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あたらしいNATOのトップは「トランプの理解者」?    移民に厳しい元オランダ首相が就任

2024-10-03 12:54:22 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024年)10月3日(木曜日)
        通巻第8440号  <前日発行>
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 あたらしいNATOのトップは「トランプの理解者」?
   移民に厳しい元オランダ首相が就任
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2024年10月8日、NATO新事務局長に就いたマーク・ルッテ、「米国大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利する可能性に対する懸念」を吹き飛ばし、同時に「ウクライナを支援し続ける」と発言した。
NATO新旧事務総長交替の儀式後の記者会見での発言である。
ロシアについては「クレムリンが無謀で無責任な核兵器使用発言をしてはいるものの、核兵器に至る差し迫った脅威はない」との見解を示した。

 このルッテ(元オランダ首相)は、ロシアがウクライナを侵略し、中国が軍事力を増大している時期にNATOのトップとなる。
前任のストルテンベルグはトランプとは対立的だった。トランプ前大統領は防衛費を十分に支出しないNATO加盟国を保護しないと脅し、ウクライナ戦争を終わらせるためにロシアのプーチン大統領と迅速に合意すると主張している。

だが、ルッテは「心配していません。私は両候補(トランプとハリス)をよく知っています。ドナルド・トランプ氏とは4年間一緒に仕事をしました。支出を増やすよう圧力をかけてきたのはトランプ氏で、NATOの防衛支出は増えています。米国大統領選挙の結果がどうであれ、私は両候補と協力できるでしょう」

 ルッテの印象といえば、芸術家タイプ、繊細な感受性の持ち主で、音楽家でもある。ライデン大學では歴史学を専攻、卒業後はユニリーバにつとめ、2002年に政界入りした。
オランダも多数政党乱立の連立政権が繰り返され、ルッテは首相として連立を主導したものの『政権基盤』は脆弱と言われた。ルッテは首相時代、自転車通勤で知られた。
移民問題ではやや厳しい姿勢で臨んできた。

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