[コロナ禍の本質とは]
-------(国際問題評論家・田中 宇氏のメルマガより転載)-------
コロナは、人の気道から他の人の気道に移る力が強いものの、
気道に付着しても多くの人は感染せず、あらかじめ持っている
自然免疫によってウイルスは感染せず撃退される。
だから「感染力」でなく「移る力」。
「感染」でなく「拡散」・「拡大」である。
新型コロナは他のふつうの風邪やインフルと同様、持病など
でたまたま免疫力が低下している人に付着した場合だけ感染
・発症し、免疫力がとくに弱い人は重症化する。
死ぬ人もいるが、そのほとんどは真の死因がコロナでなく持
病だ。持病持ちの人が風邪を引くと重篤になりやすいのと同
じだ。
重症化した場合だけ、体内に新型コロナの獲得免疫が作られ
る。
重症化する人がごくわずかなので、新型コロナの獲得免疫が
作られる人(免疫保有者)の割合もごくわずかなままだ。
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この考え方には同意する。
だから致死率がどの国でも0,02%未満なのだ。
普通の風邪と同じではないか。ではなぜ世界中で大騒ぎにな
ったのか?
「狼少年の逸話」と同じで、人々はこのウィルスが人から人
へ「移る力」(感染力ではない) の凄さに恐れをなし、パニッ
ク状態になったことによる。
「医療崩壊」と騒がれているのはなぜか?医学会の政治的な
発言を除いて、医療現場の状況は確かに厳しいことになって
いる。だがその原因はコロナのせいではなく、パニックへの
対応の仕方に誤りがあったのではないか。
「オオカミが来た」でパニックになった羊たち全部が小さな
小屋に逃げ込めば、小屋はたちまち崩壊する。
正解は、小屋をたくさん作ってやればよかったのだ。
もし政治家に勇気があるのなら、狼少年のネタになる「感染
検査」を今すぐ止めることだ。
これでみんなが安心して経済活動を再会できる。