私は結婚する前に小さい広告代理店に2年ほど勤めていたことがあります。
赤坂のTBSの近くにありました。
同じビルには有名な芸能事務所も2つくらい入っていました。
この頃が一番遊んでたのではないかなあ・・

この会社の前は○通という大手にいたのですが・・
「なんか違う」と思って周囲の反対を押し切り、まったく違う職種の広告代理店へ転職したのでした。
もともと「女優」などという恥ずかしい野望を持っていたため、
マスコミ関係の会社には惹かれるものがあったのでした

しかし、小さい広告代理店だった為、なんでもやらされるはめに~~

人件費節約と言って、焼肉屋のパンフレットのモデルや、便秘の薬の体験談を語るモデルやらやらされたり、雑誌のサクラのモデルとか・・
パンフレットのデザインも考えたり、カメラマンの助手したり、電話番、お使い(版下やさんにしょっちゅうだ)、
お水関係の店の名前考えたり、その他まあ、あらゆる事させられました。
社長の愛人の生活費の振り込みまでだ・・・

それでも、○通より、生き生きと仕事してたのは確かです。
この会社のグラフィックデザイナーで・・
自称 茨城のデビットボウイがいました!
私より後から入ってきた歳がひとつ下の男でした。
なんか、すごくデビットボウイに憧れていたのだなあ~。
ファッションもいつもばっちりデザイナーズブランド(当時のはやりの言葉)でかためていました。
背も高く185センチくらいあったような。
けっこう気があってよく飲みに行ったりしたのだが・・
とにかく、こいつはナルシストだったのだ。
髪の乱れとか常に気にする。ショーウィンドウに映る自分を見る見る見る(笑)
「ジャニ子さん、俺、デビットボウイに似てるって言われるんだ」
・・・と言われたのですが・・・
似てないよっ!
致命的な事に目が細い・・・。
目の細いデビットボウイなんてありえないじゃないかあ・・・

でも・・・
茨城のデビットボウイって感じはした。
しかもこのデビットボウイさんは茨城訛りバリバリであった。
返事に困った私はナルシストを傷つけないように・・
「う、うん。全体的に似てるね。」と言いました。
探したら、デビットさんのレコードが2枚出てきましたよ♪

初期のアルバムだなあ。たぶん弟の。
まあ、誰でも憧れの人はいて、その人に似てるって言われると嬉しいよね

私が、浜田麻里って言うのと同じだね。きっと

人によっては「デビットボウイに似てる~」って人もいるかも知れないって感じ。
だけど、彼、何故か、女と付き合うとうまくいかず・・(笑)
ナルシスト過ぎがネックだったのかなあ・・。
その後会ってないのでどうしてるか知らないが、もういいおっちゃんだろう。
私はデビットボウイ自体は、そんなに大好きってほどでもなかった。
キレイ過ぎる男って苦手なのじゃ。←ほんとかな(笑)
デビットボウイも、もう62歳なんだねえ・・・・・。
この曲聴くと、茨城のデビットボウイ君を思い出します

