実に不思議なアンテナの作り方。
スパイダーコイル枠を作って、コイル内径にあわせて放射版を張り付けたところ。
最初は「冗談・半分の・アンテナ」、
いざ実際に作ってみると「常識・外れの・アンテナ」
面白いことに、聞こえるし実際に飛ぶんですな、これが!!
今までは直径26cm以上のものを作っていたが、今回は直径14cmの小型にしてみた。
なので、18MHz用と思っていたが、スパイダーコイルの巻き方を工夫するとなんとか7MHzにできるようだ。
たった直径14cmの7MHz用送受信アンテナということだ。
常識的に考えると、スパイダーコイルの動作はコイル内を通る磁場でコイル内の磁界の変化に比例して誘導起電力を生じさせて受信に利用するものだ。
だが、この形状は常識からみれば、空間になるべきコイル内の真中の場所をアルミ板で塞いでいる。コイル内の磁界を遮断しているので受信にも送信にも使えるわけがない・・・・と思うのが常識だろう。
今は、このアンテナが送受用に使える理屈も理論も何も分からない。
ただ、同じ動作原理かなぁと思い当たるアンテナはある。
スパイダーコイルを巻いて、内径に合わせてアルミ板や銅板を張り付けるだけ。
スパイダーコイル線の内端はアルミ板に接続している。そしてここから給電している。
マッチングはフェライトコアを使ったトランスマッチでインピーダンスを合わせている。
なるほどなぁ!と楽しく実験の最中。この実験は簡単だし、少し工作の出来る人は遊べる。
しかし、思うような成果を出せなかったからといって文句を言われるのは遠慮する。
遊ぶ人は自己責任で!!
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