ボリビアから一時帰国中の新鋭ギタリスト兼ボーカリスト、秋元広行氏の期間限定ユニットのライブに行って来ました。グループ名をべビエルネス・ドルミンゴといい、”月曜から土曜まで飲んで、日曜だけ寝る”という意味のかなり酒好きなボリビア人の間で使われるユーモアあふれる造語だそうです。つくばでのライブはこのグループのライブ初日とのことで、かなり気迫のこもった聴きごたえのある素晴らしい内容でした。秋元氏は2000年から本場ボリビアでギターとボーカルの研鑽を続け、グルーポ・モソリャフタで活動、レコーディングもしている数少ない本格派日本人フォルクローレ歌手です。私がケーナ奏者の広岡太郎氏に昨年9月にラパスでお世話になったことがご縁でこのコンサートに足を運ぶきっかけになりました。彼はボリビア滞在中にケーナの第一人者ロランド・エンシーナス氏に師事し、一層磨きのかかった彼のケーナはボリビアの風と呼ぶにふさわしいものでした。またチャランゴ奏者の桑原健一氏は数少ない日本のチャランゴ奏者の中で第一線で活躍しているトヨ草薙氏に師事、さらにボリビアで1年以上の修行という貴重な経験を積んで、若い感性のチャランゴを聴かせてくれました。またこのグループの個性を一層際立たせてくれたのがバイオリン奏者の小松小百合さんでした。彼女はボリビアでバイオリン奏者として活躍され、フォルクローレ・オーケストラ、ムシカ・デ・マエストロスでの第1バイオリン担当、また日本人天才チャランゴ奏者、福田大治氏のサポートメンバーとしても活動されている数少ないフォルクローレ・バイオリン奏者です。
よってこのグループは、ケーナ、サンポーニャなど笛が主役の今の日本のフォルクローレ界において、新しい風を巻き起こしてくれることは間違いないでしょう。ボリビアにおいては”ムシカ・ナシオナル”と呼ばれる”ボリビアにおけるボリビア人が愛する音楽”の真実をレベルの高い演奏と歌で伝えてくれるとても良い機会でした。このユニットが期間限定とは誠にもったいない話だと感じました。詳細は→ビエルネス・ドルミンゴスのホームページをご参照下さい。
よってこのグループは、ケーナ、サンポーニャなど笛が主役の今の日本のフォルクローレ界において、新しい風を巻き起こしてくれることは間違いないでしょう。ボリビアにおいては”ムシカ・ナシオナル”と呼ばれる”ボリビアにおけるボリビア人が愛する音楽”の真実をレベルの高い演奏と歌で伝えてくれるとても良い機会でした。このユニットが期間限定とは誠にもったいない話だと感じました。詳細は→ビエルネス・ドルミンゴスのホームページをご参照下さい。