野鳥の水浴びのあとといえば、やはりお約束の羽繕いです。
この日、キバシリが水浴びをした後も羽繕いの様子が少しだけですが観察できました。
キバシリ(木走)
続けて3回水浴びをしたキバシリは、近くのオニグルミの木に飛び移りました。
なかなか姿が見えないので、移動して探しまわり、ようやく見つけました。
樹肌の裂け目に潜むごちそうを探しているのかな?
なんとなく、羽毛がまだ濡れているように見えます。
幹の反対側に行ったキバシリの姿が見えなくなっても、しばらくするとまた姿を見せてくれるのが常だったのですが、この日はなかなか戻ってきません。
もう少し回り込んで探してみると、ちょうど羽繕いをしているところでした。
ここからでも身体の半分くらいしか見えなくなったので、更に回り込んでみました。
キバシリの全身が見えるところで撮りましたが、正直言ってアップしたくない画像です
かなり暗くなってしまったので補正しましたが、それでもひどい画像だけど、
勇気を出して2枚アップしたのは、フワフワ羽毛や頭かきのシーンが写っていたから。
羽繕いを終えたキバシリは、また樹肌の裂け目の食べ物探しを始めました(*´ڡ`●)
晴れた日のキバシリは、日陰となる幹の右側にとまることが多いのですが、この日はどんよりくもり空だったので、
幹の左側にも姿を見せてくれました。
やはり、天敵から目立つ日向側よりも日陰側のほうが野鳥たちにとっては安全なのでしょう。
一番太いオニグルミの木に移ったキバシリが、この日最後に見たキバシリとなりました。
さらに上に昇ってから、落ちた!(笑)
3日続けてキバシリに出会うことができ、この日は3ヶ所でキバシリを観察することができました。
そしてなにより、前日のショボい水浴び姿ではなく、近い水辺で水浴びを見ることができ幸運でした。
どんより空はまだもう少し持ちこたえてくれそうだったので、もう3週間以上撮影できていない冬の青い鳥に会いに行ってみることにしました。
ダメで元々の気楽な気分だったのがよかったのか、ジョウビタキ♂が現れた後に姿を見せてくれたルリビタキの♂は30分くらいお付き合いしてくれました。
この日のお出迎えはキバシリ、お見送りはルリビタキ♂と、なんとも幸せな日だったのはいうまでもありません。
撮影:2021年3月12日、長野県松本市
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