イワノメ blog

田舎暮らし目線ブログ

桃の摘果、袋掛け

2022年08月28日 | 日記
この写真なんだと思われますか?
実は桃の実です。これが大きくなって皆さんがよく見かけるモモになります。
写真は5月に撮っています。大きさからいうと小梅くらい。
写真は一部ですが、桃の木全体がこのような状態です。

同じ5月ですが一週間たつと実が普通の梅くらいの大きさになりました。
どうです?とてもモモに見えないでしょう。
このままほっておくと(なにもしないでおくと)モモは大きくなりません。
そこで「間引き」と言って多くの実を落としてやります。
(摘果作業)やった感じだと木全体の9割は落としたように感じています。

そしてさらに一週間たった写真が上のものです(6月に入りました)。
写真のものですとプラムくらいの大きさにはなっています。
このくらいになると作業は袋掛け作業になります。
中央に少し赤くなったモモが3つあります。袋掛け時にも摘果作業はあって、写真のものだと残すのは1個です。
欲張ってたくさん残すと硬くて甘くない、小さなモモが出来上がります。

今回は摘果作業、袋掛け作業で実の大部分を落とすのだというお話でした。

一本の木に着く実の量は数千個は付いているように思われます。
摘果作業で9割、袋掛け時にまた9割くらいでしょうか・・・摘み取ります。
袋掛け時に使う袋の量(枚数)は分かっていますので大雑把な計算ができます。
JAが1本に掛ける袋の量は500枚くらいを推奨しています。
数が少なければ大きく甘くなります。一般的に。
また来年も桃の仕事をやることになると思います。

桃のお話はまた来年。



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