公園の冬鳥たちはほとんどが夏場を過ごす場所に移動してしまい、
今は鳥見を目当てに訪れる人もかなり少なくなりました。
そんな状態でもせっせと通っているのは、
ここではあまり見かけないキバシリにほぼ毎回、頻繁に会えるから。
キバシリは年に数回見かける程度なのに、
この一ヶ月で10年分くらい出会えて撮影させてもらっています。
とはいえ、毎回木登りシーンばかりでは能がないので、
今回は木登りしながら採餌しているシーンをピックアップしてみました。
キバシリ(木走)
この日は何度も何度も、今まででいちばん数多く姿を見せてくれました。
最初は、木登りシーンから♪
ずっと観察していて気づいたのは、天気のよい日はほとんど日陰側を登るということ。
なので、樹の右側にキバシリ、というアングルがほとんどです。
以下、咥えている羽虫などが見えるように、かなり無理をしてトリミング拡大したので、
ノイズが目立つ画像ばかりですが、そして、ピントが甘い画像がほとんどですがお許しを。
樹の溝に潜む羽虫のような虫を捕まえて食べています。
ユスリカとか、水生昆虫のカゲロウによく似ていますが、昆虫に詳しい方に聞かないと分かりません^^;
そんな虫を咥えたキバシリの右横は、樹皮に産み付けられた虫の卵ではないでしょうか。
虫などを捉えても、連射した次の画像を見るとすでにその虫は写っていないことが多く、
キバシリの食事は木登り以上に早いみたいです。
食べれば、出るものは出ます(笑)
キバシリとて同じ(^^♪
また採餌シーンを
もっと近くならもう少しはっきりと写っていたかもしれませんが、
この機材とこの腕前ではこれで限度^^;
時季的に、キバシリはもう少し標高の高いところに移動して繁殖活動に入るころだそうです。
頻繁に見かける番と思われるキバシリはここで繁殖するつもりなのかもしれません。
ならば、ぜひ求愛給餌のシーンを見たいものです(^^)/
撮影:2021年3月26日、長野県松本市