしてある荷物を物色している盗人だと思ったらしい
だが岩魚釣師だと分かりあわよくば岩魚が食べれると思い彼について行く 
そこで一投目から岩魚を釣れた事に驚いた この瞬間から釣りに興味を持つことになる
それから白石氏は山登りの合間に岩魚釣りを始めるがなかなか岩魚を釣ることが出来ないでいたが何回目かの釣りかようやく一匹の岩魚を釣り上げた 
その瞬間彼の中に岩魚に対する想が微かに燃え始めたのである 岩魚釣師「白石勝彦氏」の誕生である
そして数々の沢を遡行し多くの大岩魚を手にすることになる 
しかし時には崖から転落したり鉄砲水に流されそうになったりと九死に一生を得たことも

白石氏はあのフライフィシングの第一人者といわれる岩井渓一郎氏と岐阜県の金木戸川に釣行したことがある
この釣行時岩井氏は命を落としそうになるも白石氏の出すタオルのよって難を逃れることとなる
もし白石氏のタオルを出すのが少し遅れたなら岩井氏はもうこの世に存在しなかったかもしれない
あの岩井氏のロングティペットリーダーを駆使して尺イワナや尺山女を釣る姿は見られなかったかも

白石氏の主な著書は「大ヤマメの世界、大イワナの世界、渓流釣り大全」他多数知られている
残念なことに最近この手の釣りの本は書店では見かけなくなってきた
現在の渓流釣りといえばフライフィシングやルアーによる釣りが主であるから仕方がないことだろう
ぜひフライ、またルアーの方々にも一度読んでもらいたい また違った釣りの世界が見えてくるのでは
私は岩魚釣に関する本を30冊はど持っていてそのどれもが何度も読み擦り切れ敗れている
だがこれからも何度も読みそして永遠に残していきたい宝物である
私も自分の釣行を一冊の本にしてみたいと思うが、誤字脱字が多く文章力に欠けている私には夢のまた夢でしょうね・・・

大イワナの滝壺

2007-01-16 22:27:20 | 釣り
私はそれまで岩魚といえば5寸~7寸程の岩魚しか釣った事がありませんでした
そんなある日書店で見かけた「大イワナの滝壺」
イワナの滝壺なら納得だが大イワナってなに?岩魚って尺位のも居るのかなと思いとりあえず購入
しかしその内容は私の想像を遥かに上回るもので、この本の筆者「白石勝彦氏」は静内のコイボクシュシビチャリ川で70センチほどの大岩魚を針掛りさせているのである
海から70キロも離れた山奥深くにそんなにも巨大に育った岩魚が居るなんて想像もしていなかった
それからの私の釣は大岩魚に出会う為、山奥深くまで釣りに出かけるようになった
必ず前の日に家を出て目的の川の車止めで一夜を明かし、夜明けと共に遡行開始
まず上流目指してひたすら歩く 他の釣師があまり行けないような所まで
静内川のコイボクやコイカク、そしてシュンベツ 小田西川、道南では相沼内川と出かけたが大岩魚といえる魚体には出会えないでいました
そんな私がようやく大岩魚に出会えたのは結局我が故郷の後志利別川だった
その日はKW氏と私二人車止めで夜明けを待ち朝4時遡行開始、ここへの釣行は今回で2度目でした
1時間ほど歩いてから釣り開始、尺物混ざりでポツポツ釣り上げているうちに前回水量が多く止めた通らずのゴルジュに着いたのが8時位
今回はなんとか突破出来未知の世界へと突入!渓相は抜群!変化にとんだ流れで遡行も楽しい
時間を忘れ2人とも釣りに夢中に・・・もう何処まで来たのか分からない、気が付いた時には12時だった
いつもならもう帰る時間だが後30分、後10分などと言いながら釣りは続けていた
そんななかKW氏が滝を発見 5メートル程だろうか いかにも大物が居そうだ
まずはKW氏が竿を出すもアタリはあるが針掛りしない いてもたってもいられず私も横から竿を出す
餌は変えないまま、柳虫の中身の無い皮だけだったがそこに微かなアタリ 軽くあわせる
竿は満月のように曲がる、「根掛か?」いやグングンと引きが伝わってくる 重いそして強い引きだ
長い時間耐えているとそいつはようやく姿を現す
「デカイ!」「鮭だ!鮭が掛かっている!(当時は本当にそんな感じだった)」と2人で叫ぶ
私の心臓の鼓動は早くなり心臓の音が聞こえるのではないかと思うくらいだった
さてどうやって取り込もうか ネットなど無いしこのままでは奴に負ける(いつの間にか岩魚と私の戦いに・・・)
こうなったら私の手で!と竿をKW氏に預け私が軍手をはめ手づかみに・・・

やった!ついに私はやった! 「大イワナの滝壺」の本に出会い大岩魚に憧れて何年経っただろう 今まさに私の手の中に
47センチ アメマスだと今ではさほど珍しいサイズでもないがここは海からの遡上は出来ない場所、まぎれもない居付きの岩魚だ
KW氏もつづけて尺二寸程の岩魚を釣り上げるもそこで時間切れ、もう2時を過ぎていた
帰路は走るように川を下がるが車に着いたのは5時位 もう足もガクガクだったがこれから札幌まで帰らなければいけない私達だったのである・・・

それからは狂ったようにここに通うことになる 滝をこえさらに上流へも 
各支流、ペタヌ沢 チュウシベツ 茶屋川など、ある滝壺では何十匹もの岩魚を目撃したことも

今はもうあそこまで行くことはかなり厳しい状況ではあるが、またいつの日かいける事を願っている

本当は白石勝彦氏について書こうと思っていたが何故か私の釣行記になってしまった
また次回にでも・・・