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田舎暮らし目線ブログ

シュロの木

2011年08月15日 | 農業
シュロの木
これはシュロと呼ばれる木です。
昔から私たちの地域では、どこの家にもこの木があります。それはこの木から生活用品が作れていたからであろうと思います。
どのようなものが作れるのでしょうか?
本日は私が知る限りの範囲でご紹介します。


シュロの葉は大きい。
どこからどこまでを葉といっていいのかよく分からないところがあるが、優に50cmを超える半径があるのではないか?
シュロの葉の特徴からしても、定番になっているものが・・・

ハエたたき です。定番中の定番といったところです。

この ハエたたき 当然自然素材、手になじんで気持ちがいいんですよ!使っていると、柄の部分に光沢が出て、またこれがいいんです。
壊れて使い終われば、自然に還るところもいい。
シュロの木の木肌はちょっと変わっていて、細い糸状のものが、網目をなしています。
写真は木肌をむいだ(取った)物です。
網目状になったものをほぐして、色々な物を作ります。
そしてこちらの写真が、シュロの木肌から作ったロープになります。
結構丈夫なロープが出来上がります。

国産の高級な たわし の原料でもあるように聞いています。

このロープ(縄)、昔はこれを色々な用途で使用していたのでしょう。荷を荷車に結わえるのに使用したかもしれません。牛を結わえるにも利用したのかも・・・。

「絵日記」


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