沖縄・台湾友の会

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ウクライナ侵攻、プーチンは次に何をやらかすか    対戦車に威力を発揮したミサイルを米英独蘭が供与した

2022-03-03 18:14:51 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
   令和四年(2022) 3月3日(木曜日)弐
        通巻7244号 
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 ウクライナ侵攻、プーチンは次に何をやらかすか
   対戦車に威力を発揮したミサイルを米英独蘭が供与した
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 ウクライナ侵攻、ロシア軍の進軍速度が止まっている。
 事前にアメリカはジャベリン(対戦車破壊用の携行ミサイル)を供与していた。
 英国はNLAW(軽戦車破壊ミサイル)を2000発供与していた。ほかにバズーカ砲などが合計18ケ国から供与され、緒線でロシアの戦車の進撃を減速させた。

 シャベリンは最大射程4000メートル、個人が持ち運び、肩から放てるスグレモノで、72時間の訓練で撃てるようになる。NLAWは一発4万ドルもするが、射程800メートル、携行用で、軽い戦車ばかりか、ヘリコプターも追撃できる。

 ドイツとオランダは、スティンガー・ミサイルの供与に踏み切った。これも携行用で、あのアフガニスタンでムジャヒデンがソ連軍の武装ヘリを次々と撃墜させ、とうとうソ連軍の敗北を招来させた逸品。
 ドイツはスティンガーを500発、オランダは200発。それぞれポーランドのNATO基地に送った。

 スティンガーは「毒針」という意味を持つ。
射程最大8000メートル、飛んでいる武装ヘリばかりか低空の戦闘機、輸送機、巡航ミサイルも赤外線追尾で攻撃が出来る改良型が開発されている。独蘭が供与したスティンガーが、どのタイプかは不明。

 ウクライナ市民は機関銃、ライフルなどの供与を受けており、これらは北欧やスペインからも供与された。銃器が行き渡らないところでは「モロトフ・カクテル」(火焔瓶)を大量に造っている。

 追加武器は陸続とポーランドに集結しており、ここでウクライナ軍に引き渡され、戦場への輸送はウクライナ軍隊が請け負っている。

 ウクライナ侵攻が開始されて、世界の株式は弱含み、原油価格暴騰、ロシア株式半減、ロシアルーブルは80%の暴落。金とビットコインは急騰した。

こうした市場状況の中で、18%も株価をあげたイスラエルの企業がある。
 「エルビット・システム」社で、ドローンやAIゴーグル、コンピュータ制御の戦地情報システムなど、AI戦争に活用が可能なハイテク企業で世界に拠点があって、従業員は一万数千人のハイテク企業だ。
イスラエルはウクライナ支援の急先鋒である。

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