7月に本格的な夏を迎え、口径2尺3寸と2尺6寸の2口の梵鐘と祭鐘の鋳造火入れを行いました。
8月に入り お盆の時期となりました。
この時期は ご先祖様の供養のためにお寺へお墓参りに行かれたり、お仏壇に手を合わせたりされる方も多いかと思います。
また 戦争に思いを致す時期でもあります。
1945年8月6日に広島、9日に長崎に原子爆弾が落とされました。当時 21万人以上もの方々が犠牲となりました。そして78年前の15日には終戦を迎えました。
今日 私達が当たり前のように花火大会や夏祭りに参加し、穏やかに暮らすことができる中でも 戦争で犠牲になった多くの方々がおられたこと、平和の大切さを忘れてはならないと思います。
最近は梵鐘に「平和」「Peace」の文字を入れられる方が増えてまいりました。
平和を願うお寺様、お施主様のご依頼を受け 私達も心を込めて祈る思いで梵鐘づくり 銅像づくりに日々向き合っております。
世界中の全ての方々が心穏やかに暮らせる日が訪れることを心より祈念しています。