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「核を放棄したことを後悔しています」    ゼレンスキー大統領、アルジャジーラの独占会見で言明

2022-04-13 23:13:25 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和四年(2022)4月12日(火曜日)弐
       通巻第7298号
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 「核を放棄したことを後悔しています」
   ゼレンスキー大統領、アルジャジーラの独占会見で言明
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 4月9日、ゼレンスキーはアルジャジーラとの独占インタビューに応じて、「ウクライナが1994年に『ブダペスト覚書』に署名し引き換えに核を放棄したことを後悔していますか?」の質問に「そうです」と回答した。

 答弁は以下の通り。
 「はい。現在、核兵器を保有している国はすべて戦争被害にはあっていません。したがって、ウクライナがこれらの武器を放棄した場合、特定の国からの特定の保証が必要です。これ(ブタベスト覚書は、国連安全保障理事会の五ケ国がそれを保証したはずだった)に違反し、ロシアが侵攻してきた。 
 ですからその合意に違反する(ロシアの)責任に関する(次の停戦合意は)非常に具体的な規定を備えた、非常に具体的な法的合意である必要があります。
 私たちの場合、それは『ブダペスト覚書』でした。(保証してくれたはずの理事国は)大きなプレゼントを作るだけだった。
 ウクライナは、これによって何を獲得できましたか? 戦争を仕掛けられました。これがウクライナ弱体化の理由の1つです。私たちは自分たちの地位、防衛力、人口を弱体化させました。ウクライナは核兵器を放棄したことと引き換えに、多くの犠牲を出してしまったのです」

 また今後の見通しに関してゼレンスキーは次の発言をしている。「停戦交渉は継続されていますが、戦闘も続いています。ウクライナは中立国、非同盟国になることを望んでいますが、プーチン大統領と会見することになっても、ウクライナの立場は、主権国家としての地域的な安全保障であり、これが保証される国々が存在し、約束を履行してくれることです」。
核を持たない日本にとって、この発言は意味深である。

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