お彼岸が過ぎ、桜の便りが聞かれる頃になりました。
3月は梵鐘口径3尺と喚鐘数口、銅器の鋳造を行いました。
梵鐘は古来から「古来から(鐘の)姿は平等院」と言い伝えがある、華やかな模様と流麗な姿が特徴の国宝の平等院を模写した、平等院型です。平安時代に造られた京都 宇治平等院の梵鐘のように、天人、唐草、唐獅子などの模様をあしらえています。
さらに今回は「鐘は3尺(90cm)」と云われるように、音も姿も美しいとされる寸法です。
写真は火入れの様子と完成見本です。
お彼岸が過ぎ、桜の便りが聞かれる頃になりました。
3月は梵鐘口径3尺と喚鐘数口、銅器の鋳造を行いました。
梵鐘は古来から「古来から(鐘の)姿は平等院」と言い伝えがある、華やかな模様と流麗な姿が特徴の国宝の平等院を模写した、平等院型です。平安時代に造られた京都 宇治平等院の梵鐘のように、天人、唐草、唐獅子などの模様をあしらえています。
さらに今回は「鐘は3尺(90cm)」と云われるように、音も姿も美しいとされる寸法です。
写真は火入れの様子と完成見本です。
2万人以上の方々が亡くなられた東日本大震災から5年が経ちました。
未だに避難生活を強いられている方も多くおられ、少しでも早い被災地の復興をお祈り申し上げます。
震災の時刻に合わせ、当社内の鐘堂にて鐘を8回撞き、亡くなられた御霊への鎮魂と東北各地の復興をお念じ申し上げました。
震災に遭われた方々にお話を伺うと悲しみの深さとともに、それ以上に復興へ踏み出す力強さを感じます。
思いを寄せることしかできませんが、全国各地で黙祷、御祈りとともに被災地へ供養の思いと前向きな力が少しでも伝わればありがたく思います。
日の出が早くなり、朝の陽光から春の近さを感じます。被災者の方々の心に花が咲きますよう、祈願申し上げます。