イワノメ blog

田舎暮らし目線ブログ

クマタカ撮影(カメラのこと)

2015年03月25日 | 日記
クマタカ を Nikon クールピクスP600 で撮影
昨年からブッポウソウ撮影を行っていますが、写真は初心者です。写真自体は子供の頃から撮ってはいますが・・・。これまでは、あまりボケなくて写っていればいい程度でした。そうかと言って今、芸術写真が撮りたいわけでもありません。
鳥の撮影は結構大変です。
繰り返しになりますが、芸術写真を撮ろうとは思っていないまでも、鳥を鳥として普通に撮ることが難しいことを知りました。
まず、デジカメの標準レンズでは厳しい!標準レンズでは、何処に鳥が写っているか分からない状態になります。昨年ブッポウソウを撮影しその際、同じ撮影場所に居合わせた方々のカメラセット内容を見てきていますが、かなりの内容です(お金がかかるということ)。
それでは以下に今私が鳥の撮影の為に欲しいカメラセット内容を記述してみましょう。
(但しこれは、皆さんから聞いた話を元に想像の部分もあります。また、定価を元に四捨五入や切捨てもありますのでそのつもりでご覧ください)
カメラ 約60万円
レンズ(800mm超望遠レンズ) 約180万円
マウントアダプター(レンズの倍率を上げる) 約7万円
(レンズの先に付ける)フード 約7万円
(丈夫な)三脚 約20万円
油圧式曇台(三脚に付けてレンズを振り回すためのもの) 約20万円
ここまでの合計は (約)294万円となります
小物も必要になってくるでしょうし、気付いていない物の値段もプラスされるでしょう。
一方、上記は定価を元に試算しています。買い方によってこれよりお安く買えるでしょう。
鳥を撮影される皆さん全てがこの様なカメラセット内容ではありませんが、鳥を撮影されている方の多くはこのようなセット内容で撮影されています。鳥を撮影していれば必然的にそうなるのだと考えます。
上表のようなセット内容が欲しい私ですが、現時点でカメラに300万円かけるわけに行きません。そのために高倍率(光学)ズーム、ニコンP600を昨年購入したのでした。次はそのP600についてのレポートです
まずは鳥の撮影に使ってみての率直な感想です。

・被写体に対して、オートフォーカスが遅すぎる(ピンと合わせが遅い)
・画質が荒い

ピント合わせに時間がかかることは鳥の撮影には致命的であることは確かです。補足しておきますと、時間をかけたならばピントが合うとばかりも限りません。合わずじまいのことが多いです。撮影していてイライラした気分になります。ちょうどこれは通信速度の遅いインターネット環境でイライラすること(イライラネット)とよく似ています。
いい面では、高倍率の割には価格が安い。私が昨年買った時には定価より安く、4万円ほどで買いました。今年の始めにはさらに安くなって、同じ店で2万7千円ほどになっていました。
もう一つ、動画撮影では画質の荒さは目立ちませんので、動画撮影に使うにはいいかもしれません。綺麗な動画です。
そして(今日)ここまでにクールピクスP600は生産終了だそうです。
(外観が同じ)新しいモデルが誕生しています・・・
・ P610 (オートフォーカス速度が上がった)
・ P900 (光学倍率が83倍になりました(P600・P610は光学60倍))
・・・
わたし、買う時期を間違えていたかもしれません。

チョット悲観的なお話になりましたが、買ってるP600でまだブッポウソウを撮ってはいません。工夫しながらでも使えるところで撮影してみたいと思います。
クマタカの写真で始まったこのお話ですが、カメラの話になりました。
クマタカに付きましては、機会がありましたらまた今度・・・。

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