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鍛冶俊樹の軍事ジャーナル (2024年9月7日号) *ウクライナ窮鼠かえって猫をかむ

2024-09-11 22:04:49 | 日記
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
(2024年9月7日号)
*ウクライナ窮鼠かえって猫をかむ
 8月上旬、ウクライナ軍が突如ロシア領のクルスク州に攻め込み、1000平方キロメートル以上を占領してしまった。これは東京都の半分ぐらいの広さである。今まではロシア軍に攻め込まれっぱなしで、ウクライナの6分の1がロシア軍の占領下にあるのだが、窮鼠(きゅうそ)かえって猫をかむとは、まさにこのことで、突然ウクライナが反撃に出たのである。
 だが広大なロシアで東京都の半分程度の面積を占領したからと言ってただちにロシアに勝利したことにはならないだろう。ウクライナ軍の真の狙いは何なのか?

 一説には停戦交渉を見据えた動きだとも言われている。米国の次期大統領候補トランプは自分が当選すれば即日、ウクライナ・ロシア戦争を終わらせると豪語している。ウクライナに武器を供給しているのは米国だから、米国が供給をやめればウクライナは直ちに停戦するしかない。
 その場合、現在ロシアが占領している地域が停戦ラインのロシア側になるから、ロシアにとって有利な停戦となる。そこでウクライナはロシア領の一部を占領し、停戦交渉において、これを交換条件としてウクライナ領を少しでも取り戻したいという思惑だというのである。

 もちろんトランプが当選するとは限らないが、カマラ・ハリスが当選したとしても、米国としてはいつまでも武器を供給し続けるわけには行かないから、いずれは停戦に乗り出さざるを得ず、ウクライナは停戦交渉対策としてクルスクを占領したと見るのは妥当な見方だと言えよう。
 この件について伽藍みーTUBEで話した。11分程度の短い動画であるから是非ともご視聴を。下記をクリック
https://youtu.be/3DbJ3J2vpd8?si=sLaV-fYLfN8T30sX

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