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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

谷内六郎画伯、妹を描く! ( ^_^)/~~~

テレビで「谷内六郎」画伯の特集番組を観ました。(^。^)

昨年放送された「美の巨人」の録画だったのですが、知らなかった事実も多く、胸に迫るものがありました。m(._.)m

御承知の方も多いと思いますが、谷内六郎さんの絵は、長く『週刊新潮』の表紙を飾っていました。(^-^)

写真は「こがらしのパレード」という作品です。m(._.)m

メルヘンティックな郷愁を誘う素朴な絵ですが、夜の列車の窓を写真のフィルムに見立てたり、海辺に続く屋並みが汽車になったり、その着想が素晴らしいですね。
ちなみに「谷内六郎館」は、横須賀美術館の脇に、別館として併設されているそうです。(^。^)

谷内六郎さんは、1921年(大正10年)に東京の恵比寿で生まれましたが、小さい頃は病弱だったそうで、千葉の外房の御宿は、静養のために暮らしていた町、とのこと。(^_^)

谷内六郎さんが『週刊新潮』の表紙絵を担当することになる前の年、「行ってしまった子」という作品が、第1回文藝春秋漫画賞を受賞したそうです。(^_^)

テレビの特集番組では、この絵に始まる、キャンバスの中の「少女」に着目、、、女の子の顔は、みんな素朴で「こけし」のように見えます。(^-^)

谷内六郎さんは、病弱で友達もなく、いつも絵を描いていた子供時代には妹の純子さんと遊んでいたそうですが、その仲の良かった妹の純子さんが、ある日、病気で亡くなってしまいました。(≧∇≦)

谷内六郎さんによる『週刊新潮』の表紙絵は約1300枚に上り、その絵のほとんどに、あの淋しげな少女が描かれています。( ; _ ; )/~~~

それは、若くして亡くなった妹・純子さんの記憶が、谷内六郎画伯の世界に閉じ込められ、絵画の中に反映された結果ではないでしょうか。( ^_^)/~~~

絵描きの人生がキャンバスに滲み出るような、芸術の凄みに畏怖の念を抱く一句。

「絵の隅に淋しき少女雪の空」  祖谷馬関

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