2年ぶりにシアターで観てきました。
"プロミシング ヤング ウーマン"
朝イチの回に行ったら、とても空いていてラッキーでした
この映画は母親がジェーンスーさんのラジオを聴いて私にゴリ押ししてきたんですね…
聞いた感じでは、ぶっ飛んだダークコメディかなって想像してたんですが。。
確かにダークコメディ要素はふんだんにありましたw
予告編です
以下冒頭部分を少しネタバレ⚠️
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この映画のタイトルは「前途有望な青年の将来を約束する」というある場面で使われる常套句を「女性」に置き換えています。
その常套句がどう使われるかって
お酒の出る場で、性被害に遭った女性がその旨を警察や学校、又は会社に訴え出ると、さも当然かのようにそう説得されるとのこと。
レイプドラッグを盛られた場合もです。
加害男性側の家柄や親が権力者の場合、証拠があっても揉み消されてしまう(証拠にならないと判断される)
そういう悪しき慣習的な問題を象徴する言葉をもじってるんです。
主人公を演じたキャリーマリガンは
"17歳の肖像" "私を離さないで"等に主演した🇬🇧の女優さんです。
↑の頃の彼女はとてもピュアなルックスと愛らしい表情をたくさんする女優さんだなぁという印象を私は持っていました。
今回の作品は、、
正直、彼女が主演だと知った時、想像がつきませんでした。。
夜な夜な、バーで酔ったフリをして
変態つけ込みクソ男を引っかけて、ビビらせる役ですからww
(毎度ヘンタイ男共にサイコ！と言われるw)
彼女を破滅的でリスキーな行動に走らせるのは何か。ナゼなのか。
復讐です。
自分のため
だけではありません。
大切な人の無念を晴らす為にです。
その彼女の大切な人とは、幼少期からの親友です。
共に医学部に入学し、医師を志していたんですね。
将来有望な彼女たちの人生が狂ったのは
大学構内で行われたパーティで起きた事件でした。
その事件が原因で、二人は医学部を中途退学します。
キャシー(キャリーマリガン)は親友とその場に居なかった自分をずっとずっと責めてるんです。
そして、レイプドラッグを親友の飲み物か何かに盛って、彼女をメチャクチャにぶっ壊した同級生達と、被害を相談しても相手にしようとしない友人や、揉み消し学長に強い怒りを持ち続けています。
親友の子は、段々と心身を病み、
亡くなりました(恐らく自死)
劇中で、キャシーは「恋愛も友人付き合いも結婚も出産もしたくないの。望んでないの。」と働いているカフェでオーナーの女性に話します。
彼女の両親は夜な夜などこかへ出かけて帰宅しないのに、友人や恋人を作らない娘のことを心配(母親は不審に思っているw)
して、プレッシャーをかけます。
父親は彼女の不安定さや原因となった事件→親友の死から立ち直れていないことを理解して、温かく見守ります。
彼女の心には根深い男性不信と、冒頭の常套句を使うようなヤツらへの怒りが巣食っていたんです。
ちなみにキャシーと親友が被害を訴えた学長は女性が演じています。
女性でもステレオタイプな男社会のルール、やり方で仕事をする人ってけっこういますよね。
私の元上司は外見は中年女性でしたが、
中身はパワハラ、セクハラ、性差別的な人でした。
(とても錯綜してますね〜ww)
女性だから？若い女の子を丸め込んで、共感するフリなんかして、諦めさせるように持っていくのが上手いんです。
タチが悪いです。
でも復讐魔となったキャシーはしっかりやり返してくれます😉
夢も将来も捨てて、カフェでアルバイトをしていた彼女のもとに医学部の元々同級生が現れるんです。
学生時代から気があったとかで乗り気じゃないキャシーを諦めずに誘う。
キャシーは不安や恐れを持ちながらも彼に惹かれていくんですね。
で、ここら辺から話が動き出します。
ネタバレは以上です。
キャリーマリガンは、悲しみや葛藤、純粋さをとても自然に表現する女優さんです。
今回の役柄は、
狂気と正気の境界で踏ん張って、どうにか自分を保とうとする姿・場面が多いです。
クライマックスに向かうにつれて、キャシーの覚悟、その覚悟をした過程で彼女がぶち当たってきた無数の情動に圧倒されて
というか、自分の中に広がってきて
泣き出しちゃいました🙈
シアター出ても涙止まらない
フィクションだけれど、とてもリアルな問題を含んだ映画です。
キャシーは多くの女性の中に居ると思います。
ただ、私のコンディションが良くなかったのもあり、引きずりました…w
人間不信に拍車がかった感じです。
でも観て良かったと思っています。
出来るだけ沢山の人に観てほしいです
ちなみに、前回最後に観た映画はジョーカーでした
最後にお気に入りのシーンとキャリーマリガンの可愛いお写真を
酔ったフリ〜
↑バールもってます
ヘアスタイルがごっつ可愛いんです(*˘ ³˘)♡
ヘアスタイルがごっつ可愛いんです(*˘ ³˘)♡
劇薬ナース❤️🩹
劇中のヘアスタイルやファッションにも注目の映画でした
監督とキャリーマリガンのインタビュー動画もぜひ
もっといっぱい起こってるんでしょうねぇ～
そういう説得？？で、泣き寝入りしている事 いっぱい有るんでしょうね。
痴漢にしても 何が良いのか・・・ 男の端くれとして 全く分かんないです。
そこかしこで起こってると思うと怖いですね…
私の友人もお酒は入ってませんでしたが、留学先で性被害に遭い、私は現地の緊急医療センターや相談場所のアドレスを送ることくらいしか出来ませんでした💧
彼女は結局訴え出ることなく、帰国し長い間苦しみました。
そういうのも重なっちゃってしんどかったです😞
この映画は、女性にとっても男性にとっても得るものがある作品だと思います。
男性からしたら、恐怖的かも知れませんが(笑) 身近な女性が自分をどう見ているのか、思っているのかという視点がたくさん散りばめられています。
maruさんは紳士ですから、劇中の男達に腹立つかもですね笑。
でも そっちの方向には、私行かないですね。
良さが わかりません。。。
チョット怖いけど（笑） 観る価値あり！！
ですね。
紳士ですとも！尊くんもmaruさんみたいな男性に育つんだろうなぁと思います😁
キャリーマリガン可愛いですし、セクシーなファッションや雰囲気も楽しめると思います♪
面白そうな映画ですね。私もここではなのですが、別で映画ブログを書いてますのでよかったら覗きに来てください。
ヘアスタイル、本当にめっちゃ可愛いですね！！
https://azm57.hatenablog.com/